中国切手「新北京駅完成」を徹底解説!種類、デザイン、切手買取市場の価値について
コレクターから高く評価されている切手のため、高値での買取も期待できます。今回の内容は、切手買取を検討している方だけでなく、中国の歴史や文化に興味がある方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
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「新北京駅完成」切手とは
新北京駅完成切手は、1960年に中国で発行された特殊切手です。この切手は、中国の首都・北京市にある主要な鉄道駅である、北京駅の新たな完成を記念して発行されました。
新しい北京駅の建設は、新中国成立10周年を記念して建設されたプロジェクトの1つです。このプロジェクトは、中国の政治、経済、文化の中心地である北京市の近代化と発展を象徴するものでした。
新北京駅は、設計、材料の準備、建設を同時進行で行うことにより、1959年1月20日に始まって7か月後の9月10日に完成という短期間で完成しました。
この建築は、西側の経済封鎖下における中国建築家による独立した現代建築の試みであり、その成果は国際的にも高く評価されています。
新北京駅完成切手は、この歴史的な出来事を記念して発行された貴重な切手です。
「新北京駅完成」切手の特徴やデザイン
中国切手「新北京駅完成」は、2種類のデザインで構成された切手セットです。
それぞのデザインテーマは、以下とおりです。
✔ 北京駅正面(額面8分、発行枚数500万枚)
✔ プラットフォーム(額面10分、発行枚数200万枚)
【北京駅正面】は、正面斜め45度から見た北京駅の雄大な姿をデザインした切手です。
屋根の両側に設置された角楼やアーチ型の高窓が特徴的で、中国の伝統的な建築様式と西洋の建築様式が組み合わされた建築物が、切手のデザインとして美しく表現されています。
【プラットフォーム】は、列車が煙を吐きながら北京駅のプラットフォームに到着する様子を描いています。開業当時の北京駅は、6つのプラットフォームと12本の線路となっていました。
また、切手の図案から、プラットフォームは「頭端式ホーム」であることがわかります。頭端式ホームは、列車が駅の端に発着する構造で、日本では「阪急大阪梅田駅」や「天王寺駅」で見ることができます。
▼中国切手「新北京駅完成」の詳細
・発行日:1960年8月30日
・額面:8分、10分(※100分=1元)
・切手デザイン:全2種類
・発行枚数:200万枚~500万枚
「新北京駅完成」切手の市場価値や高く売るコツ
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これらのポイントを意識することが重要です。
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まとめ
中国切手「新北京駅完成」が発売された1960年、中国は国際的な孤立という逆境に立ち向かい、自力更生の原則のもとで、国内産業とインフラの発展に力を注いでいました。
そのような時代背景の中、新しい北京駅の建設は中国にとって重要なプロジェクトであり、新中国成立後の国家の発展と近代化を象徴する存在だったのです。
新北京駅の建設は、中国が西洋の技術に頼ることなく、独自の技術力と創造性で大規模なプロジェクトを完成できることを国内外に示しました。
そして、新しい北京駅の完成を記念して発行された「新北京駅完成切手」は、激動の時代における中国の成果を力強く表現した貴重な切手です。
発行から60年以上経過した現在も、国内外のコレクターから高い評価を受けています。
近年、良好な状態で現存する「新北京駅完成切手」は希少価値が高まっており、高価買取の可能性があります。
もし、お手元に同切手をお持ちの場合は、一度査定に出してみることをオススメします。