- 古銭
- 2022.11.15
ウルトラハイレリーフ「ダブルイーグル20ドル金貨」の価値は?記念硬貨の図案や特徴を解説

ウルトラハイレリーフ「ダブルイーグル20ドル金貨」はセント・ゴーデンスのデザインによるダブルイーグル金貨が元になっている記念硬貨でアメリカで2009年に発行されました。ハイレリーフ技法が施された同金貨の特徴を踏まえながら高価買取のコツやポイントを紹介します。
目次
ウルトラハイレリーフ「ダブルイーグル金貨」とは

ウルトラハイレリーフダブルイーグル金貨は2009年にアメリカで発行された記念硬貨です。
1907年に発行されて数億円の金額がつくとされているセント・ゴーデンスがデザインしたダブルイーグル金貨の復刻版であるため、同金貨もデザインも自由の女神とイーグルでの構成となっています。
ウルトラハイレリーフ「ダブルイーグル金貨」の図案や特徴

ウルトラハイレリーフダブルイーグル金貨の特徴としてはそのデザインにあります。なんと厚さ4mmの金貨で、名称にあるようにハイレリーフの技法によって表現されています。
画像だと伝わりづらいのが残念ですが、実際に目にすると立体的な浮き彫りによって表面に描かれたデザインである自由の女神が浮き上がっているようにも感じられます。
また、裏面のデザインには鷲が描かれており、イーグルの名にふさわしい芸術的な記念硬貨です。
▼ウルトラハイレリーフダブルイーグル金貨の概要
・発行年:2009年
・品位:99.99%(24K)
・重量:1オンス(約31.108g)
・直径:約27mm
・額面:20ドル
・状態:プルーフ仕上げ(Proof)
ウルトラハイレリーフ「ダブルイーグル金貨」を高く売るためのコツやポイント

ここからはウルトラハイレリーフダブルイーグル金貨の買取価格を少しでもアップさせるためのコツやポイントを紹介します。
付属品があれば捨てないで取っておく
記念硬貨を高く売るコツは購入時に付属している専用のケースや保証書などの付属品を一緒に買取に出すことです。
ウルトラハイレリーフダブルイーグル金貨には純正ケースがありますので、査定時にはそれらも忘れずに持っていきましょう。
記念硬貨は良い状態を保っておこう
ウルトラハイレリーフダブルイーグル金貨には専用のケースがあるため、裸の状態で金貨を保管していることはないでしょうが、記念硬貨は買取に出す際に良い状態であればあるほど高価買取されやすくなります。
純金製の金貨は傷が付きやすいため、強い力を加えたり研磨剤の入った溶剤を使ってゴシゴシと磨くのは厳禁です。細かい傷でも査定額が下がってしまうこともありますので気をつけましょう。
専門の知識を持った査定士のいる業者に買取依頼しよう
市場にあまり出回らないような希少性の高い記念硬貨は専門の業者に買取依頼するのがポイントです。国内外の記念硬貨や古銭の買取実績のある大手の買取業者を利用しましょう。
まとめ

ウルトラハイレリーフダブルイーグル金貨は2009年の単年発行かつ枚数限定の記念硬貨であることから希少性のある金貨です。
特に、1907年当時の技術では浮き彫りのデザインがうまく実現できなかったものが、厚みのある金貨に強い圧縮をかけることによって実現させるなど、長年の夢を叶えた記念硬貨とも言えるでしょう。
それゆえ、鉱物としての価値だけでなく美しいデザインがコレクターからの評価を高いものにしており、状態が良ければ高価買取への期待ができる逸品といえます。