プレミア切手の定番!【産業図案切手】をご存知ですか…?
今回はプレミア切手の定番シリーズといっても過言ではない「産業図案切手」をご紹介します!
電気炉や機関車の労働者が描かれた切手を見たことはありませんか…?
産業図案切手とは
「産業図案切手」とは、1948年から1950年にかけて発行された普通切手です。
農業や工業など産業に従事する労働者が、切手の図案として描かていているのが特徴です。
この切手が発行された頃、日本は第二次世界大戦後の復興の最中でした。
産業図案切手が発売されている頃、印刷技術の向上による用紙の一括変更が行われました。
そのため産業図案切手には、透かしがある切手と透かしがない切手が混在しています。
産業図案切手のシリーズをご紹介
産業図案切手にはいくつかの種類が発行されました。
中にはプレミア切手として非常に価値が高く、高額で取引されるようなものもあります。
ここでは代表的な3種についてご紹介します!
産業図案切手「電気炉」
産業図案切手の中で非常に価値が高いことで知られているのが「電気炉」切手です。
未使用の残存数が少なく、戦後の切手の中で最も高値で買取される切手として有名ですね。
1949年10月に発行され、1952年2月には透かし無しの切手としても増刷されています。
産業図案切手シリーズの中では、「電気炉」切手と、後述する「SL機関車製造」切手は非常に価値が高く、高価買取も珍しくはありません。
産業図案切手「機関車製造(SL製造)」
産業図案切手の中では、「電気炉」切手と共に価値が高いことで知られるのが「SL機関車製造」切手です。1949年9月に発行、当時の高額切手としては多くの枚数が発行されました。
しかし未使用の残存数が少なく、未使用の状態であれば高額買取も十分狙えます。
「SL機関車製造」切手は、未使用品と使用済みで切手の価値の差が大きく開くのが特徴です。
「産業図案切手すかし」とは
戦後の日本発展に貢献した産業などをモチーフした産業図案切手ですが、発行当初は「すかし」と呼ばれる偽造防止用図柄が入った用紙を使用していました。
コレクターの間などで「昭和すかし」と呼ばれることもありますね。このすかしは印刷技術向上により廃止されることになりましたが、切替期間と重なったことから、同じ図案の切手でも「すかしあり」と「すかしなし」の2種類が存在し、切手としての価値もそれぞれ異なります。人気が高いといわれているのは、「すかしなし」の産業図案切手ですね。
産業図案切手を売るなら
産業図案切手についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
産業図案切手は同じ切手でも「すかしあり」と「すかしなし」で買取価値は変わりますし、「未使用品」か「使用済み」でも大きくその価値は変わってきます。
ここですべての産業図案切手の価値を述べることは難しいので、もしこのような切手をお持ちなら、ぜひ福ちゃんの無料査定を一度お試しください。
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