【中国切手】ハンガリー解放15周年の特徴と切手買取における価値について解説
デザインには、中国北京の「天安門」と、ハンガリーブダペストの「ブダペスト国会議事堂」が用いられ、数量限定で発売されました。
当記事では、切手の発行背景や発行枚数、デザインなどの詳細をお届けします。
また、切手買取や査定をお考えの方に向けて、
「ハンガリー解放15周年切手は売れるのだろうか」
「ハンガリー解放15周年切手の買取金額や価値は?」
など、買取市場における価値についての情報も解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
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「ハンガリー解放15周年」切手とは
ハンガリー解放15周年切手は、1960年に中国で発行された記念切手です。
ハンガリーという国には、1944年にソ連軍によるドイツ軍の排除、1945年に戦後初の総選挙、そして1946年に「ハンガリー共和国」誕生の歴史があります。
同切手は、ハンガリー解放15周年を祝う目的で発行されたものです。
「ハンガリー解放15周年」切手の特徴やデザイン
中国切手「ハンガリー解放15周年」は、2種類のデザインで発売されています。ともに額面は「8分」、発行枚数は「800万枚」の限定発行です。
各切手のデザインテーマは、以下のとおりです。
✔ ハンガリーと中国国旗
✔ ブダペスト議事堂
【ハンガリーと中国国旗】の切手は、ハンガリーと中国の国旗が描かれています。国旗の中には北京の「天安門」とブダペストの「自由の像」が、切り絵のような形でデザインされているのが特徴です。
【ブダペスト議事堂】の切手では、ブダペストの「ドナウ川」に面している「国会議事堂」が描かれています。切手の色は美しいドナウ川の色が用いられ、非常に鮮やかなデザインが特徴です。
このブダペスト国会議事堂は、ハンガリーで最も大きい建築物であると同時に、世界でも三番目に大きい国会議事堂として知られています。
ネオゴシック様式の建築で宮殿のようにも見えるこの建物には、圧巻の美しさがあり、まさにハンガリーの象徴的な存在といえますね。
▼中国切手「ハンガリー解放15周年」の詳細
・発行日:1960年4月4日
・額面:8分(※100分=1元)
・切手デザイン:全2種類
・発行枚数:各800万枚
「ハンガリー解放15周年」切手の市場価値や高く売るコツ
買取福ちゃんでは、「ハンガリー解放15周年切手」をはじめとした、中国切手の買取を行っております。
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現状、切手買取の市場でハンガリー解放15周年切手の買取額は、額面以上の買取実績が多く出ています。
しかし、劣化や損傷が激しい状態では、ほとんど金額がつかないこともあるため注意が必要です。
新品の状態を理想として、それに近い状態であるほど価値が高く、買取価格も上がっています。
そのため、お手元の中国切手を高く売りたい場合には、切手の状態が悪くならないように保管しておき、可能な限り良好な状態のうちに買取に出すのがオススメです。
切手保存では直射日光や湿度に配慮して、専用アルバムを活用しましょう。
最近では「切手が劣化する前に売ってしまおう」と考え、切手買取に持ち込みされる方も増えてきました。
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まとめ
1989年の民主化により「ハンガリー人民共和国」から「ハンガリー共和国」と改称されるまで、中国とハンガリーは、冷戦時代を通じて緊密な外交関係を築いてきました。
ハンガリーが東欧の社会主義国として、中国がアジアの社会主義国として栄えていた時期に、双方の間の交流はとくに深まったのです。
そのため、ハンガリーの解放15周年は、中国にとっても大きな意義を持つものでした。
「ハンガリー解放15周年」記念としての切手発行は、両国間の友好関係をさらに強固にし、その絆を世界へアピールするための一環でもあります。
切手のデザインや描かれているモチーフも、その時代の両国間の関係や文化的背景を反映しています。天安門やハンガリーの国会議事堂など、両国の代表的なランドマークが描かれていることは、切手に深い意味を持たせているといえるでしょう。
この時期の中国切手は、外交に関連したデザインが多くなっています。
中国国内の題材がデザインモチーフとなっている記念切手も味わい深いものですが、このような対外政策に関する切手もコレクターにとって魅力的なものです。
折り目や汚れなどのない極めてきれいな状態の切手は、今でも高価買取の可能性が非常に高いため、お手元にある切手アルバムの中を探してみてくださいね。