ジョージ5世5ポンドソブリン金貨(イギリス1911年銘)の特徴や価値について解説
ジョージ5世5ポンドソブリン金貨は1911年にイギリスで発行されたプルーフ金貨です。同金貨はプルーフ仕上げとなっているため見た目も美しく、コレクターからの人気も高い硬貨です。今回は数あるソブリン金貨の中でジョージ5世が描かれた5ポンドソブリン金貨を紹介します。
目次
ジョージ5世5ポンドソブリン金貨(1911年銘)とは
ジョージ5世5ポンドソブリン金貨は1911年にイギリスで発行されたソブリン金貨です。ジョージ5世の肖像が描かれたソブリン金貨は1911年から1925年にかけて発行されています。
ジョージ5世はアルバート・エドワード(エドワード7世)とアレクサンドラ妃の次男でヴィクトリア女王は祖母にあたります。また、第一次世界大戦(1914年から1918年)や世界恐慌など激動の時代を生き抜いた人物でもあります。
ジョージ5世5ポンドソブリン金貨(1911年銘)の特徴
1911年銘のジョージ5世5ポンドソブリン金貨はプルーフ金貨となっていることから見た目も非常に美しく、記念硬貨として扱われることもあります。
また、こちらのプルーフ金貨は単年発行かつ発行枚数が2812枚と非常に少ないため希少性の部分でも高評価を得やすい硬貨です。
表面にはジョージ5世の肖像が横顔で描かれており、ソブリン金貨でよく見かける月桂冠はありません。裏面には発行年である「1911」とドラゴンと戦う聖ゲオルギオス(セントジョージ)が描かれています。
・発行年:1911年
・品位:91.7%(金)
・重量:39.94g
・直径:36.1mm
・額面:5ポンド
・発行枚数:2812枚
ジョージ5世5ポンドソブリン金貨(1911年銘)の買取価格をアップさせるコツやポイント
ここからはジョージ5世の5ポンドソブリン金貨を少しでも高く売るためのコツやポイントを紹介します。
ソブリン金貨は良い状態を保っておこう
金貨の買取価格を少しでも高くするには良い状態で硬貨を保管しておきましょう。
傷や劣化が少ないほど高価買取への期待が高まります。ただし、金貨をキレイにしようと無理に磨くと傷が入ってしまう恐れもあるため過度なお手入れは不要です。
ソブリン金貨は専門の知識を持った査定士のいる業者に買取依頼しよう
ソブリン金貨は種類も多く発行年代や銘文刻印によっても買取価格が異なります。
ジョージ5世のソブリン金貨に関しては贋物も多く存在していることもあり査定士の知識や真贋を見分ける目が必要となります。
発行から年月が経過していることから古銭や記念硬貨として取り扱いされることもあるソブリン金貨は、買取実績のある大手買取業者に依頼すると良いでしょう。
まとめ
イギリスの本位金貨として鋳造されたソブリン金貨は歴史も長く、コインコレクターから人気のある金貨の一つです。
中でも、こちらの1911年のジョージ5世ソブリン金貨はプルーフコインで見た目も美しい上に発行枚数が非常に少ないことから希少性もある硬貨となっています。
また、100年以上前に発行された金貨ですので保存状態が良いものは高値が付きやすく、高価買取が期待できる逸品だといえるでしょう。