銭形平次で有名!「寛永通宝」の古銭買取価値
穴銭と言えば、「寛永通宝」や「和同開珎」などが有名ですね!
今回の古銭買取コラムでは、福ちゃんにお問い合わせも多い「寛永通宝」についてご紹介します。
そもそも穴銭とは…?
穴銭とは硬貨の中央に穴が開いている古銭の事です。
身近なところで言うと「5円玉」や「50円玉」も穴銭です。
日本の代表的な穴銭と言えば「寛永通宝」や「和同開珎」などが有名ですが、穴銭の種類は無数と言えるほど数多くあり、古銭買取市場でも人気がありますね。
寛永通宝とはどんな貨幣?
寛永通宝(かんえいつうほう)とは、日本の古銭のことで江戸時代に広く流通しました。
寛永通宝が使われた時代は、江戸時代から明治の初期までの約240年といわれ、庶民の通貨として使われ続けました。寛永通宝は「古寛永」と「新寛永」に大別されます。
古寛永と新寛永について
寛永通宝には古寛永(こかんえい)と新寛永(しんかんえい)があると前述しましたが、鋳造された時代によって区別しています。寛永通宝のうち、万治2年(1659年)までに鋳造されたものを「古寛永」と呼び、しばらく鋳造されない期間を経て、寛文8年(1668年)以降に鋳造されたものを「新寛永」と呼んでいます。
このように古寛永と新寛永に大別していますが、寛永通宝は長きに渡り鋳造されため、製法や書体がわずかに違うものなどが多く存在し、その種類は数百種にも及びます。
寛永通宝の買取価値
寛永通宝は現在でも多く流通しているため、古銭としての価値は高い方ではありません。
1枚では買取価格が付かない事もあり、まとまった数がある場合に初めて買取価格が付くケースもあります。ただし寛永通宝の中には発行枚数が少なかったり、現在あまり流通しておらず、希少価値の高い種類も存在し、そのような寛永通宝であれば高額査定になることもあります。
価値の高い寛永通宝とは
穴銭は「通用銭」と「母銭」に大別できますが、寛永通宝の鋳型を作る時の元となる銭のことを『母銭』と言います。母銭は各種類ごとに存在しますが、通用銭ほど流通していないため希少価値は高く、通用銭の数倍~数十倍もの金額で取引されています。他には、古寛永の中でも最も古い寛永通宝の「二水永」、新寛永の初期に作られた「島屋文」と呼ばれる寛永通宝は発行枚数が少ないため希少価値が高く、高価買取も期待できます。
寛永通宝の価値が知りたくなったら
時代劇や映画などでお馴染みの「銭形平次」が投げている銭としても有名な寛永通宝。
長く鋳造されたこともあり種類も多く、現在でも多く流通している古銭です。
加えて寛永通宝は偽物も多く出回っているため、本物かどうかを見極める事すら困難です。
お持ちの寛永通宝の価値を知りたくなったら、信頼のおける古銭買取店に査定・買取を依頼するのが1番安心です。福ちゃんでは寛永通宝他以外にも、天保通宝、文久永宝、 宝永通宝と言った古銭の買取にも力を入れています。
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