2005年日本国際博覧会(愛知万博)記念1万円金貨プルーフ貨幣セットの詳細や価値
2005年日本国際博覧会記念1万円金貨プルーフ貨幣は2005年に愛知県の長久手市・豊田市・瀬戸市で開催された国際博覧会を記念して発行された記念硬貨です。全185日間で開催され、2200万人を超える来場者となるほどの大イベントでした。今回は2005年日本国際博覧会記念1万円金貨プルーフ貨幣の種類や特徴、買取価格アップのコツやポイントについて紹介します。
目次
2005年日本国際博覧会記念1万円金貨プルーフ貨幣とは
日本国際博覧会記念1万円金貨プルーフ貨幣は2005年の日本国際博覧会の開催を記念して発行されたプルーフ貨幣(記念硬貨)です。
この日本国際博覧会は「愛知万博」が略称で「愛・地球博」が公式愛称となっているため、愛知万博の呼び名のほうが馴染み深いかもしれません。
国際博覧会はいわゆる「EXPO」で、日本では1970年に大阪で開催されて以来の国際博覧会で、日本国内だけでなく世界中から注目される催しです。
今回の愛知万博では日本での万博史上最多となる世界120カ国を超える国が参加して大盛況で幕を閉じました。
それほど大型のイベントということもあり、この1万円金貨プルーフ貨幣も抽選で当選した人しか手に入らないなど購入制限のあるものとなりました。
2005年日本国際博覧会記念プルーフ貨幣セットの種類と特徴
2005年日本国際博覧会記念(愛知万博)を記念して発行されたプルーフ貨幣は、1万円金貨・1000円銀貨・500円ニッケル黄銅貨の三種類です。
1万円金貨と1000円銀貨に関しては、事前申し込みによる抽選でしか購入できなかったため、手にできたのは運良く抽選によって購入権利を得られた人だけでした。
1万円金貨の表面デザインテーマは「地球とその自然」で、「愛・地球博」の文字と地球、そして愛知県の県鳥でもある「コノハズク」がデザインされています。
裏面デザインテーマは「シンボルマークと大地」で、愛知万博のシンボルマークとともに5本のラインによって大地が表現されたデザインです。
・発行年:2004年(平成16年)
・品位:99.9%(純金)
・重量:15.6g
・直径:26mm
・額面:1万円
・発行枚数:7万枚
2005年日本国際博覧会記念プルーフ貨幣セットの買取価格をアップさせるコツやポイント
ここからは、2005年日本国際博覧会記念プルーフ貨幣を少しでも高く売るためのコツやポイントを紹介します。
付属品があれば捨てないで取っておく
購入時のケースや保証書などがあるプルーフ貨幣は、一緒に買取してもらうのが高く売るためのポイントです。当然ながら、プルーフ貨幣単体でも価値があるものですが、ケースや保証書があることでプラス評価となる場合が多いです。
また、プルーフ貨幣が入っているケースは硬貨を傷から守る意味合いもありますので捨てずに取っておきましょう。
プルーフ貨幣は良い状態を保っておこう
2005年日本国際博覧会記念1万円金貨はプルーフ加工が施されたプルーフ貨幣です。
そのため、見た目の美しさも評価の対象となります。普段は専用のケースに入れておき、金貨に傷がつかないよう大切に保管しておくと良いでしょう。
プルーフ貨幣は専門の知識を持った査定士のいる業者に買取依頼しよう
2005年日本国際博覧会記念1万円金貨プルーフ貨幣の価値をしっかりとみてくれる査定士がいない業者だと、額面での買取になったり地金相場のみでの買取になることがあります。
それらに加えて、プレミアとなる希少性の部分を判断できる専門知識のある査定士がいる買取業者に買取依頼をしたほうが買取価格が高くなるケースも多いのです。
また、希少性の高いプルーフ金貨では売却時期によって需要と供給のバランス、市場流通の状態などによっても買取価格が変動します。
2005年日本国際博覧会記念1万円金貨プルーフ貨幣をはじめ、プルーフ貨幣や記念硬貨、古銭買取で少しでも高く売りたい場合は買取実績のある大手の買取業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
2005年日本国際博覧会記念プルーフ貨幣では1万円金貨・1000円銀貨・500円硬貨が発売されましたが、硬貨の素材や発行枚数など希少性の側面からみると1万円金貨が高価買取価格がつきやすい状態となっています。
アジアでの登録博は上海を除くと大阪と愛知だけであり、規模が大きい国際博覧会はそれだけ価値のある催し物です。
それゆえ、国際博覧会関連のプルーフ貨幣はコレクターからも比較的人気の高い商品となっているため、高価買取が期待できるといえるでしょう。