カフスボタンの付け方をご紹介|付けるときの注意点とは?
カフスボタンの付け方はシンプルですが、初めて使う方などは「付け方がイメージしにくい」と感じることも少なくありません。
そこでこの記事では、
・カフスボタンの種類
・カフスボタンに適したシャツ
・付け方の手順
をご紹介します。
実際に付けるときの注意点もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
カフスボタンの種類
シャツの袖口(カフス)を留めるためのアクセサリーであるカフスボタンは、正式名称を「カフリンクス」といいます。
カフスボタンは留め具の形によって、以下のようなさまざまな種類に分かれています。
・スウィヴル式
・チェーン式
・固定式
・スナップ式
・紐式
それぞれの特徴を見ていきましょう。
スウィヴル式
T字状の留め具に、ばねが採用されているタイプです。
留め具を倒してまっすぐにすることで、ボタンホールに通せるようになります。
ボタンホールに通したあと、留め具を起こしてT字状にすると固定できます。
ボタンホールの大きさにかかわらず使える利便性が支持されており、最近の代表的なスタイルです。
チェーン式
メインパーツと留め具がチェーンでつながっているタイプです。カフスが誕生した1640年ごろから愛されてきたとされています。
固定式
メインパーツと留め具が一体化していて、動かないタイプです。
ボタンホールにそのまま通して使用します。
スナップ式
2つのパーツに分かれており、スナップボタンのように留めるタイプです。袖口の表と裏から挟み込んで、パチンと留めます。ほかの方式と比べてパーツを紛失しやすいため、より注意深く取り扱う必要があるでしょう。
紐式
シルクやゴムなどの素材が使われているタイプです。耐久性はあまり高くありませんが、比較的リーズナブルで、袖口に通すだけで手軽に使える点が魅力です。
カフスボタンに適したシャツの袖口
どのような種類の袖口でも、カフスボタンに対応しているわけではありません。
「袖口の種類をよく確認せずにシャツを購入した結果、カフスボタンが使えない」という事態も発生し得るので注意が必要です。
カフスボタンに適した袖口の種類として、以下が挙げられます。
・ダブルカフス
・コンバーチブルカフス
・テニスカフス
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ダブルカフス
ダブルカフスは「フレンチカフス」とも呼ばれ、長めの袖を2重に折り返したカフスです。
袖口の両側にボタンホールのみがあり、カフスボタン専用のカフスとなっています。
重に折り返されることで重厚感が生まれるため、フォーマルなシーンなどでとくに好まれるスタイルです。
コンバーチブルカフス
袖口の片側にボタンがついており、両側にボタンホールがあります。
カフスボタンで留められるだけでなく、カフスボタンを使用しないときは袖口についたボタンでも留められ、その利便性から最近多く見られるスタイルです。
テニスカフス
袖口の両側にボタンホールのみがある、カフスボタン専用のシングルカフスです。
シングルカフスとは、折り返しのない1重の袖口を指します。シンプルな作りのため、カフスボタンを装着しやすいのが魅力です。
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カフスボタンの付け方
カフスボタンを付けるときの具体的な手順は、以下のとおりです。
1.袖口の裏側同士を合わせ、ボタンホールを重ねます。
2.スウィヴル式のカフスボタンの場合は、留め具を倒してまっすぐ(棒状)にしましょう。
3.手の甲側から手のひら側に向かって、留め具をボタンホールに通します。
4.ボタンホールに通した留め具を、T字状になるように戻しましょう。
ボタンホールを重ねる際、袖口の裏側同士を合わせるのがポイントです。
また、今回は留め具がT字状になっている「スウィヴル式」の場合を想定してご紹介しました。固定式やチェーン式の場合は、ボタンホールにそのまま通すだけで装着できます。
カフスボタンを付けるときの注意点
固定式やチェーン式のカフスボタンを使用する際は、カフスボタンとボタンホールのサイズに注意が必要です。
サイズが合っていないと装着するのが難しいだけでなく、シャツを傷める原因となります。
そのため、それぞれのサイズをよくチェックしてから購入や装着をしましょう。
また、カフスボタンを使用するシーンにも気を配る必要があります。
カフスボタンはビジネスシーンや結婚式などのフォーマルシーンで活躍する一方、お葬式などの弔事では、使用を控えたほうがよいとされています。
すべてのフォーマルシーンで使えるわけではないことを押さえておきましょう。
カフスボタンでコーディネートの幅が広がる
カフスボタンには複数の種類があり、それぞれデザインや使いやすさが変わってきます。また、袖口にもさまざまなタイプがあり、タイプによってはそもそもカフスボタンを付けられないこともあるので注意が必要です。
カフスボタンがあると、ご自身の個性をさりげなく主張でき、コーディネートの幅が広がります。
カフスボタンの正しい付け方を身につけて、お洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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