ピンクゴールドは変色しやすい？変色を防ぐ方法を解説
愛らしい色合いが特徴のピンクゴールド。
純金が使われているため変色しにくいイメージがあるかもしれませんが、取り扱い方によっては、変色してしまうことがあります。
この記事では、
・ピンクゴールドが変色を起こす原因
・ピンクゴールドの変色を防ぐお手入れのコツ
・変色してしまったときの対処法
などを解説していきます。
ピンクゴールド製品の購入を検討されている方や、できるだけ長く愛用したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ピンクゴールドは変色しやすい？変色の原因とは
ピンクゴールドは、純金に銀や銅、パラジウムなどほかの種類の金属を混ぜ合わせてつくられる貴金属です。
純金に混ぜられるほかの金属は「割金」と呼ばれ、ゴールドの色味を調整したり、傷や変形に強くしたりするために重要な役割を果たします。
ただ、割金の種類によっては変色しやすくなるのも事実です。
たとえば、ピンクゴールドにも使われている銅は、変色につながりやすい金属として知られています。
銅は酸素に触れて酸化したり、温泉に含まれる硫黄成分と反応したりしやすく、それが黒ずみを引き起こすのです。
ピンクゴールドの変色を防ぐための取り扱い方
ピンクゴールドの変色を完全に防ぐ方法は、残念ながらありません。
ただ、以下のような取り扱い方をすれば、綺麗な状態を少しでも長く保つことにつながります。
・着用後は拭き取り掃除をする
・中性洗剤を使って洗浄する
・シーンに応じて取り外す
・密閉袋に入れて保管する
着用後は拭き取り掃除をする
ピンクゴールドジュエリーを身につけているうちに、汗や皮脂、化粧品などが付着してしまい、それを放置していると変色につながります。
着用後に、やわらかい布やジュエリー専用クロスで拭き取るだけでも、変色を防ぎやすくなるでしょう。
ピンクゴールドを綺麗な状態に保つには、日頃のお手入れが何よりも大切です。
中性洗剤を使って洗浄する
拭き取りだけでは落としきれない汚れがある場合、中性洗剤を使って洗浄するのも効果的です。
ぬるま湯に少量の中性洗剤を溶かし、ピンクゴールドジュエリーなどを5〜10分ほどつけ置きします。その後、水で洗い流し、やわらかい布で水分を拭き取れば完了です。
ただし、宝石が装飾されている場合は注意が必要です。
エメラルドのように、中性洗剤でのお手入れが適さない宝石もあるので、事前に必ず確認しましょう。
このお手入れは、目立つ汚れがあるかどうかにかかわらず、1〜2か月に1回などの頻度で定期的に行うことで、変色をより防ぎやすくなります。
シーンに応じて取り外す
お手入れを定期的に行うだけでなく、変色の原因となる成分がそもそも付着しないよう意識することも大切です。
具体的には、入浴や温泉、食器洗いなどのタイミングで取り外すようにすると、変色リスクがかなり軽減されます。
取り外す際は、紛失を避けるため、ジュエリーを入れるケースや袋を準備しておくとよいでしょう。
密閉袋などに入れて保管する
ピンクゴールドジュエリーは空気に長時間さらされているだけでも、酸化によって変色する恐れがあります。酸化を防ぐため、着用時以外は空気に触れさせないように保管するのがオススメです。
具体的には、密閉できるプラスチック袋などで保管するのがよいでしょう。
※上記の内容は、あくまでも参考情報です。お手入れに際して、なんらかの損害が発生した場合でも、当方は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
ピンクゴールドが変色したときの対処法
ピンクゴールドが万が一変色してしまった場合、どうすればよいのでしょうか。
変色してしまったとき、ご自身の判断で磨かれる方もいらっしゃいますが、傷が深くなってしまうこともあります。
状態を悪化させず、できる限り改善するには、ゴールド製品の修理やクリーニングを専門とする業者に依頼したほうがよいでしょう。
業者に依頼すると、新品に近い状態に戻してくれることもあります。
状態のよいピンクゴールドは高価買取も狙える
当記事では、ピンクゴールドが変色する原因や、変色を防ぐための取り扱い方をご紹介しました。
ピンクゴールドは変色リスクが比較的高い貴金属であるものの、取り扱い時のポイントを押さえることで、変色を防ぎやすくなります。
また、定期的にお手入れして綺麗な状態を保っておけば、将来手放そうと思ったときに、高価買取を狙いやすくなるでしょう。
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万が一ピンクゴールド製品の売却を検討されることがございましたら、お気軽にご相談ください。
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