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  • 2022.10.18

香港回帰祖国記念金貨の買取価格はいくら?知っておきたい金貨の特徴や価値

香港回帰祖国記念金貨は、1995年に中国で発行された希少価値の高い記念金貨です。発行枚数が非常に少なく、コレクターの間で高い人気を誇っています。

一国両制」の文字と鄧小平の肖像が刻印されたこの金貨は、歴史的にも重要な意味を持つ逸品といえるでしょう。この記事では、香港回帰祖国記念金貨の種類や特徴、そして高価買取を実現するためのポイントまで詳しく解説します。

香港回帰祖国記念金貨とは

香港回帰祖国記念金貨の買取価格はいくら?

香港回帰祖国記念金貨は、「ほんこんかいきそこくきねんきんか」と読み、1995年に中国で発行されました。

これは、イギリスの植民地統治下にあった香港が1997年に中国へ返還されることを記念して発行されたものです。香港の返還は歴史的な出来事であり、この金貨はその象徴として発行されました。

香港は、1842年の南京条約によってイギリスの植民地となりました。その後、長きにわたりイギリスの統治下に置かれていましたが、1984年の英中共同声明により、1997年に中国へ返還されることが決定。

中国共産党政府は、香港返還にあたり「一国両制」という政策を提示しました。これは、香港においては中国本土の社会主義体制とは異なる制度を維持するというものです。

一国両制」の文字は香港回帰祖国記念金貨に刻印されており、この制度を提唱した鄧小平の肖像も描かれています。

香港回帰祖国記念金貨は、実際の返還の2年前である1995年に発行されました。これは、返還決定という歴史的瞬間を記念するためであったと考えられます。

香港回帰祖国記念金貨のデザインや特徴

香港回帰祖国記念金貨のデザインや特徴

香港回帰祖国記念金貨は、発行枚数がわずか228枚と極めて少ないため、非常に希少価値の高い金貨となっています。

表面「天安門と牡丹」

表面デザインには、中央に中国の象徴である天安門と美しい牡丹(ボタン)の花が描かれ、簡体字中国語で「中華人民共和国」の文字と発行年「1995」が刻印されています。

裏面「鄧小平と一国両制」

裏面には、「鄧小平」の肖像と香港の風景が描かれ、「一国両制」の中国語表記と英語表記(ONE COUNTRY TWO SYSTEMS)、そして額面である「500元」が刻印されています。

▼香港回帰祖国記念金貨の概要
・純度:24K
・発行枚数:228枚
・質量:5オンス
・額面:500元
・発行年:1995年

香港回帰祖国記念金貨を高く売るためのコツやポイント

香港回帰祖国記念金貨の価値

香港回帰祖国記念金貨は、世界的に見ても流通枚数が非常に少ないため、高価買取が期待できます。とくに、付属品がそろっていて状態の良いものは、さらに高値で取引される可能性もあるでしょう。

ここからは、少しでも高く売るためのコツを紹介します。

付属品があれば捨てないで

購入時の専用ケースや鑑定書などの付属品は、査定額に大きく影響します。紛失しないよう大切に保管し、査定の際には必ず一緒に持参しましょう。

良い状態を保っておこう

金は熱に弱く、傷つきやすい素材です。保管の際は、高温多湿を避け、硬貨を直接手で触らないようにしましょう。変色や傷を防ぐため、専用のケースに入れて保管することをオススメします。

金貨を無理に磨いたり、洗浄しようとすると、かえって細かい傷がついてしまい、価値を下げる可能性もありますので注意が必要です。

専門の業者に持ち込もう

香港回帰祖国記念金貨のような希少性の高い金貨は、専門知識を持った査定士に鑑定してもらうことが重要です。

専門業者であれば、金貨の真贋を見極め、適切な価格で査定してくれます。信頼できる業者を選び、安心して取引を行いましょう。

福ちゃんでは外国記念硬貨買取の専門知識が豊富な査定士が在籍していますので、「少しでも高く売りたい」とお考えの際にはぜひ弊社にお任せください。

まとめ

香港回帰祖国記念金貨は発行枚数が「228枚」という希少性がクローズアップされがちですが、硬貨自体の素材が「純金」だというのも注目すべき点です。

このように純金としての素材価値とデザインを含む希少性を考えると、記載されている額面以上の高価買取が期待できる記念硬貨といえるでしょう。

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