【中国切手】遵義会議30周年切手(3種完)の特徴と詳細、買取市場について解説

今回は1965年に発行された「遵義会議30周年切手」の特徴や詳細、切手買取市場の価値について紹介します。「遵義会議」から30年を祝った同切手は、「毛沢東」がデザインとしても使われている発行枚数限定の「中国切手」です。

遵義会議30周年切手(3種完)とは

【中国切手】遵義会議30周年切手(3種完)の特徴と詳細、買取市場について解説

遵義会議30周年切手とは、1935年の遵義会議(じゅんぎかいぎ)から30年を迎えたことを記念して、1965年に中国で発行された記念切手です。

遵義会議は1935年1月に中国共産党が行った非常に重要な会議で、長い間続いていた「長征」という軍事・政治行動の中で行われ、中国共産党の戦略的な方向性を決定する重要な節目となりました。

この会議で「毛沢東」は事実上のリーダーとして承認されることとなり、彼の軍事戦略と政治理論は、長征以降の共産党の方針を大きく左右することになります。

遵義会議でリーダーに選ばれた毛沢東の指導の下、共産党は抗日戦争と国共内戦を経て、最終的に1949年に中華人民共和国を建国しました。

このように、遵義会議は中国共産党の歴史の中で非常に重要な転換点となり、現代中国の政治体制の基礎を作り上げた節目の一歩となっているのです。

遵義会議30周年切手(3種完)の特徴とデザイン

【中国切手】遵義会議30周年切手(3種完)の特徴と詳細、買取市場について解説

遵義会議30周年切手は3種類の切手デザインがセットになったもので、デザインテーマとしては以下の3つとなっています。

・決戦前夜
・毛沢東主席肖像画
・婁山関の勝利

決戦前夜」では、毛沢東が大きな木綿のコートを着て、右手を組み、左手にタバコを持ち、洞窟の壁にある軍事地図と向き合って思考に集中する姿が描かれています。

毛沢東主席肖像画」では、毛沢東が金色のインクを背景に描かれています。特徴的な肖像画です。

婁山関の勝利」では、毛沢東らが婁山関にて戦闘を指揮する様子が描かれています。 遵義戦の幕開けとなり、長征以来の大勝利を収めた婁山関の勝利は、遵義会議の力と全軍を活性化させた革命的誇りについて十分に示しています。

遵義会議30周年切手は「劉書仁」によるデザインです。劉書仁は中国切手デザイナーの第一世代の一人で、これまでに数多くの切手をデザインしており、中でも「走馬灯」や「西遊記」などの切手は最高の切手と評価されている有名なデザイナーです。

▼遵義会議30周年切手(3種完)の詳細

・発行日:1965年1月31日
・額面:0.24元
・発行枚数:各1,000万枚

遵義会議30周年切手(3種完)の市場価値や高く売るコツ

【中国切手】遵義会議30周年切手(3種完)の特徴と詳細、買取市場について解説

遵義会議30周年切手は、世界各地の切手収集家からも人気のある中国切手の一つです。その価値は、国や地域、切手の状態、その他の市場条件により異なります。

ここからは、遵義会議30周年切手を少しでも高く売るためのコツやポイントを紹介します。

未使用品など切手の状態による価値への影響

切手買取の価値は、切手の状態が査定額にも大きく影響を及ぼすため、切手が良好な状態であればあるほど価値は高まります。

そのため、切手は湿度や光、汚れから保護する必要があります。また、価値のある切手を取り扱う際にはピンセットなどを使用し、指紋や油分を切手に付けないようにしましょう。

また、価値のある古い中国切手はヒンジの有無消印の有無などによっても査定額が変わってくることもあります。可能な限り、良好な状態を保っておくのがベストです。

セットになった状態で買取に出す

遵義会議30周年切手は3枚セットになった切手です。バラバラで売るよりも、「3枚セット」の状態で買取に出すほうが、高値になりやすい傾向にあります。

価値のある切手では一枚でも高値がつくこともありますが、セット商品の場合はすべて揃っている切手がコレクターからの人気も高いです。

価値のある中国切手は福ちゃんに売る

価値のある中国切手は切手買取に強い買取業者に依頼しましょう。古い切手の価値を正確に見定めるには専門知識が必要になります。

また、中国切手の買取実績が多い業者を選ぶのも、高く売るための重要なポイントです。

切手を買い取ってくれる買取業者は国内に多数あります。買取福ちゃんには、価値のある中国切手を査定できる経験豊富な査定士が在籍しております。お手元の「遵義会議30周年切手」を少しでも高く売りたい場合には、福ちゃんの切手買取をぜひご検討ください。

まとめ

【中国切手】遵義会議30周年切手(3種完)の特徴と詳細、買取市場について解説

遵義会議30周年切手は中国の歴史の中でも非常に重要な出来事となった、遵義会議の周年を記念して発行された切手です。

同切手にも描かれている毛沢東は中国の有名な指導者で、中華人民共和国の創設者および初代主席として知られています。彼の指導は中華人民共和国の歴史と発展に大きな影響を与えました。

毛沢東がリーダーになるキッカケとなったのが遵義会議です。「遵義会議30周年切手」には、そんな歴史的背景や特性などの魅力も充分にあります。

ゆえに、デザイン性や希少性、歴史的な価値の側面からみても「遵義会議30周年切手」は状態次第で、額面以上の買取が期待できる中国切手といえるでしょう。

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