鉄道70周年記念切手とは?
鉄道70周年記念切手は、1942年に発行されました。
日本初の鉄道切手ということもあり、切手愛好家だけでなく鉄道ファンからも人気が高い切手のひとつです。
描かれているのは、蒸気機関車『C59』です。「シゴキュウ」「シゴク」などの愛称で呼ばれています。
なお、戦時中に発行された切手の中で戦争以外の情報が描かれているのは数少ないこともあり、同年代で発行された切手の中でも比較的価値が高い切手だといわれています。
鉄道70周年記念切手の歴史
1872年、日本に初めて蒸気機関車が開通しました。
『C59』は東京の新橋駅と現在の横浜の桜木町駅区間を走行するもので、当時の利用目的は物資、主に石炭の運搬をするのみでした。
それからさまざまな研究・改良が行われ、現在では移動用の電車が一般的となりましたが、この『C59』なくして日本の鉄道技術の進化はなかったといえるでしょう。
そんな鉄道の開設から70年が経過したことを記念して発行されたのが、鉄道70周年記念切手です。
鉄道70周年記念切手の種類
鉄道70周年記念切手は1種類のみです。額面は5銭で、『C59』が紺色で印刷されています。
特徴は、「クオリティの高さ」です。当時は現在のような印刷技術がないにもかかわらず、この切手の図案は非常にクオリティが高く、細部にいたるまでリアルに描かれています。
単色刷りになっていますが、当時の日本の技術が詰め込まれた1枚だといえるでしょう。
なお、発行数、発行年などから「超」がつくほどのプレミア品とされていませんが、他に発行された記念切手(戦争に関する内容のもの)よりは希少価値が高いといわれています。
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