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1959年の中国切手「首都飛行場」|中国航空史を彩る貴重な記念切手の魅力と価値について

中国の航空史に名を刻む「首都飛行場切手」をご存知でしょうか?

1959年に発行されたこの切手は、現在の「北京首都国際空港」の開港を記念して制作されました。わずか2種類のデザインながら、当時の中国の科学技術と経済発展を象徴する希少価値の高い切手として、収集家や歴史愛好家から注目を集めています。

今回は「首都飛行場」切手の特徴やデザイン、市場価値について詳しく解説します。

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「首都飛行場」切手とは

1959年の中国切手「首都飛行場」|中国航空史を彩る貴重な記念切手の魅力と価値について

1959年に発行された「首都飛行場切手」は、中国の首都、北京の空の玄関口である「北京首都国際空港」の開港を記念した特別な切手(特殊切手)です。

北京首都国際空港は、1958年に開港し、中国国内線だけでなく、世界各国を結ぶ国際線の主要ハブ空港として発展を遂げてきました。北京市の中心部から約25kmの距離に位置し、3つの滑走路と3つの旅客ターミナルを擁する巨大な空港です。

第1ターミナルは主に国内線、第2ターミナルは中国国際航空とその提携航空会社。そして、2008年の北京オリンピックに合わせて建設された広大な第3ターミナルは、外国航空会社と一部の中国国際航空便が利用しています。

2019年には、新たな国際拠点として「北京大興国際空港」が開港し、首都国際空港は国際線と乗継便に特化することで、その役割をさらに進化させています。

首都飛行場切手は、中国航空史における重要な一歩を刻んだ「北京首都国際空港」の輝かしい歴史を物語る、貴重な切手といえるでしょう。

「首都飛行場」切手の特徴やデザイン

1959年の中国切手「首都飛行場」|中国航空史を彩る貴重な記念切手の魅力と価値について

 

首都飛行場切手は、2種類の異なるデザインで構成された切手セットです。

興味深いことに、この切手が発行された当時、北京の切手工場は建設中であったため、紙幣などを印刷する他工場で制作されました。そのため、デザインは線のみで表現された凹版印刷という特殊な技法で印刷されています。

この凹版印刷は、立体感と独特の風合いを持つ美しい仕上がりで、首都飛行場切手の希少価値を高める一因となっています。2つのデザインと相まって、コレクターや歴史愛好家にとって魅力的なアイテムです。

首都飛行場切手に存在する、2つの異なるデザインは下記のとおり。

✔ 空港ビル(額面8分、発行枚数800万枚)
✔ イル12民航機(額面10分、発行枚数400万枚)

空港ビル】切手では、淡い紫色の背景に、黒色の線で描かれた空港の「旅客ターミナルビル」が印象的です。ビルの上空には、目的地へと飛び立つ飛行機の姿が描かれ、希望に満ちた未来を予感させます。

イル12民航機】切手に描かれているのは、灰緑色の背景に、駐機場(エプロン)に佇む旅客機です。この旅客機は、日本のカタログなどでは、「イル12(イリューシン12)」と記載されていることが多く見られます。

しかし、実際には後継機である「イリューシン14」である可能性が高い、と考えられているのです。

この説を裏付ける根拠として、中国に残る文献には「イリューシン14」の記載があること。そして、「イリューシン14」が毛沢東の自家用機として、使用されていたことが挙げられます。

イリューシン12」と「イリューシン14」は、どちらもソ連で開発された旅客機で、外観は非常に似ています。「イリューシン14」は、1955年に中国がソ連から約50機を購入し、当時の社会主義国を中心に民間機や軍事機として活躍しました。

首都飛行場切手には、この旅客機に乗り込む人々の姿も描かれており、当時の中国の航空事情や人々の期待感が伝わってくるようです。

▼中国切手「首都飛行場」の詳細
・発行日:1959年6月20日
・額面:8分、10分(※100分=1元)
・切手デザイン:全2種類
・発行枚数:400万枚~800万枚

「首都飛行場」切手の市場価値は?

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首都飛行場切手は、中国の航空史と技術発展を象徴する貴重なコレクターズアイテムとして、その市場価値は年々高まっています。当時の中国の科学技術と経済発展を反映したデザイン、そして希少性の観点から、コレクターや歴史愛好家にとって、非常に魅力的な存在といえるでしょう。

市場では、その希少性から、額面を大きく上回る価格で取引されることも珍しくありません。とくに、未使用で保存状態の良いものは、コレクターにとって垂涎の的であり、高額査定が期待できます。

高価買取の最重要ポイントは、保存状態が良好であることです。

切手の状態は、「切手の四隅が欠けていないか」「中央のデザインが鮮明か」「色彩が鮮やかであるか」など、細部まで注意深く確認しましょう。「折れ」「汚れ」「色あせ」は、切手の価値を大きく下げる要因となります。

お手元に首都飛行場切手があり、その価値を知りたい、または売却をご検討されている場合、ぜひ「福ちゃんの切手買取」をご利用ください。

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まとめ

1959年の中国切手「首都飛行場」|中国航空史を彩る貴重な記念切手の魅力と価値について

1958年の北京首都国際空港開港は、新中国にとって近代化と発展の象徴となる画期的な出来事でした。

首都に大規模な国際空港が建設されたことは、中国の航空業界だけでなく、「経済」「文化」「外交」など、多岐にわたる分野に大きな影響を及ぼしたのです。

国内主要都市と北京を結ぶ航空路線の開設は、人々の移動と物資輸送を飛躍的に効率化し、国際線の就航は、中国と世界各国との交流を活発化させ、経済発展と文化交流を促進しました。

この歴史的瞬間を記念して発行された「首都飛行場切手」は、中国の航空業界の黎明期を記録するだけでなく、当時の国家の情熱と未来への希望を象徴する存在です。

その歴史的価値と希少性から、コレクターの間では高い人気を誇り、とくに保存状態の良いものは、切手買取市場において高額査定が期待できます。

印刷面の擦れや変色など、経年劣化が起こりやすい切手ではありますが、もしお手元に良好な状態で保管されている「首都飛行場切手」があれば、専門家による査定をオススメします。

中国の航空史と郵便史を語る上で欠かせない「首都飛行場切手」。

その価値は、時代を超えて輝きを増し続けています。

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