着物買取 2023年05月17日（水）

辻村ジュサブローの着物の買取相場や価値・高く売るコツ

多方面の芸術に長けた辻村ジュサブロー氏の着物は希少性が高く、芸能界からの人気も相まって価値が高まっています。もし、辻村ジュサブロー氏の着物売却をご検討中であれば、ぜひ「福ちゃん」にご相談ください。確かな知識と経験で査定いたします。

辻村ジュサブロー氏の買取相場について

辻村ジュサブロー氏の着物は基本的には一点物ですから、決まった買取相場を申し上げることが大変難しいです。同じ作家でもデザインによって一桁異なることはよくあります。

作家の特徴や得意な表現が多く盛り込まれ、美観に優れている着物は高価になりやすく、中でも状態が良いものは100,000円以上の価格が期待できます。

2023年3月現在、辻村ジュサブロー氏はこの世を去ったばかり。以降に氏の着物が生産されないとなると、買取相場は大きく変化する可能性があります。

辻村ジュサブロー氏は着物のみならず、帯の制作も手掛けていました。

袋帯や名古屋帯の需要は高く、多く10,000円から80,000円前後の価格がつきます。遊び心のあるデザインの洒落袋帯も大変人気です。

⚠︎注意

上記の買取相場はあくまでも目安です。実際の買取価格は保管状態や市場の需給バランスなど、さまざまな要因で変動します。詳細は着物買取業者にご確認ください。

辻村ジュサブロー氏の作品を手放す際には、次に手にする人が心躍るような状態を心がけますと、高価買取に繋がります。

価値のある品は、蒐集品としての需要も生まれます。多岐にわたる作品を生み出した辻村ジュサブロー氏のものともなれば、なおのことでしょう。

もしご自宅にあるようでしたら、ぜひ、購入時の付属品である証紙や落款、桐箱なども揃えて査定を依頼ください。

辻村ジュサブロー氏の作品を売る際には、着物や帯単品ではなく、できるだけ一式まとめてお売りいただくのが理想です。

圧倒的なセンスにより個性的な着物を生み出してきたデザイナーだからこそ、いっそう、同じ作家で揃えることが着物の統一感につながります。

辻村ジュサブロー氏の着物の買取について、査定時によく訊ねられる質問を記しました。

そのほかにも、着物買取に関するご質問がございましたら、「買取福ちゃん」へご遠慮なくお問い合わせください。確かな知識と経験から、お客様の心に寄り添ったご対応をお約束します。

辻村ジュサブロー氏が生み出す人形は魂がこもっていると評されており、芸術性に対する評価が非常に高い人物です。心揺さぶる氏の着物は女優なども着用しているため、人気を博しています。

「福ちゃん」は着物だけではなく、骨董品や切手、古銭・ブランド食器・ブランド品・ブランド時計・洋服など、幅広く買取を行っています。辻村ジュサブロー氏が手掛けた、ほかの作品買取についても、ぜひご相談ください。

辻村ジュサブロー氏の人気モチーフは、うさぎ柄と桜の柄です。人気モチーフの作品は需要が高いため、高価買取される傾向があります。

人気デザイナーにより手がけられた着物は、職人とはまた異なる形で高く評価されています。

中でも、辻村壽三郎（ジュサブロー）氏は着物作家としての活動が主ではないながらも、彼がデザインした着物の人気は鰻登りです。

氏は人形作家・人形師を主として活動しながら、着物デザインや舞台芸術・映画芸術・脚本演出・アートディレクターなど、多岐にわたる芸術活動で成果をおさめている人物です。

職業の幅が広く、芸術方面に長けた才能を発揮したといえます。その才能は着物においても抜きん出ており、制作を自身で行うことにこだわってきました。

基本的には一点物。尚かつ、着物の制作以外の活動も旺盛であったため、着物の制作数が少なく、生産数は僅少です。

希少性と話題性から、市場では非常に高額でされているデザイナーといえます。

辻村ジュサブロー氏の「生涯」と「代表作」を、下記の表に簡潔にまとめました。こちらもぜひお楽しみください。

▼辻村ジュサブロー氏の生涯▼

1933年（昭和8年）	旧満州国錦州（きんしゅう）省朝暘に生まれる
1944年（昭和19年）	日本へ引き上げ、広島にて終戦を迎える
1954年（昭和29年）	母の逝去を機に上京し、小道具制作会社に就職
1959年（昭和34年）	創作人形制作家として独立
1974年（昭和49年）	NHK総合テレビ「新八犬伝」の人形美術を担当し、脚光を浴びる
1976年（昭和51年）	文部大臣新人賞受賞
1980年（昭和55年）	財団法人民族衣裳文化普及協会「きもの文化賞」受賞
1984年（昭和59年）	日本文化デザイン会議賞受賞
2014年（平成26年）	故郷である広島県三次市の芸術文化栄誉賞
2023年（令和5年）	逝去