封筒やハガキに貼る切手はいくら?料金体系や種類について解説

日本の郵便システムは、私たちの生活の中で非常に重要な役割を果たしています。手紙や荷物を遠くへ送るための手段として、またビジネスのコミュニケーションを円滑に行うための道具として、郵便は欠かせない存在です。そんな郵便システムを支えているのが「切手」です。

切手はただ郵便物に貼るだけでなく、種類や額面によって郵送の方法や料金が変わります。さらに、特定の切手はコレクションや投資の対象ともなり、切手自体が価値を持つこともあるのです。

そこで、今回は日本の切手について、基本的な情報から現行の郵送切手料金、交換の可否、プレミア切手について解説します。

※今回の福ちゃんコラムの内容は2023年5月現在のものです。郵便料金は改定されることがありますので、最新の情報は「日本郵便のウェブサイト」や「郵便局」にて確認しましょう。

切手の基本情報

封筒やハガキに貼る切手はいくら?料金体系や種類について解説

切手は郵便物の配送に必要な料金を支払う手段として使われます。それぞれの切手には一定の額面が印刷されており、各額面は郵便料金に対応するのが特徴です。

具体的には、郵便物を送る際には切手を貼ることで、その郵便物の配送に必要な費用を前払いする形になります。

日本では、郵便事業を行っているのは日本郵便株式会社で、郵便にかかる料金は国で定められているのです。切手は日本郵便が発行し、郵便局や一部のコンビニエンスストアなどで購入できます。

切手の種類には、主に次の3つがあります。

▼通常切手(普通切手)▼
最も一般的な切手で、日本国内の郵便物に使われます。額面はさまざまで、1円から数百円のものがあります。

▼記念切手▼
特定のイベントや記念日を祝うために一定期間限定で発行される切手です。美術作品や風景、スポーツなど、さまざまなデザインがあります。

▼プレミア切手▼
特定のコレクションをテーマにした切手で、一般的には通常の郵便には使用されず、収集家などによって集められます。ただし、通常の郵便物に使用することも可能です。

切手は種類や額面、利用方法により日々の生活やビジネス、趣味など、さまざまな場面で活用されています。

現行の郵送切手料金

封筒やハガキに貼る切手はいくら?料金体系や種類について解説

日本の郵便システムでは、郵送する物品の種類や「大きさ」「重さ」によって必要な切手の料金が異なります。以下に、現行の郵便料金について詳しく説明します。

ハガキ

日本郵便で販売されているハガキには切手代がすでに含まれており、印刷物などに該当しない一般のハガキは「63円」です。年賀状などの特殊なハガキについては、その都度料金が設定されます。

切手代が含まれていないハガキには、63円切手を貼ってから出しましょう。

封筒(定形郵便)

日本で最も一般的な長3封筒の送付には「25g以内:84円」「50g以内:94円」の切手が必要です。

▼定形郵便物の最大サイズと重さ
・長さ23.5cm以内
・幅12cm以内
・厚さ1cm以内
・重さ50g以内

定形郵便で出したい場合にはサイズや重量が上記を超えないようにしましょう。

定形外郵便

定形郵便の規定を超える大きさや重さの封筒や小包などを送る場合は定形外郵便となります。その料金は重さと大きさによって異なります。

たとえば、50gまでの物品なら120円、50gを超えて100gまでなら140円が必要です。さらに、大きさも規定によって料金が変動します。

▼参考:定形外郵便物(規格内)
50g以内:120円
100g以内:140円
150g以内:210円
250g以内:250円
500g以内:390円
1kg以内:580円
2kg以内:取り扱い不可
4kg以内:取り扱い不可

※規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内のもの。

▼参考:定形外郵便物(規格外)
50g以内:200円
100g以内:220円
150g以内:300円
250g以内:350円
500g以内:510円
1kg以内:710円
2kg以内:1,040円
4kg以内:1,350円

切手やハガキの交換は可能?

封筒やハガキに貼る切手はいくら?料金体系や種類について解説

日本郵便では汚れや破れのない未使用の切手やハガキは交換が可能です。ただし、郵便局での交換には手数料が必要で、状態によっては交換してもらえないこともあります。

主な郵便の交換手数料は以下のようになっています。

・10円以上の郵便切手・通常はがき:1枚につき5円
・往復はがき:1枚につき10円
・レターパック:1枚につき42円
※いずれも一度の交換が100枚未満の場合

また、年賀ハガキの場合では、近親者のご不幸による服喪であれば発売期間中に無料交換できるなど、切手やハガキの交換に関する詳細はお近くの郵便局で聞いてみるのがよいでしょう。

プレミア切手は普段通りに使える?買取がオススメ

封筒やハガキに貼る切手はいくら?料金体系や種類について解説

プレミア切手は特別なデザインや記念の意味合いを持つ切手で、通常の切手とは異なるため収集目的や投資目的で購入されることが多いです。

日本国内で発行されたプレミア切手は、そのまま額面通りの郵便料金として使用することが可能です。ただし、プレミア切手はその価値が額面以上であることが多いため、実際の郵送で利用することはほとんどありません。

プレミア切手はデザインやレア度によって、価値が上がることもあります。そのため、切手買取業者に額面以上で買い取ってもらう方が、金額的にそのまま郵送切手として使うよりもお得です。

買取福ちゃんでは、国内外の価値あるプレミア切手の買取を行っています。珍しいプレミア切手は額面以上の買い取りになることも多くあります。

「自宅の押し入れからプレミア切手かも?と思われる切手アルバムや切手シートが大量に出てきた」などの状況にございましたら、福ちゃんの切手買取サービスをお気軽にご利用ください。

買取方法を問わず、無料で査定いたします。

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まとめ

封筒やハガキに貼る切手はいくら?料金体系や種類について解説

今回は日本の郵便システムと切手の使用について解説しました。

郵便はデジタル化が進む現代社会においてもなお、私たちの生活に欠かせない存在です。手紙やパッケージを迅速かつ確実に届けるだけでなく、郵便は独自の魅力を持っているのが素晴らしいですね。

電子メールやSNSは便利ですが、手書きの手紙にはそれらとは異なる温かみと個性があります。一筆一筆心を込めて書かれた文字は受け取った人に、直接あなたの感情を伝えられます。それは、言葉だけでは伝えられない情感を伝えるための、素晴らしい手段といえるでしょう。

切手はただの郵便料金ではありません。それぞれが独特のデザインを持ち、さまざまなテーマや背景が反映されています。集める楽しみ、眺める楽しみ、そして、価値を見つけ出す楽しみ。切手はコレクションする楽しみや、喜びを提供してくれます。

さまざまな目的で収集していたプレミア切手も、不要になった場合は切手買取に出して現金化するのも一つの手です。現行切手とプレミア切手の使い分けは、その時々の目的に応じて、うまく使い分けていくとよいでしょう。

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