- 金・貴金属
- 2025.02.14
ゴールドの結婚指輪は後悔する?懸念点や指輪選びを成功させるポイントを解説

結婚指輪を購入する際、ゴールド素材を検討する方もいるでしょう。
しかし、プラチナ素材の結婚指輪を選ぶ方が多いため、「ゴールドだと後悔するのでは?」と思う方も少なくありません。
そこでこの記事では、ゴールドの結婚指輪に対して具体的にどのような不安を持たれるのか、ご紹介します。
指輪選びを成功させるためのポイントも解説しますので、ぜひご覧ください。
目次
「ゴールドの結婚指輪は後悔する」といわれる理由

「ゴールドの結婚指輪は後悔する」と思われることは少なくありません。
その主な理由として、以下が挙げられます。
・派手な印象になる
・耐久性が低い
・変色しやすい
上記の点については、実は誤解されている部分もあります。
それぞれについて、さっそく詳しく見ていきましょう。
派手な印象になる
ゴールドはプラチナよりも華やかな印象を持たれやすいため、「派手すぎるのでは?」と、敬遠してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ひと口にゴールドといっても、実は多彩なカラーバリエーションがあることをご存知でしょうか?
ホワイトゴールド・ピンクゴールド・イエローゴールドなど、その色合いは実にさまざま。
落ち着いた印象のカラーもあり、「ゴールド=派手」とは言い切れないのです。
そのような奥深い「ゴールドの色の世界」について、下記の記事で詳しく解説しています。
ぜひ、ご自身にぴったりのゴールドを見つけてみてください。
ゴールドの色の種類に関する記事はこちら↓
ゴールドの色の種類はどれくらいある?それぞれの違いを徹底解説
耐久性が低い
ゴールドの持つ柔らかな輝きは魅力ですが、その一方で「柔らかすぎて傷や変形に弱いのでは?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、純金である「K24」は非常に柔らかく、日常使いには注意が必要です。
しかし、ご安心ください。
結婚指輪に用いられるゴールドの多くは、他の金属を混ぜて強度を高めた「K18」です。
実は、K18の強度は、結婚指輪によく使われるプラチナ素材「Pt950(純度95%)」や「Pt900(純度90%)」と同等、あるいは「それ以上」といわれています。
「K18」と「K24」の違いについて、さらに詳しくお知りになりたい方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。
K18とK24の違いに関する記事はこちら↓
「18金(K)」「24金(K)」の違いって何?「金」特有の24分率とは?
変色しやすい
ゴールドは、その輝きから「永遠の愛を誓う結婚指輪にふさわしい素材」とされています。
しかし、「ゴールドは変色しやすい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、金以外の金属を混ぜた合金は、金そのものと比べて変色する可能性は高くなります。
なぜなら、金は酸化や腐食に非常に強い金属である一方、強度や色合いの調整のために加えられる割り金(銀や銅など)は、金に比べて変色の影響を受けやすいためです。
ただし、先述したように、結婚指輪に使用されるゴールドは主に「K18」です。
K18は金の含有率が75%であり、K14(約58%)やK10(約42%)と比較して金の比率が高いため、変色のリスクは比較的低いといえるでしょう。
日常的なお手入れで、その輝きを長く保つことが可能です。
ゴールドの結婚指輪を選ぶときのポイント

ゴールドの結婚指輪を選ぶときのポイントは、以下の3つです。
・仕上げ加工にこだわる
・幅に着目する
・肌の色になじむカラーを選ぶ
上記のポイントを意識することで、ご自身に合った指輪を選びやすくなります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕上げ加工にこだわる
ゴールドは、表面の仕上げ加工によって印象が大きく変わります。
たとえば、代表的な加工方法である「ミラー仕上げ」の場合、艶が強調されて華やかな印象になります。
ゴールドの華やかさを活かした指輪をお求めの方には、ミラー仕上げが適しているでしょう。
「マット仕上げ」では、艶が抑えられてナチュラルな雰囲気になります。
落ち着いた印象の指輪をお探しの方には、マット仕上げのものがオススメです。
幅に着目する
同じゴールド素材の結婚指輪でも、幅によって印象が大きく変わります。
具体的には、幅が細いと華奢でドレッシーな印象に、太いと存在感がありカジュアルな印象になります。
幅の異なる指輪を複数試着することで、ご自身に合うものを選べるでしょう。
肌の色になじむカラーを選ぶ
「ゴールドは派手なイメージがあったけれど、試着をしたら、肌の色になじむものが見つかった」といったケースも、決して珍しくはありません。
指輪の幅を決めるときと同様に、複数の商品を試着することで、しっくりくるカラーを選びやすくなるでしょう。
カラーゴールドの例として、華やかな黄金色の「イエローゴールド」、フェミニンな印象の「ピンクゴールド」、銀白色の「ホワイトゴールド」が挙げられます。
そのほかに、さわやかな印象の「グリーンゴールド」や、シックで落ち着いた印象の「シャンパンゴールド」などもありますよ。
ゴールドの結婚指輪のメリット

ここまで、ゴールドの結婚指輪の懸念点をご紹介してきましたが、もちろんメリットもあります。
主なメリットは、以下の3つです。
・幅広いシーンに合わせやすい
・手元が華やかになる
・日本人の肌の色に合いやすい
それぞれについて見ていきましょう。
幅広いシーンに合わせやすい
ゴールドの結婚指輪は、華やかさと上品さを兼ね備えており、幅広いシーンに合わせやすいのが魅力です。
普段使いはもちろん、お祝いの席などのパーティーシーンにも適しています。
手元が華やかになる
ゴールドはプラチナに比べて、手元が華やかになるのも魅力です。
とくに、年齢を重ねると、華やかな印象の指輪が肌になじみやすくなるといわれています。
こうした点を考慮すると、ゴールドの結婚指輪は、長く愛用できる可能性が高いでしょう。
日本人の肌の色に合いやすい
ゴールドジュエリーは、日本人の黄みがかった肌の色に合いやすいといわれています。
リング単体で見ると華やかすぎると思うかもしれませんが、実際に試着してみると、意外にしっくりくるケースも珍しくありません。
結婚指輪は一生もの!慎重に選ぼう

ゴールドの結婚指輪に、特別な想いを抱く一方で、「自分に似合うだろうか」と少し不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際にゴールドの指輪を選ばれた方からは、「時を経ても色褪せない魅力がある」「プラチナとは違う温かみを感じる」といった喜びの声も多く聞かれます。
人生を共に歩む結婚指輪だからこそ、ご自身の好みはもちろん、「指に着けたときの印象」や「年月を重ねた未来の自分」を想像しながら、じっくりと選んでいただきたいと思います。
その大切な一歩を、今回の記事がお役に立てれば幸いです。
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