- 宝石/ダイヤモンド
- 2024.12.21
ブラウンダイヤモンドは価値が低い？高く評価される宝石の特徴をご紹介
ブラウンダイヤモンドはかつて、価値が低いといわれていました。
しかし、近年は価値が見直され、高値がつくものも見られるようになってきています。
この記事では、
・ブラウンダイヤモンドの色合いの特徴
・ブラウンダイヤモンドの価値の高さ
・高く評価されるブラウンダイヤモンドの特徴
をご紹介します。
記事を読むことで、ブラウンダイヤモンドの価値に関する理解が深まりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ブラウンダイヤモンドとは
ブラウンダイヤモンドとは、その名前のとおり「茶色」のダイヤモンドを指します。
ひと言で茶色といっても、色の薄いものから濃いものまで幅広く存在。
色の濃淡だけでなく、紫がかったものや、赤みがかったものなど、色相にも幅があります。
さまざまな色合いや表情を楽しめるのも、魅力といえるでしょう。
また、「威厳」「カリスマ性」といった石言葉を持ちます。茶色は大地の色を表していることから、身に着けると、物事に動じない精神力を発揮できるといわれているのです。
ブラウンダイヤモンドの価値の高さ
ブラウンダイヤモンドに対する評価は、時代とともに変化してきました。
昔と現在の価値について、詳しく見ていきましょう。
かつては価値が低いとされていた
ダイヤモンドといえば、無色透明をイメージする方も多いでしょう。しかし、ダイヤモンドのなかには色がついたものも存在し、それらは「カラーダイヤモンド」と呼ばれます。
そして、ブラウンダイヤモンドも、カラーダイヤモンドの1つ。
ブラウンダイヤモンドは、レッドダイヤモンドやブルーダイヤモンドなどと比べると採掘量が多いため、価値が低く評価されていました。
こうした背景から、ほとんどが工業用として使用されていた時代もあります。
現在は価値が高まりつつある
かつては価値が低く評価されていましたが、近年は価値が見直されつつあります。
そのきっかけとなったのが、ジュエリーブランドによる、ブラウンダイヤモンドを使ったコレクションの発表です。
具体的には、アメリカのジュエリーブランド「ルヴァン」がその魅力に着目し、商品を展開しました。これを転機に、複数のハイジュエリーブランドが、ブラウンダイヤモンドを用いたジュエリーを展開。
「肌なじみのよいカラー」として次第に人気を集め、セレブやジュエリー愛好家が身に着けるようになりました。
現在では、ブラウンダイヤモンドを専門に取り扱うジュエリーブランドもあるほど。
人気の高まりから、今後価値がさらに上昇する可能性もあります。
価値の高いブラウンダイヤモンドの特徴
残念ながら、ブラウンダイヤモンドであればすべてが高く評価されるわけではありません。
価値が高く評価される基準として、以下2つが挙げられます。
・人気の高い色合いである
・「4C」の評価が高い
さっそく、それぞれについて見ていきましょう。
人気の高い色合いである
濃い色合いのものほど、価値が高く評価される傾向です。
なかでも、「コニャックダイヤモンド」と呼ばれる、ブラウンダイヤモンドが人気。
コニャックダイヤモンドは、ブラウンダイヤモンドのなかで、もっとも濃い色合いを持つといわれています。
また、色が濃いほど高く評価されやすいものの、例外も存在するのです。
たとえば、「シャンパンダイヤモンド」と呼ばれる、薄い茶色のブラウンダイヤモンドは、高く評価される傾向があります。
というのも、ブラウンダイヤモンドは、黒みがかっていたり灰色がかっていたりするものも少なくありません。
シャンパンダイヤモンドには、そのような暗い印象がなく、明るさと透明感があることから、人気を集めているのです。
「4C」の評価が高い
ブラウンダイヤモンドは、一般的な無色透明のダイヤモンドと同じように、「4C」と呼ばれる評価基準に基づいて価値が判断されます。
4Cで定められている項目は、以下のとおりです。
・Color（カラー：色）
・Carat（カラット：重さ）
・Clarity（クラリティ：透明度）
・Cut（カット：輝き）
ブラウンダイヤモンドの場合、上記のなかでもっとも重視されるのは「Color（カラー：色）」です。
しかし、カラーだけで評価が決まるわけではありません。
そのほかの3つの項目も含め、総合的に評価したうえで、最終的な価値が決まります。
ブラウンダイヤモンドは高価買取も狙える宝石
ブラウンダイヤモンドの価値は、かつて低く評価されていました。
しかし、ジュエリーブランドがブラウンダイヤモンドのコレクションを発表したことをきっかけに、徐々に価値が高まってきています。
そのため、購入後に万が一売却する場合も、状態によっては高価買取を狙うことが可能です。
福ちゃんでは、ダイヤモンドの無料査定を行っておりますので、この機会にぜひご活用ください。
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