東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セット(流鏑馬と心技体)
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣は2021年に日本で行われた東京五輪開催を記念して発行された記念硬貨です。大会に関連した記念硬貨はいくつかの種類がありますが、今回は当プルーフ貨幣の特徴や種類などを中心に高価買取のポイントを紹介します。
目次
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セット(流鏑馬と心技体)とは
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セットは2021年7月23日から8月8日にかけて行われた東京五輪の開催を記念して発売されました。
日本での五輪開催は1964年の東京大会に続いて57年ぶり2回目の開催となっただけに、日本国民の多くが注目したスポーツの祭典となりました。
このようなオリンピック競技大会を記念して発行されるプルーフ貨幣は、毎回開催国で発行されており、開催国独自のユニークなデザインに仕上がっているものが多いため収集家からの注目を集める記念硬貨の一つです。
東京2020オリンピック競技大会記念貨幣として発売されたのは発行時期や目的によって大きく5つの種類に分類でき、発行分ごとにデザインが分かれています。
それらの種類としては、
・リオ2016-東京2020 オリンピック競技大会開催引継記念
・第一次発行分
・第二次発行分
・第三次発行分
・第四次発行分
と、分かれています。
今回取り上げるのは図案が「流鏑馬と心技体」のプルーフ貨幣で、「第一次発行分」の一万円金貨幣にあたるものです。
東京2020オリンピック競技大会記念貨幣での「一万円金貨幣」は第一次発行分の「流鏑馬と心技体」と第三次発行分の「勝利と栄光と心技体」のみで、第二次発行分や第四次発行分においては金貨幣の発行はありませんでした。
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セット(流鏑馬と心技体)特徴
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣は、日本らしいデザインによって仕上がっているのが特徴です。
表面には日本の古式弓馬術でもある「流鏑馬(やぶさめ)」と「心技体」のデザイン文字が描かれています。裏面には「東京2020オリンピック競技大会のエンブレム」がデザインされています。
・発行年:2018年(平成30年)
・品位:99.9%(純金)
・重量:15.6g
・直径:26mm
・額面:1万円
・発行枚数:4万枚
なお、第一次発行分では一万円金貨幣の他に、千円銀貨幣(図案は水泳)と百円クラッド貨幣(図案はフェンシング)が発売されています。
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セット(流鏑馬と心技体)の買取価格をアップさせるコツやポイント
ここからは東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣を少しでも高く売るためのコツやポイントを紹介します。
付属品は一緒に買取依頼に出そう
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セット(流鏑馬と心技体)には購入時の付属品があります。この付属品は買取依頼時に一緒に査定してもらうようにしましょう。
こちらのプルーフ貨幣セットに付属している「木製の特製ケース」には磁石が付いていて、ケースを組み替えることによってプルーフ記念硬貨を飾れるようになっている特殊なものです。
当然ながら、純金でできているプルーフ貨幣自体に価値があるものですが、付属品があることで買取価格がアップする可能性が上がります。
プルーフ貨幣を高く売るには良い状態を保っておこう
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣はプルーフ加工されているため、見た目も非常にきれいな仕上がりとなっています。
このようなプルーフ貨幣では傷の有無が査定額にも大きな影響を及ぼしやすいため、高く売るためには良い状態を保っておくことが大切です。
必要なとき以外は専用のケースにいれておき、取り扱いには充分に注意しましょう。
プルーフ貨幣を高く売るには買取実績の多い業者に買取依頼しよう
プルーフ貨幣は希少性や保存状態の良し悪しをしっかりと見極めることができる専門業者に依頼するのが高く買い取ってもらうための重要ポイントです。
プルーフ貨幣がもつ本来の価値が見極められず、「個人がフリマで出品して安く売ってしまった」などといった例はいくつもあります。少しでも高い金額での売却を考えているときは、買取実績の多い大手の買取業者に依頼するようにしましょう。
福ちゃんでは専門知識を持った査定士が一枚ずつ丁寧に査定していますので、ご不要になったプルーフ貨幣や記念硬貨などを売る際はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回の東京2020オリンピック競技大会記念におけるプルーフ貨幣セットに使われた素材は「金、銀、白銅及び銅」とさまざまで、まるでオリンピックのメダルのようでもあります。
プルーフ貨幣においては国内外での評価にも多少のばらつきがあるものですが、日本が開催国となったオリンピック記念硬貨だけに一般販売された際も相当な人気がありました。
素材やデザイン、そして発行枚数制限による希少性を考えると、東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セットは高価買取が期待できる記念硬貨といえるでしょう。