ミャンマー産ルビーの特徴とは|世界最高品質といわれる理由を解説
世界最高品質のルビーを産出する国として知られるミャンマー。実は「ミャンマー産ルビー」と一括りにいっても、ミャンマー国内の産地によってルビーの特徴が異なります。
この記事では、ミャンマー国内のルビーの産地や、産地による違いをご紹介します。
記事を読むことで、ミャンマー産ルビーが世界最高品質といわれる理由がわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ルビーの産地
ここでは、世界およびミャンマー国内のルビーの産地について見ていきましょう。
世界のルビーの産地
ルビーの産地として挙げられるのが、以下の国々です。
・ミャンマー
・タイ
・ベトナム
・カンボジア
・インド
・スリランカ
・ケニア
・タンザニア
・マダガスカル
・モザンビーク
・アフガニスタン
これらの産地によって、色合いやインクルージョン(内包物)などの特徴が異なります。宝石の鑑定士であれば、色合いの違いだけから産地を特定できることもあります。
ミャンマーのルビーの産地
ミャンマーにはルビーを産出する地域がいくつも存在し、その中でも有名なのが「モゴック」「モンスー」と呼ばれる地域です。これら2つのうち、とくにモゴック産ルビーは最高品質であるといわれています。
ここからは、モゴック産ルビーとモンスー産ルビーの特徴を見ていきましょう。
モゴック産ルビーの特徴
モゴック鉱山では、6世紀ごろからルビーが採掘されてきたといわれています。ミャンマーに存在するほかの鉱山は比較的新しく、知名度はモゴックに及びません。
色合い
モゴック産ルビーは、ほかの産地とは一線を画す美しい色合いをしており、鮮やかで透明度の高い赤色が特徴です。この産地のルビーを紫外線に当てると、蛍光の強い赤色を発する特性もあります。
またモゴック地域では、「ピジョンブラッド」と呼ばれる色合いのルビーがほかの地域と比べて多く産出します。ピジョンブラッドルビーは、“鳩の血の色”に例えられる濃い赤色が特徴です。
加熱処理
ルビーは一般的に、加熱処理を施すことで鮮やかな赤色を引き出していることがほとんどです。しかし、モゴック産ルビーは、加熱していないにもかかわらず美しい赤色のものがあります。非加熱でありながら美しい見た目を持つルビーは、とくに高く評価され、高額取引されることも珍しくありません。
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モンスー産ルビーの特徴
モゴック鉱山でルビーが採掘され始めたのは6世紀ごろといわれているのに対し、モンスー鉱山で採掘が始まったのは1980年代のことでした。
色合い
モンスー産ルビーは原石の状態だと小豆色のものが多いため、採掘され始めた当初はあまり高く評価されませんでした。しかしその後、加熱処理技術が向上。モンスー産ルビーにも加熱処理が施され、1990年代前半から市場で取引されるようになりました。加熱処理によって鮮やかな輝きが生まれたことで、人気も価値も一気に高まったのです。
加熱処理
現在でも、モンスー産ルビーのほとんどが加熱処理されています。加熱処理を施したモンスー産ルビーは、モゴック産ルビーに似た美しさを持つといわれるほどです。
ミャンマー産ルビーは世界最高品質
ルビーは東南アジアやアフリカを中心とするさまざまな国で産出し、その中でもミャンマーは有名な産地として知られています。ミャンマーのモゴック、モンスーと呼ばれる地域で採掘されるルビーはとくに美しい輝きを持ち、ほかの国や地域のルビーとは一線を画します。
「どの産地のルビーを購入しようか悩んでいる」「産地はあまり気にしていなかったけれど、購入を決めるときの1つの要素として知っておきたい」といった方は、今回ご紹介した内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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