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  • 金・貴金属
  • 2024.12.07

「ジョージ3世ギニー金貨」を解説|産業革命と独立戦争の激動期を刻む金貨の魅力とは

産業革命の隆盛とアメリカ独立戦争の勃発。

18世紀の大英帝国は、まさに光と影が交錯する激動の時代を迎えていました。この時代を象徴する金貨が「ジョージ3世ギニー金貨」です。

ジョージ3世」の治世(1760年~1820年)は、イギリス史のみならず世界史においても重要な転換期でした。フランス革命・ナポレオン戦争・アメリカ独立戦争といった出来事は、世界地図を塗り替え、近代社会の礎を築くことになるのです。

当記事では、激動の18世紀に発行された「ジョージ3世ギニー金貨」の魅力に迫ります。

金貨が発行された当時の歴史的背景、デザインに込められた意味、そして現代におけるコレクターズアイテムとしての価値まで、詳細に解説していきます。

最後まで、ぜひご覧ください。

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「ジョージ3世ギニー金貨」とは?その歴史と価値を探る

「ジョージ3世ギニー金貨」を解説|産業革命と独立戦争の激動期を刻む金貨の魅力とは

「ジョージ3世ギニー金貨」とは、18世紀から19世紀初頭にかけて鋳造された、イギリスの歴史を彩る金貨のことです。

当時のイギリス経済を支えた主要通貨であり、現代ではコレクターズアイテムとして高い価値を有しています。現存する枚数が少ないため、希少性も高く、歴史的価値と投資価値の両面から注目されています。

ギニー金貨に刻まれた「国王ジョージ3世」とは?

ジョージ3世(1738年 – 1820年)は、1760年から1820年まで、60年という長きにわたり在位した「ハノーヴァー朝第3代」のイギリス国王です。

祖父である「ジョージ2世」の後を継いで王位に就きましたが、ドイツ貴族として育った祖父とは異なり、イギリス王室で帝王学を学び、イギリス文化に精通した人物でした。

彼は強い意志を持ち、自ら国を統治することを望み、政治改革にも積極的に取り組みました。その治世は、アメリカ独立戦争やフランス革命戦争など、激動の時代と重なります。

数々の試練を乗り越え、「産業革命期のイギリスを導いた国王」として、歴史に名を刻んでいます。

「ギニー金貨」の歴史と特徴

ギニー金貨は、1663年に初めて登場しました。

「ギニー金貨」の名は、アフリカ西部のギニアから輸入した金を使い、鋳造されていたことに由来します。

1813年に「ポンド・シリング制度」が確立されるまで、イギリスの主要な金貨として流通していました。

ジョージ3世のギニー金貨は、その中でもとくに人気が高く、さまざまなデザインが存在します。肖像画・紋章・スローガンなど、当時の文化や社会を反映した意匠は、コレクターを魅了してやみません。

「ジョージ3世ギニー金貨」のデザインと特徴を読み解く

「ジョージ3世ギニー金貨」を解説|産業革命と独立戦争の激動期を刻む金貨の魅力とは

「ジョージ3世ギニー金貨」は、複数のデザインと額面で発行されました。

発行から長年の時を経て、摩耗や損傷が進んでいる場合もあるため、お手持ちの同金貨の価値を正確にお知りたい場合には、専門家にご相談されることをオススメします。

ここからは、ジョージ3世のギニー金貨の「表面」と「裏面」のデザインについて解説します。

表面デザイン:「若きジョージ3世の横顔」

金貨の表面には、若々しい「ジョージ3世」の横顔が描かれています。古代ローマ皇帝を彷彿とさせる月桂冠は、勝利と栄誉の象徴。王としての威厳と自信を表現しているのです。

肖像画の周囲に刻まれているのは、「GEORGIVS III DEI GRATIA(神の恩寵によるジョージ3世)」という、ラテン語の銘文です。この銘文は、王権神授説に基づき、ジョージ3世の統治が神の祝福を受けていることを示しています。

ジョージ3世の肖像画は、発行時期によって微妙に異なります。初期の肖像画では若々しく精悍な姿が描かれていますが、後期の肖像画では、年齢を重ねた風格のある姿が表現されているのが特徴です。

裏面デザイン:英国王の威厳を象徴する「紋章」

金貨の裏面には、装飾的な王冠をかぶった四分割の紋章が描かれています。この紋章は、イングランド・スコットランド・アイルランド・フランスといった、ジョージ3世が統治した領土を象徴しているのです。

盾の上には、金貨の発行年が刻印されています。

紋章の周囲に刻まれているのは、「M・B・F・ET・H・REX・F・D・B・ET・L・D・S・R・I・A・T・ET・E」という、ラテン語の銘文です。

この銘文が意味するのは、「グレートブリテン・フランス・アイルランドの王・信仰の守護者・ブラウンシュヴァイク・リューネブルクの公爵・神聖ローマ帝国の大蔵卿および選帝侯」です。

ジョージ3世の称号と、その権威の広がりを示しています。

▼「ジョージ3世」ギニー金貨の概要
・品位:金91.67%
・発行年:1700年代
・発行国:イギリス

「ジョージ3世ギニー金貨」の市場価値

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「ジョージ3世ギニー金貨」は、市場に出回る数が限られているため、希少価値が高く、コレクターの間で人気です。

さらに、金の純度が91.67%と高いため、貴金属としての価値も高く評価されています。

金貨の状態・発行年・希少性などによって市場価値は変動するものの、保存状態の良いものは、とくに高値で取引される傾向です。

ギニー金貨の価値を最大限に引き出すには?

ギニー金貨をご売却される際は、その価値を正しく評価してくれる買取業者を選ぶことが重要です。

金や貴金属だけでなく、古銭や骨董品にも精通した専門業者に依頼することで、希少性や歴史的価値も含めた総合的な評価を受けられます。

福ちゃんは、貴金属・古銭・ブランド品など、幅広い分野の専門知識を持つ査定士が在籍しています。そのため、金貨の総合評価(総合査定)が可能なのです。

ギニー金貨のような「アンティークコイン」のご売却をお考えなら、ぜひ福ちゃんにお任せください。

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まとめ

ジョージ3世ギニー金貨」は、産業革命やアメリカ独立戦争など、激動の18世紀のイギリスを象徴する金貨です。約250年前のイギリスで実際に流通していた貨幣であり、歴史とロマンを感じさせます。

金品位の高い貴金属であることも、世界中のコレクターから人気を集めている理由の1つです。希少価値の高い金貨であり、コレクターズアイテムとしてだけでなく、投資対象としても注目されています。

ジョージ3世ギニー金貨」は、歴史的価値・美的価値・投資価値を兼ね備えた、魅力的な金貨です。

所有する喜びを満たしてくれるだけでなく、資産保全や投資対象としても魅力的な1枚といえるでしょう。

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