ギターを売ると後悔する理由6つ|買取店で高く売るコツも紹介!
新しくギターを購入するための資金が必要なとき、ギターを弾く機会が減ったり引越しで置き場所がなくなったりで手放すとき、勢いで売却して後悔することがあります。ギターを売って後悔しないためにも、売る必要性をよく考えた上で買取に出しましょう。
今回は、ギターを売ると後悔する理由6つと、ギターを買取に出す際の価格を上げるコツをご紹介します。ギターを納得の上で手放したいという人は、ぜひ当記事をお役立てください。
目次
ギターを売ると後悔する?よくある理由6つ
「掃除をしていたら、押し入れからいつの間にか使わなくなっていたギターが見つかった」「学生時代に購入したギターが古くなったので、そろそろ新しいギターが欲しくなった」などさまざまな理由で、保有しているギターを手放す機会が発生します。
ギターを手放す方法はさまざまで、廃棄する以外にも、ギター好きな友人に譲ったり楽器店での買取査定やネットオークションに出品して売ったりすることが可能です。
ただし、ギターを売って後悔するケースもあります。ここでは、ギターを売ったことで後悔する理由を6つ紹介します。ギターを手放す際は、本当に売るべきかをよく考えましょう。
【後悔1】相場よりも安い金額で売れたため
ギターにかかわらず、中古楽器は種類や状態、メーカー・ブランド、モデルなどさまざまな理由で買取価格が変化するため、一概に査定額を算出するのは困難です。楽器の状態によっては買取対象にならない場合もあります。
また、「持ち込み買取」か「宅配買取」、「出張買取」など買取方法の違いによっても価格は左右します。具体的には、ギターの製造年やサビ・傷の有無、付属品の有無などによって、想定よりも安い金額での買取となるため、売る際には注意が必要です。
【後悔2】ネットでの出品でトラブルが起きたため
オークションやフリマサイトへの出品による中古ギター買取は、店頭買取より高く売れる可能性もありますが、出品者と落札者(購入者)との間でトラブルに発展してしまったという話も耳にします。
ネットへ出品した場合、落札後のやり取りでトラブルが発生することがあります。「落札(購入)があったのに入金がなかなか行われず、手続きが進まない」「商品を梱包し郵送しようと思ったが、発送先が分からない」といったケースは少なくないでしょう。
商品発送後に起こりやすいのが、落札した商品に対するクレームです。「入金手続きをしたのに商品がなかなか届かない」「商品説明には不具合について記載されていなかったのに、実際に弾いてみると思うような音が出ない」などの声があがることもあります。
ネットでギターを出品するときは、落札者目線での細かい商品説明や手続きへの配慮が求められます。
【後悔3】思い入れのあるギターだったため
一度は自分が手に取ったギターです。忘れられない思い出もあるでしょう。思い出があるギターを突発的に売って後悔するケースは多いです。「お金が急に必要になり、思い切って売ってしまった」「もっと高く売れたはずなのに、相場よりも安い金額で売ってしまった」といった突発的な売り方は、後悔する原因となります。
思い入れが強いギターは、売るかどうかをすぐに決めず、時間を置いて考えることをおすすめします。また、売る方法を模索したり、オンライン査定などを用いて複数の買取店舗で査定を受け、見積もりを比較したりすることも重要です。売り方や査定を工夫して、相場よりも安い査定金額で売るリスクを回避しましょう。
【後悔4】ヴィンテージギターを売った後に価値が上がったため
買取を検討しているギターがヴィンテージものの場合は、為替相場の影響によって価値が変化し後悔することがあります。海外に向けて中古ギターを売る場合、日本への輸入が有利となる円高な経済状況では、安い価格での買取になる可能性があるためです。
例えば、1980年代の日本ブランド品であるギターは海外でも人気が高く評価されています。そのため、円安傾向のタイミングを狙って売ることで、海外にいるジャパンヴィンテージファンへ高値で売れます。ヴィンテージギターでも、ものの状態が良く、人気モデルであれば定価以上の値段が付くこともあるでしょう。
売った後に市場価格が上がり、売るタイミングを間違えたと後悔することのないよう、為替相場にも注意してください。
【後悔5】ギターの音色が良かったため
ギターは個体差が大きく、同じメーカー・ブランドやモデルのギターであっても、材質や製造過程でギターの音色に変化が生まれることがあります。音色にも「あたり・はずれ」があり、売ってからギターの音色の良さに気がつくこともあるでしょう。
また、音の良いギターを売る場合、買取価格が安いと感じることもあります。買取・出品する前に、本当に売っても後悔しないギターであるか考え直しましょう。
【後悔6】前のギターのほうが良いと感じたため
「新しいギターを買い換えるため」という理由で、持っていたギターを手放す人もいます。ところが、実際に新しいギターを購入し使ってみると、前のギターのほうが良かったと感じる場合も少なくありません。
新しいギターを買うための資金であったり、家庭に何台ものギターを置くスペースがなかったりで、前のギターを残しておくことが難しいときもあります。本当に売る必要があるのか、まだ保管しておけないかをよく考えた上で買取に出しましょう。
ギターを安く売って後悔したくない場合は?高く売るコツを紹介
ギターをどうしても売る必要がある場合、せっかくならより高く、そして後悔をしない売り方をしたいものです。
納得してギターを売りたいのであれば、買取業者に依頼することがおすすめです。買取業者は買取はもちろん商品に関する知識が豊富なため、適正価格を提示してもらえます。
ここからは、買取業者にできるだけ高く買い取ってもらうためのコツを紹介します。
ギターをきれいにする
ギターのメンテナンスやクリーニングは、内容によりますが基本的には自宅で行えます。ショップへ買取に出す前に、ギター本体をひと通りきれいにしましょう。
例えば、埃が気になる部分は丁寧に拭きあげます。埃を拭き取った後、専用のオイルやポリッシュでツヤを出すとさらにきれいに仕上がります。
普段の演奏後に軽くフロスで拭くだけでも、貴金属部分のサビ予防になります。長くきれいに保つため、そしていつか買取に出すときのために、日頃から定期的なメンテナンスを心がけましょう。
周辺機器や付属品をそろえる
押し入れに眠っている電化製品やおもちゃを買取に出すとき、製品が入っていた箱や取扱説明書、付属パーツが付いていると高く売れる可能性があります。ギターも同様で、購入時に付いていた付属品や周辺機器が揃っていると、高価買取につながるケースがあります。
現在使用していなくても、ギターケースや保証書、アンプなど、当初ギターに付属されていたアクセサリーが残っている場合は、一度探した上で買取に出しましょう。
チューニングをする
ギターをより高く売るためには、弦の状態をより良いものにしておくこともポイントです。ギターの査定時、店頭のスタッフが実際に弾いて買取価格を判断することがあります。
買取へ出す前には、通常のチューニングを行った状態からペグを1周から2周回して緩めておくとよいでしょう。ネックへの負担を軽減するための対応です。
ギターの弦は、ノーブランドのものであれば数百円程度で購入できます。弦が付いていないギターは査定価格が下がり、お店によっては買取不可となる場合もあります。買取価格を少しでも上げたい場合は、弦が完全な状態で査定を受けましょう。
まとめ
勢いでギターを売ると後悔することがあります。相場より安く売ってしまった、売った後にギターの価値が上がったなど金銭面での後悔もあれば、音色の良さや思い入れなどギターそのものの価値により後悔することも少なくありません。時間を置き、今一度ギターを売るべきかをよく考えましょう。
買取価格による後悔を防ぐことはできます。ギターをきれいにしたりチューニングしたり、状態を良くしておくことで査定額がアップする場合があります。周辺機器や付属品をそろえることで評価が高まり、金額が上乗せされるケースもあるため、もし収納ケースやアンプ、保証書などがある場合はあわせて査定してもらいましょう。