中国紫禁城公式金貨(北京故宮博物院記念金貨)セットの種類や特徴を解説
中国紫禁城(しきんじょう)公式金貨セットは中国の記念硬貨で1997年に発行されました。今回は中国国内だけでなく国外でも非常に有名な建造物である紫禁城をモチーフにした記念硬貨の特徴や種類について紹介します。
目次
中国紫禁城公式金貨とは
中国紫禁城公式金貨は1997年に中国の中国人民銀行が発行、中国金幣総公司(現:中国金幣集団有限公司)販売による記念硬貨です。
紫禁城は中国の北京市にある伝統建築であり、ユネスコ世界遺産に認定されている文化遺産(※執筆現在)です。また、中国の三大宮廷建築の一つとして世界中からの観光客が訪れる建物でもあります。
そんな紫禁城がモチーフになった記念硬貨ですが、紫禁城は現在「北京故宮博物院」となっていることから「北京故宮博物院記念金貨」とも呼ばれます。
中国紫禁城公式金貨セットの種類と特徴
中国紫禁城公式金貨セットは異なるデザインの金貨が4枚のセットになった商品です。それぞれの金貨に対してナンバーの入った鑑定書が付属する枚数限定の記念硬貨となっています。
中国紫禁城公式金貨の裏面デザインは共通で「午門」が描かれています。午門は紫禁城全体の南門にあたり、天安門を入った北側に位置します。
そして、表面デザインには紫禁城の見どころである景観がそれぞれ以下のように描かれています。
皇帝が生活したり政務を執ったり役人や外国使節と会ったりする場所として使われていた「乾清宮」とその内観である「乾清宮内景」、5つの橋がかかった「金水橋」、木々が植えられている庭園の「御花園」が美しく表現されています。
・別名称:北京故宮博物院記念金貨
・発行年:1997年
・品位:99.9%(金)
・重量:7.78g
・直径:22mm
・額面:25元
・発行枚数:4000枚
中国紫禁城公式金貨セットの買取価格をアップさせるコツやポイント
ここからは、少しでも高く中国紫禁城公式金貨セットを売るためのコツやポイントを紹介します。
付属品があれば捨てないで取っておく
中国紫禁城公式金貨セットを購入時に付いていた付属品は一緒に査定に出すようにしましょう。記念硬貨は専用のケースや保証書などがあれば硬貨単体よりも査定額が付きやすくなります。
また、中国紫禁城公式金貨のようにセット販売されたものであれば、セットのまま売る方が高評価をつけやすくなりますので、売却時にはまとめて買取依頼に出しましょう。
記念硬貨は良い状態を保っておこう
記念硬貨は少しでも良い状態のままで売るのがポイントです。そのためには、金貨に傷をつけないように日頃から保管方法には気をつけましょう。
専門の知識を持った査定士のいる業者に買取依頼しよう
中国紫禁城公式金貨のような海外コインや記念硬貨は専門の知識を持つ買取業者に依頼するのが高価買取のポイントです。
市場にあまり出回らないようなレアなコインだと、希少性を評価してもらうためには経験や知識が必要なケースもあります。
福ちゃんでは中国紫禁城公式金貨を中心とした記念硬貨や古銭の買取に対応できる経験豊富な査定士が在籍していますので買取依頼の際は安心してお任せください。
まとめ
中国紫禁城と聞いてピンと来ない人も「天安門」や「天安門広場」には聞き馴染みがある人もいるのではないでしょうか。
天安門は紫禁城の第一門であり、かつては紫禁城の正門とされていました。また、映画「ラストエンペラー」の舞台となった建物でもあります。
そんな伝統ある建物である中国紫禁城がモチーフとなった中国紫禁城公式金貨セットは、金貨という地金価値に加えて発行枚数による希少性もある記念硬貨といえるでしょう。