着物買取でも人気!【大島紬】のマルキってなに?

着物は大島紬が一番!という方から、いつかは本場の大島紬を着てみたい!という方まで、人気の高い着物のひとつ「大島紬」。種類や素材によっては、高額査定も夢ではない着物のひとつです。
今回の着物買取コラムでは、そんな大島紬について特集します。
ご質問をいただく機会も多い「大島紬のマルキ」とはなにか?もご紹介します!

大島紬とは

大島紬(おおしまつむぎ)とは、鹿児島奄美大島の名産品で、手で紡いだ絹糸を泥染めした絹織物のことです。大島紬で作られた着物は高級品として知られ、「世界三大織物」のひとつとしても知られています(日本三大紬のひとつとしても有名です)。
約1300年の歴史を誇り、古来より高く評価されてきた日本の伝統的工芸品です。

大島紬の特徴

大島紬は正絹(しょうけん)と呼ばれる、絹100%できた素材だけを用いて作られます。
流行にとらわれない柄や色使いに加え、生地に表裏がないため、仕立て直しをすれば親子3代まで大島紬を着用できると言われています。縦糸と横糸を交互に織る「平織」と呼ばれる手法や、天然の染色方法である「泥染」が有名ですね。
大島紬1番の特徴は、先染めによる細かい「かすり(点)」で「柄」を表現していることです。

大島紬の種類

「正藍大島紬」「泥染大島紬」「泥藍大島紬」「色大島紬」「草木染大島紬」など、
『染色別の分類』と『組織別の分類』をかけ合わせて作る大島紬は、約84種類も存在すると言われています。また大島紬は「機械織」と「手織り」があり、更に手織りの技法には、経緯絣、緯絣、縞大島が用いられており、技法によって買取価格も異なります。

大島紬の証紙

伝統的工芸品の大島紬には証紙があり、「本場奄美大島紬協同組合」もしくは「本場大島紬織物協同組合」と書かれた証紙が、着物や反物の端の辺りに貼っています。
「伝」の文字を図案化した伝統文化工芸のマークも貼っています。奄美大島産の大島紬には「地球のラベル」、鹿児島県本土産の大島紬には「日の丸ラベル」が付いているのも特徴です。
このような証紙もあると、着物の買取価格が上がりやすくなります。

大島紬マルキとは

今回の主題でもある『大島紬マルキ』ですが、大島紬を語るうえで欠かせない「単位」のことになります。何の単位かと言うと、タテ糸に含まれる絣糸(かすりいと)の本数の事です。
絣糸とは「柄を付ける為の染めていない白い糸」の事で、絣糸が多く用いられるほど絣の密度が高くなるため、模様の親密さの目安として使われています。
「1マルキ=80本の絣糸」を意味します。大島紬には5、7、9、12マルキがあり、単純にマルキの数が多いほど織る手間が増えるので高額になります。
ただし柄のデザインなどにより手間や時間は変わってくるので、この限りではありません。

大島紬のマルキ、知らなくても大丈夫です

大島紬や大島紬のマルキについてご説明しましたが、いかがだったでしょうか?
呉服店のスタッフなどが「この大島紬は〇〇マルキだから高級品です」といった会話をしてきたら、「絣糸がたくさん使われた大島紬」という事が何となく分かれば大丈夫です。
もし大島袖の買取をご検討中でしたら、着物買取を得意にしている専門の買取業者に買取をご依頼ください。大島紬のマルキように専門知識を要する着物買取は、大型リサイクルショップや質屋では買取不可の場合や、買取できても僅かな査定額しか付かない場合があります。
着物は持って帰るのも手間になるので、それでも売ってしまう方も少なくはありません。
着物買取の福ちゃんでは、着物の買取実績が豊富で大島紬の買取実績も多数ございます。
ご自宅まで着物の査定に伺う「出張買取」は、出張代などかからず無料で査定することができます。「店頭買取」はその場ですぐに現金がお支払いできますし、お時間がない方や遠方にお住まいの方には「宅配買取」もご用意しております。いずれも査定料は無料です!
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