サファイアは色によって価値が変わる?とくに価値の高い色もご紹介
サファイアには、ブルーだけでなく幅広いカラーバリエーションがあり、色によって価値が変わります。
この記事では、
・サファイアの色のバリエーション
・価値がとくに高く評価される色
・色以外で価値を決める要素
をご紹介します。
サファイアの色の違いについてご興味がある方は、ぜひご覧ください。
目次
サファイアの色のバリエーション
サファイアには、以下のような色のバリエーションがあります。
・ブルーサファイア
・ピンクサファイア
・オレンジサファイア
・パパラチアサファイア
・イエローサファイア
・パープルサファイア
・グリーンサファイア
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ブルーサファイア
ブルーはサファイアの代表的な色です。青色が濃く鮮やかなものほど、高く評価されます。
また、インドのカシミール地方で採掘された「コーンフラワーブルー」はとくに高く評価されます。
コンフラワーの色合いは、少し白みがかったブルーが特徴。“矢車草(やぐるまそう)の花の色”と表現されることもあります。
ピンクサファイア
ピンクサファイアは、可愛らしい印象が特徴です。
ピンク色の中にも段階があり、色の淡いものは「パステルピンク」、色の濃いものは「レディッシュピンク」と呼びます。
オレンジサファイア
オレンジサファイアの色合いも幅があり、黄色みを帯びたものは「イエローオレンジ」、赤みを帯びたものは「レディッシュオレンジ」と呼ばれます。
オレンジサファイアの中でも、美しい夕日のような色合いは、価値が高く評価される傾向です。
オレンジサファイアについて詳しくはこちら↓
オレンジサファイアが持つ意味・効果|価値を決める基準も解説
パパラチアサファイア
パパラチアサファイアは、ピンクとオレンジの中間のような色合いをしています。
ピンクが強すぎるとピンクサファイア、オレンジが強すぎるとオレンジサファイアになってしまうため、パパラチアサファイアと認められるケースは非常に稀です。その希少性から、「世界3大希少石」の1つとして数えられています。
世界3大希少石について詳しくはこちら↓
ダイヤモンドより価値がある?世界3大希少石(レアストーン)をご紹介
イエローサファイア
イエローサファイアには、鮮やかなイエローもあれば、ブラウンがかった落ち着いたイエローもあります。その中でも、濃く鮮やかなイエローは「ゴールデンサファイア」と呼ばれ、価値が高く評価される傾向です。
イエローサファイアは神秘的な色合いから、パワーストーンとしての意味合いが強いサファイアとして扱われてきました。
パープルサファイア
上品で高貴な紫色が特徴のパープルサファイア。
産出量が少なく、サファイアの有名産地であるスリランカでは、パープルサファイアの産出量は全体のおよそ15%といわれています。
グリーンサファイア
グリーンサファイアには、深い緑色から明るい緑色まで、幅広い色合いが存在します。
全体としては、やや黒みがかった緑色のグリーンサファイアが多い傾向です。しかし、明るい緑色のものがごく稀に産出し、そのようなグリーンサファイアは、価値が高く評価されます。
価値がとくに高く評価されるサファイアの色
サファイアの中で価値がとくに高く評価されるのは、ブルーサファイアです。その中でも、コーンフラワーブルーは絶大な人気を誇り、高値で取引されてきました。
ブルー以外のカラーでは、パパラチアサファイアも価値が高く評価されます。世界3大希少石の1つでもあるパパラチアサファイアは、コーンフラワーブルーより高値がつくこともあります。
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色以外でサファイアの価値を決める要素
色以外でサファイアの価値を決める要素として、以下3つが挙げられます。
・透明度
・大きさ
・産地
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
透明度
透明度(クラリティ)とは、内包物(インクルージョン)や傷(ブレミッシュ)の程度を評価する基準です。
基本的には、内包物などが少なく透明度の高いものほど、高く評価されます。
ただし例外として、内包物が規則的に含まれることで、価値が高く評価されるサファイアがあります。その例が、光に当たると星のような模様が現れる「スターサファイア」です。
大きさ
サファイアなどの宝石の大きさは、「カラット」という単位で評価されます。
「1カラット=0.2グラム」です。
カラットが大きく、かつ透明度も高いサファイアは高く評価されます。
産地
サファイアは以下のようなさまざまな地域で産出し、それぞれ色合いや品質が異なります。
・カシミール
・スリランカ
・ミャンマー
・マダガスカル
・タイ
・カンボジア
・ナイジェリア
・オーストラリア
これらの中でも、インドのカシミール地方で産出するサファイアは、価値が高く評価される傾向です。
カシミール産のサファイアは、ほかの地域で産出するサファイアと比べ、加熱処理を施さなくても美しい輝きを放つものが豊富に存在。現在はほとんど掘り尽くされ、入手が難しくなっていることもあり、高値で取引されています。
「色」はサファイアの価値を決めるもっとも重要な要素
サファイアの価値を決める要素は複数あり、その中でも「色」は価値にもっとも大きく影響を与える要素です。
全体としては、ブルーサファイアが高く評価される傾向があるものの、ブルー以外で高く評価される色も存在します。
サファイアの購入を検討する際は、透明度や大きさだけでなく、色の違いにも着目してみてはいかがでしょうか。
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