中国古銭!国際児童年記念450元金貨はどのくらいの価値があるのか?

1979年に中国で発行された「国際児童年記念450元金貨」。

中国古銭の中でも、高い価値を認められている記念硬貨のひとつです。発行から40年以上が経過し、市場に出回る枚数は限られているため、その価値は年々高まっているといえるでしょう。

本記事では、国際児童年記念450元金貨の魅力を多角的に紹介します。種類や特徴、発行の背景、そして高価買取を狙うためのポイントなど。

国際児童年記念450元金貨に価値はあるのか知りたい
金貨の概要や詳細を知りたい
手元にある中国古銭を高く売りたい

古銭コレクターだけでなく、金貨に興味を持ったばかりの方にも分かりやすくお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。

国際児童年記念450元金貨とは

高価買取!?国際児童年記念450元金貨の価値や種類について調べてみた

国際児童年記念450元金貨とは1979年に発行された中国の記念硬貨です。

発行枚数も限定されている上に発行からの年数がしばらく経過していることから入手しづらく、希少価値の高いコインとされています。

日本市場での流通も少なくプレミアコインの部類に入り、記念硬貨コレクターや中国コイン収集家の間でも人気の高い金貨です。

1979年に国際児童年記念450元金貨が発行された経緯

高価買取!?国際児童年記念450元金貨の価値や種類について調べてみた

「国際児童年記念450元金貨」は、1979年に「ユネスコ」が宣言した「国際児童年」を記念して発行されました。

国際児童年とは?

・1959年:児童の権利に関する宣言が国連で採択
・1979年:ユネスコが国際児童年を宣言
・1989年:児童の権利に関する条約が国連で採択

1979年、ユネスコが国際児童年を宣言しました。国際児童年は世界中の子どもたちの権利と、福祉の向上を促進するためのものです。

国際児童年は、子どもたちの権利に対する意識を高める上で重要な役割を果たし、その後の様々な国際的な取り組みの礎となりました。

とくに、教育の普及、保健医療の改善、児童労働の撤廃など、子どもたちの福祉向上に向けた具体的な行動を促進するきっかけになったのです。

国際児童年を記念して発行された記念硬貨や切手は、この国際的な取り組みを象徴するものであり、コレクターズアイテムとしても高い価値を有しています。

この「児童の権利に関する宣言」から20年後となる1979年の国際児童年、中国で記念硬貨として発行されたのが「国際児童年記念450元金貨」です。

国際児童年記念450元金貨の種類や特徴

高価買取!?国際児童年記念450元金貨の価値や種類について調べてみた

国際児童年記念450元金貨は1種類のみです。

表面には、450元の額面表記のほか、女の子がじょうろで植物に水をあげている姿とその隣にスコップを持って見守っている男の子の姿が描かれています。

裏面には、中央に国章が描かれていてその周りに中華人民共和国(※実際は簡体字中国語で表記。画像参照)の文字と1979の数字が刻まれたデザインです。

国際児童年記念450元金貨の素材は、名称に含まれているとおり「」で構成されています。記念硬貨としての価値はもちろんのこと、鉱物としての金の価値も持ち合わせた商品です。

また、同商品のサイズは直径27ミリ、重量17.17グラムで構成されたとてもキレイなプルーフ貨幣です。

「プルーフ貨幣」ってなに?

記念硬貨にはプルーフ貨幣と呼ばれるものがあります。国際児童年記念450元金貨はプルーフ硬貨のひとつです。このプルーフはなにかというと「プルーフ加工」されているものを指します。

簡単にいうと、コインの表面をピカピカになるように加工してキレイな状態にしたものです。これには、鏡かと思うくらいの鏡面仕上げになっているものも。

見た目が非常に美しいため、記念硬貨コレクター向けに加工されるのが主な目的です。

▼国際児童年記念450元金貨の概要
・品位:金90%
・重量:約17.17g
・直径:約27mm
・額面:450元
・状態:プルーフ(Proof)
・発行枚数:12,000枚
・発行年:1979年銘
・発行国:中華人民共和国

国際児童年記念450元金貨を高く売るためのポイントやコツ

高価買取!?国際児童年記念450元金貨の価値や種類について調べてみた

国際児童年記念450元金貨は希少性が高い商品の部類に入ります。さらには金貨という素材の特性上、資産価値もあるため高価買取も期待できます。

このような記念硬貨は通常の金貨とは異なり、金の市場レートだけでは判断できない付加価値があります。そのため、市場レートだけでなく商品の状態も重要です。

そこで、以下ではお手持ちのコインを少しでも高く売るためのポイントやコツを紹介します。

ケースや証明書などの付属品は査定額アップの可能性も

国際児童年記念450元金貨には本体コインの他にケースや証明書が存在します。

記念硬貨単体よりも購入した時のケースや証明書をお持ちなら一緒に査定に出すようにしましょう。ケースや証明書などの付属品があれば査定額アップの可能性が高まります。

きれいな状態を保っておこう

国際児童年記念450元金貨を買取に出す際は、可能な限りキレイな状態でもっていくようにしましょう。ただし、コインを無理に磨くのは厳禁です。

商品自体を傷をつけてしまい、査定額が下がってしまう可能性もあります。

もともと、金は傷つきやすい鉱物です。そのため、コインとして加工された形状であっても力を入れて磨くことは避けるようにしましょう。

とくに、素手で触ってしまったり研磨剤の入った洗浄薬品を使ってしまうと、変色したり小さな傷が入ってしまうこともありますので絶対にやめましょう。

お手入れする際は傷がつかない柔らかい布で表面のホコリをサッと拭く程度で十分(必要なければ触らないのが無難)です。

専門の業者に持ち込もう

国際児童年記念450元金貨の額面は450元となっています。2022年10月現在での450元は日本円に換算すると約9200円ですが、同商品は額面以上の買取が期待できる商品です。

もちろん、査定時期や保存状態によって金額は左右することもありますが、国際児童年記念450元金貨を少しでも高く売るなら「福ちゃん」にお任せください。

まとめ

国際児童年記念450元金貨は希少価値が高いコインとして位置づけられています。現に、市場での流通も少ない商品のため、売却では高い買取価格に期待できます。

外国コイン、記念硬貨の中でコレクターからの人気が高いのもポイントです。

近年の世界情勢を見ると、何かをきっかけにコレクターたちが手元にある商品を一斉に手放すタイミングが来てもおかしくない状況です。流通数が少ない今だからこそチャンスと捉えて持ち込まれる方も増えてきています。

査定をご希望の際は付属品や保証書と一緒にお持ちください。もちろん、付属品がない場合でも硬貨単品での査定や買取も可能です。

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