素人でも本物のダイヤモンドを見分けられる?買取相場も詳しく解説!
「譲り受けたのはいいけど、このダイヤモンドって本物?」
宝石の中でも希少価値が高く、「宝石の王者」として知られるダイヤモンド。そのため、世の中には「人造宝石」などと呼ばれる偽物のダイヤモンドも存在します。
昔に高い値段で買ったダイヤモンドも、偽物だと悲しいですよね。
当記事では、お家で素人でもできる本物のダイヤモンドの見分け方についてご紹介いたします。ダイヤモンドの買取相場についても解説いたしますので、ダイヤモンド買取をご検討中の方はぜひご覧ください。
目次
ダイヤモンドの種類
ダイヤモンドといっても、種類によって価値はさまざまです。
下記では、一般的に知られている透明なダイヤモンドとは別に、ジュエリーでよく使われるダイヤモンドを大きく2種類ご紹介いたします。
カラーダイヤモンド
カラーダイヤモンドとは、通常の無色透明のダイヤモンドとは異なり、自然に発色した色を持つ希少な宝石のことです。
その中でも、とくに発色が良く鮮やかなものはファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれ、色や希少性によっては高値が付きます。さらに、大粒となれば数億円以上の価格で取引されることも。
また、カラーダイヤモンドには、天然物以外に人工物もあります。人工的に着色する方法として一般的なのは、放射線を照射し内側から着色する方法です。ほかには、別の物質を注入して着色する方法や、表面をコーティングして着色する方法などがあります。
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ダイヤモンドの査定額。カラーが値段を左右する
合成ダイヤモンド
合成ダイヤモンドとは、天然のダイヤモンドと同じ結晶構造を持ちながら、人工的に合成されたダイヤモンドのことです。
人工的に作られているため、天然のダイヤモンドよりも価格が安く品質は劣るとされていますが、最近では品質が向上し、合成ダイヤモンドの需要も増えています。
合成ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同様に宝石として使用されていますが、市場価格は天然ダイヤモンドの半分ほどの値段です。
「ダイヤモンド」天然と人工の違いとは
上記でもご紹介したように、ダイヤモンドは大きく「天然(本物)」と「人工(偽物)」に分けられます。
最近では、広く市場に出回るようになった人工ダイヤモンド。「天然」と「人工」では、どのような違いがあるのでしょうか。
詳しく調べてみました。
『天然(本物)ダイヤモンド』の特徴
天然ダイヤモンドは、宝石の中で最も高い屈折率と圧倒的な輝きを持つことが特徴です。
さらに、人工ダイヤモンドとは異なり、長い年月をかけて生成される天然ダイヤモンドの結晶は、三角形が八つ組み合わさった八面体になっています。
これらの特徴により、天然ダイヤモンドは高い希少性と価値を持ち、高級宝石として広く認知されているのです。
ただ、天然のダイヤモンドは「世界で1番硬い石」といわれていますが、瞬間的な強さには弱いとされているため、取り扱いには十分注意しましょう。
『人工(偽物)ダイヤモンド』の特徴
人工ダイヤモンドとは、「模造」や「合成」など、人工的に作られたダイヤモンドのことです。
合成ダイヤモンドは、上述したように天然ダイヤモンドと同じ成分で作られています。
模造ダイヤモンドは天然や合成したものとは違い、ガラスやセラミックで作られているため、圧倒的に天然(合成)ダイヤモンドの光や硬さに劣ります。
【プロの見分け方】
模造ダイヤモンドは簡単に見破れますが、「天然」と「合成」ダイヤモンドの違いはプロでも見破ることが難しいといわれています。
そのため、鑑定書を用いたり、専用の機械を使って天然ダイヤモンドかどうか判別したりするなど、鑑定方法は実にさまざまです。
素人でもダイヤモンドを見分ける方法
お手元のダイヤモンドが、天然なのか人工なのかを見分けようにも、鑑定書を持たれていない場合もあると思います。ましてや、プロが使う道具もお家にありませんよね。
そこで、お家にあるものでダイヤモンドが天然か人工かを、簡単に見分けられる方法を4つご紹介いたします。
水滴を垂らす
本物である天然のダイヤモンドは水を弾く性質があり、石の表面に水滴を落とすと表面に丸い水滴ができます。
逆に水を弾くのはではなく、水滴を落とした際に水が平たく広がる場合、偽物である人工的なダイヤモンドといえるでしょう。
息を吹きかける
これは、ダイヤモンドの熱伝導率が高いことを利用した方法です。熱伝導率とは、物質内に熱が伝わるスピードを表します。
天然のダイヤモンドであれば、息を吹きかけるとすぐに曇りが消え、偽物であれば曇りが消えるスピードが遅くなります。
線を透かして見る
ダイヤモンドの高い屈折率を利用した方法です。
紙に線を一本書きダイヤモンド越しに線を見ると、本物のダイヤモンドは屈折率の影響で、線を目視できません。逆に偽物であれば、線を目視できます。
ジュエリーに加工されていないダイヤモンドであれば、この方法を試してみましょう。
冷蔵庫に入れる
この方法も、ダイヤモンドの熱伝導率を利用した方法です。
本物のダイヤモンドは、熱が伝わるスピードが早いため冷蔵庫に入れるとすぐに曇ります。逆に偽物であれば、曇るまでに時間を要します。
お手元に本物のダイヤモンドをお持ちであれば、調べたいダイヤモンドと一緒に冷蔵庫に入れると、変化がわかりやすくなります。
ダイヤモンドの売り時は今!?
近年、資産保全においても注目を浴びているダイヤモンド。
その価値は大きく「美しさ」と「希少性」の2つで決まるといわれています。
ダイヤモンドの相場や売る際のタイミングについて、下記で詳しく解説いたします。ダイヤモンドのご売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
ダイヤモンドの相場
ダイヤモンドは、硬さゆえに採掘や加工に費用がかかり、簡単に大量採取できない希少性が高価とされる理由です。
加えて、流通コストであったり需要と供給によるものや、4Cと呼ばれる要素に基づいて価格は変動します。
【4Cとは】
⚪︎カラット(ダイヤモンドの重さ)
⚪︎カラー(色の透明度)
⚪︎クラリティ(内包物や傷の有無)
⚪︎カット(石の形状と輝き)
ダイヤモンドの相場は、変動は少なく一定の価値はあるものの、具体的な相場を導き出すのは難しいといわれています。
そのため、ダイヤモンドの相場を確認するには、宝石業者やジュエリーショップのウェブサイトで価格を調べたり、日本宝石学会などの信頼できる情報源を参考にすることがオススメです。
ダイヤモンドを売るには
誰もが憧れるダイヤモンドは近年、合成ダイヤモンドの生成技術が向上したことから需要が高まり、ダイヤモンド市場は右肩上がりの状態が続いています。
さらに、円安の影響でダイヤモンドの相場が上がっているときは、高く売れる絶好のチャンスです。お手元にあるダイヤモンドの買取価格だけでもお知りたい方は、相場が上がっている今のうちに、専門業者に査定を依頼するとよいでしょう。
福ちゃんのダイヤモンド買取実績については、下記のリンク先よりご覧いただけます。この機会にぜひ、福ちゃんのダイヤモンド買取サービスをご利用ください。
まとめ
ここまで、天然ダイヤモンドの見分け方や相場についてご紹介いたしました。
ダイヤモンドは大きく「天然(本物)」と「人工(偽物)」に分けられ、その中でも人工物である合成ダイヤモンドは、プロでも見破ることが難しいといわれています。
また、ダイヤモンドの相場は変動が少なく一定の価値はありますが、具体的な相場を知りたい方は専門の業者や日本宝石学会など、信頼できる情報を参考にするのがオススメです。
福ちゃんでは、専門の査定士がダイヤモンドだけでなく、さまざまな宝石やジュエリーを価値に見合った価格でご提示いたします。
店舗買取はもちろん出張買取も行っておりますので、ダイヤモンドのご売却をお考えの方は、宝石の買取実績が豊富な福ちゃんにお問い合わせください。