南風原花織の魅力とは?特徴・使いやすさ・高く売るコツをやさしく解説
南風原花織(はえばるはなおり)をご存じでしょうか?
南風原花織は、沖縄南部の南風原町に伝わる、美しく魅力的な織物です。
今回は、南風原花織の特徴や使いやすさなどをお伝えしていきます。
南風原花織を高く売るコツもご紹介しますので、ぜひお得な情報としてお役立てください。
目次
南風原花織の魅力
南風原花織の魅力は、模様を浮かせて表現した浮き柄です。
刺しゅうのように立体感があるため、光を反射して輝いて見えます。また、種類が豊富なことも、南風原花織の魅力です。
以下に、代表的な南風原花織の種類をご紹介しておきます。
● 南風原両面浮花織
● クヮンクヮン花織
● チップガサー
● 南風原斜文織
南風原両面浮花織
絹糸や毛糸で織られており、裏表の両面に糸を浮かせて柄を作ります。
南風原両面浮花織にもさまざまな種類があり、縦じま模様が断ち切れているようなタッチリーや、十字絣のような十字花織など多彩です。
クヮンクヮン花織
織物の裏に遊び糸が出る、個性的な織り方です。
獅子舞が毛を揺らして踊る様子を「シークヮンクヮン」と表現することから、遊び毛を獅子舞の毛に見立て、クヮンクヮン花織と呼ばれています。
チップガサー
「チップガサー」が、穴を開けることを意味するように、経糸に穴を開け色糸を通して柄を作ります。
南風原斜文織
色糸で立体感を演出するものや、格子模様のような照屋八枚など、数種類あります。
南風原花織の特徴
南風原花織の特徴は、沖縄に自生する植物を染料にして、糸を染めるていることです。
琉球藍・フクギ・月桃・テカチなどの植物染料のほか、糸の素材によって化学染料も使い分け、多種多様の色を展開しています。
また、柄に沖縄特有のモチーフが使われているのも特徴の1つです。
トゥイグワーやカキジャーなど、琉球絣に見られる代表的なモチーフが多く使われています。トゥイグワーはツバメのような鳥が飛んでいる姿、カキジャーは波のようなうねうねとした模様です。
南風原花織の使いやすさを検証
ここまでお話ししてきた通り、南風原花織は魅力的な織物です。
では、肝心の使いやすさについてはどうでしょうか?
南風原花織は、カジュアルにもエレガントにも着こなせて使いやすいのがうれしいポイントです。お出かけや趣味・観劇などで着用し、気軽におしゃれが楽しめるでしょう。
また、上品なツヤがあり、カジュアルなパーティーにも活躍します。
しなやかな質感を活かしてドレスやシャツにも加工され、南風原花織の使い道が広がっている点もうれしい傾向です。
ほかにも、ネクタイ・バッグ・ポーチ・財布などさまざまな小物として商品化されていますので、南風原花織に興味のある方は日常のアイテムに取り入れてみてください。
南風原花織を高く買い取ってもらうには?
南風原花織を、いつかは売却しようかとお考えの方もいらっしゃるでしょう。その場合は、少しでも高く買い取ってもらいたいものです。
そこで、南風原花織を高く買い取ってもらうためのポイントを、2つ挙げておきます。
● 早めに査定して買い取ってもらう
● 着物の買取実績のある業者を選ぶ
南風原花織に限らず、着物は「早めの査定」が高価買取の秘訣です。
その理由は、主に2つあります。
1つめは、着物は基本的に、新しいものほど買取価格が高くなる傾向があるからです。2つめは、保管中の劣化を避けるためです。自宅保管では、虫食い・日焼けなど、気づかぬうちに価値が下がるリスクがあります。
「まだ着られる」と、迷ってしまう気持ちもよくわかります。しかし、迷っているうちに価値が下がってしまうのは、少々もったいない話です。
思い立った時が、査定のベストタイミングです。
ぜひ、早めに行動をするようにしましょう。
また、着物の買取実績が豊富な業者に依頼するのも、南風原花織を高く売るコツです。
着物の価値を見極めるには、専門知識と豊富な経験が必要です。そのため、実績の少ない業者に買取を依頼すると、適正な価格で評価してもらえない可能性があります。
着物の高価買取を狙うためには、しっかりと下調べをしておきましょう。
着物の買取実績で選ぶなら【福ちゃん】へ
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キャンセル料も一切かかりません。
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