1983年発行の「年賀切手(亥)」は高く売れる?デザインと買取価値を徹底解説
中国の旧正月を彩る、愛らしい子ブタが描かれた「年賀切手(亥)」。
1983年に発行されたこの切手は、中国の伝統的な十二支をテーマにしたシリーズの中でも、とくに高い人気を誇ります。その可愛らしいデザインと縁起の良いモチーフが、コレクターたちの心を掴んで離しません。
この記事では、
・「亥」切手のデザインに込められた意味や文化的背景
・コレクターズアイテムとしての価値
・高価買取の可能性
について詳しく解説します。
「亥」切手の詳細を知りたい方、売却を検討されている方、価値の高い中国切手についてお知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
「年賀切手(亥)」とは?
「年賀切手(亥)」は、中国の伝統的な「十二支」をテーマにした特別な切手です。
十二支は、子年から亥年までの12種類の動物で表される暦のサイクルで、中国や日本など東アジアで広く親しまれています。
「亥」は十二支の最後を飾る動物で、日本ではイノシシ、中国ではブタとして知られています。そのため、この切手には、中国文化で富と豊かさ、幸運の象徴とされるブタが描かれているのです。
1983年に発行された「年賀切手(亥)」は、このような文化的背景を基に誕生しました。当時、中国では干支に関連するアイテムが新年の祝賀に欠かせず、切手もその1つとして人気を集めていたのです。
さらに、経済成長に伴い文化や伝統への関心が高まる中、毎年発行される干支切手は国民的なお祝いムードを盛り上げました。
愛らしいデザインと幸運のモチーフが魅力の「年賀切手(亥)」は、当時の人々の心を捉え、現在もコレクターから高い人気を集めています。
愛らしい子ブタが描かれた「年賀切手(亥)」のデザイン
中国の十二支をテーマにした「年賀切手(亥)」は、1983年に発行された可愛らしい子ブタがデザインの主役です。
1シート80枚、切手帳12枚セットで発売され、コレクターにも人気があります。
「縁起の良いモチーフ」と「鮮やかな色彩」で新年の喜びを表現
切手の中央には、頭が大きく体が小さい、誇張されたデザインの子ブタが描かれています。このぽっちゃりとした姿は、豊かさや幸福を象徴しているのです。
また、胸を張り、前脚と後脚を大きく広げた躍動感あふれるポーズは、新しい年への希望に満ちた未来を予感させます。
子ブタの背中に鮮やかに描かれているのは、完熟した桃と緑の葉です。
桃は中国文化において長寿と豊作を象徴する、縁起の良い果物です。伝統的な切り絵風の表現と明るい色調が、新年の喜びと祝福の雰囲気をよりいっそう盛り上げています。
▼中国切手「年賀切手(亥)」の詳細
・発行日:1983年1月5日
・額面:8分
・切手デザイン:全1種類
・発行枚数:1275.96万枚
・編号:T80
「年賀切手(亥)」の市場価値を高める秘訣
中国の干支切手といえば、1980年の「赤猿切手」が有名ですが、実はこの「亥切手」も状態や種類によっては、高値で取引されるコレクターズアイテムです。
とくに、「四方連切手」や「切手帳」は高価買取を期待できます。
「四方連切手」は希少価値を高める特別な存在
四方連切手とは、4枚の切手がつながっており、周囲に余白がある状態の切手のことです。
単に4枚ブロックになっているものよりも、シートの端にある余白(耳)付き切手の方が価値は高くなります。四方連切手は単片に比べて数が少なく、希少性が高いためコレクター人気も抜群です。
もしお持ちなら、必ず切り離さないようにしましょう。
年賀切手(亥)の価値を高めるなら「切手帳」
「年賀切手(亥)」の切手帳は、切手が台紙に貼られ、冊子状にまとめられたものです。
切手帳は単片やシートよりもコレクターアイテムとして人気が高く、とくに未使用で状態の良いものは、高価買取を期待できます。
中国切手の買取なら「福ちゃん」へ
「年賀切手(亥)」の発行枚数は多いものの、四方連切手や切手帳のような特殊なものは希少価値が高く、高値で取引されます。
お手元に「年賀切手(亥)」がある方は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
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