純銀メダルに刻まれた世界遺産｜国宝章牌「沖ノ島祭祀の奉献品」の歴史と市場価値
世界遺産にも登録された「神宿る島」の奉献品が、純銀メダルとして蘇りました。 古代のロマンと現代の匠の技が融合した「沖ノ島祭祀の奉献品 純銀メダル」。造幣局が誇る最高純度の銀を用い、精緻なレリーフで古代の息吹を伝えます。 「国宝章牌シリーズ」の1つであるこの純銀メダルは、歴史的価値に加え、貴金属としての価値と魅力も兼ね備えているのです。
当記事では、「沖ノ島祭祀の奉献品 純銀メダル」の魅力と価値を徹底解説します。
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目次
国宝章牌「沖ノ島祭祀の奉献品」純銀メダルとは
福岡県宗像市の沖合に浮かぶ、神秘の島「沖ノ島」。
世界遺産にも登録されたこの島は、古代より「神宿る島」として崇められ、数々の祭祀が行われてきました。
造幣局が手掛ける「国宝章牌シリーズ」から、この沖ノ島で発見された「国宝級の奉献品」をモチーフにして純銀メダルが作られました。それが、「沖ノ島祭祀の奉献品純銀メダル」です。
日本の匠の技と古代のロマンが融合したこの純銀メダルは、コレクターのみならず、歴史や文化に関心を持つ多くの人々にとって魅力的な逸品といえるでしょう。
以前、福ちゃんコラムでご紹介した「国宝章牌 法隆寺」に続く、同シリーズの純銀メダルです。
→ 国宝章牌「法隆寺」純銀メダルの詳細はコチラ
ユネスコ世界文化遺産にも登録されている「神宿る島」沖ノ島
福岡県宗像市に浮かぶ、神秘のベールに包まれた島、沖ノ島。
2017年には、「ユネスコ世界遺産」に登録されました。この島は、宗像大社の「沖津宮」が鎮座する、まさに「神宿る島」です。
古代、日本と大陸を結ぶ海上交通の要衝であった沖ノ島は、航海の安全や国家の安寧を祈る人々の信仰を集め、4世紀から9世紀にかけて数々の祭祀が行われました。
島全体が神域とされ、現在も厳格な禁忌が守られています。そのような沖ノ島からは、古代の国際交流を物語る8万点もの奉献品が出土し、すべてが国宝に指定されています。
金製指輪やガラス製品など、大陸からもたらされた貴重な品々は、まさに「海の正倉院」。古代のロマンと祈りが凝縮された沖ノ島は、日本が世界に誇る歴史的遺産なのです。
国宝章牌シリーズ「沖ノ島祭祀の奉献品」純銀メダルは、そのような沖ノ島の神秘と歴史を、掌中に収められる特別な逸品です。
「沖ノ島祭祀の奉献品」純銀メダルの種類と魅力的なデザイン
国宝章牌「沖ノ島祭祀の奉献品」メダルは、重厚感あふれる純銀製と、より希少性の高い純金製の2種類で展開されています。
純銀メダルは、その名の通り品位の高い純銀を使用し、ずっしりとした重みが魅力です。
一方、純金メダルは「直径約35mm、重量約45g」と、純銀メダルより一回り小ぶりながらも、黄金の輝きがひときわ目を引きます。
発行枚数はわずか「900枚」と、その希少価値は計り知れません。
どちらのメダルも、表面には沖ノ島を背景に、国宝に指定されている3つの「金銅製心葉形杏葉」が配置されています。さらに、その上に「金銅製龍頭」「金製指輪」「金銅製高機」が重なり合うように、レリーフで表現されているのが特徴です。古代の息吹を感じさせるデザインとなっています。
裏面には、「金銅製心葉形杏葉」と「金銅製棘葉形杏葉」が描かれ、細部までこだわり抜かれた造形美が光ります。
沖ノ島の神秘と古代の技術が融合した、まさに芸術品と呼ぶにふさわしいメダルです。
手にするたびに、悠久の歴史とロマンを感じられるでしょう。
▼国宝章牌「沖ノ島祭祀の奉献品」純銀メダルの概要
・品位：銀99.9%（純銀）
・重量：約160g
・直径：約60mm
・発行枚数：3,000枚
・発行年：2018年（平成30年）
・発行：造幣局（日本）
純銀メダル「沖ノ島祭祀の奉献品」の資産価値と高価買取のポイント
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国宝章牌「沖ノ島祭祀の奉献品」純銀メダルは、法定通貨としての価値はありませんが、コレクターズアイテムとしての資産価値を期待できます。
その理由は、最高品位の純銀を使用していること、そして数量限定発売であるという希少性です。
金や貴金属の買取市場では、これらの要素が評価され、貴金属相場以上の買取価格が期待できる場合があります。
とくに近年は、金価格の高騰が続いており、金や貴金属の買取価格は上昇傾向です。
沖ノ島祭祀の奉献品メダルのような限定品は、保存状態が良ければ、希少価値も加味され、さらに高値で取引される可能性があります。
福ちゃんでは、沖ノ島祭祀の奉献品メダルをはじめ、さまざまな金・貴金属製品の買取に力を入れています。
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まとめ
世界遺産・沖ノ島から出土した国宝「沖ノ島祭祀の奉献品」。
その歴史的価値は、「宗像大社神宝館」で多くの人々を魅了しています。
今回ご紹介した「沖ノ島祭祀の奉献品 純銀メダル」は、そのような国宝級の品々をモチーフに、最高品位の純銀で精巧に再現した芸術作品です。
長い時を超え、現代に蘇った古代の息吹。このメダルを手にすることで、日本の豊かな文化遺産を身近に感じ、古代ロマンに浸れるでしょう。
貴金属としての価値はもちろん、歴史的・芸術的価値も併せ持つ、まさにコレクター垂涎の至宝です。
