performance guitarとは?その歴史と最新ギターを紹介!
アメリカ合衆国カリフォルニア州の都市ロサンゼルスに、「Performance GUITAR」という看板を掲げたギターの工房があります。Gibsonやフェンダーのような大企業ではないものの、優れたギターやベースなどの楽器を製作し、フランク・ザッパをはじめとするレジェンド級のミュージシャンからの信頼を得ています。
ここでは、そんなperformance guitarの歴史や最新の製品についてまとめています。
目次
performance guitarの歴史
1975年、子どもの頃からギターの製作に携わってきた須貝邦夫という日本の技術者がアメリカに渡り、ギターメーカーとしては最大手のフェンダー社と日本の企業をつなぐ技術アドバイザーとして活躍します。
performance guitarは、そんな須貝さんが手がけているギター工房です。
1979年、ロサンゼルスで誕生した工房からは高品質なギターやベースといった楽器が生み出され、やがてアマチュアの音楽ファンのみならずプロにも愛用されるようになっていきます。
有名なところでは、ポピュラーミュージック界におけるレジェンドのひとりであるフランク・ザッパが挙げられます。
performance guitarのギターはザッパの作り出す唯一無二の音楽を支え、ザッパもまたそのギターを愛用しました。
その他、名曲『ホテル・カリフォルニア』で知られるバンド「イーグルス」のジョー・ウォルシュもperformance guitarの製品を愛用したミュージシャンのひとりで、須貝さんはそのメンテナンスも手がけていたようです。
こうして、多くのミュージシャンからの多大な信頼を得ているperformance guitar。もちろん一般の音楽ファンやアマチュアのプレイヤーに向けても製品を送り出しており、知る人ぞ知る確かなメーカーとして現在も続いています。
performance guitarの最新ギターを紹介!
誕生以来、プロの有名ミュージシャンからアマチュアまで幅広い人々に親しまれているperformance guitar。ここでは、その最新のギターをいくつか紹介します。
Performance CORSAIR Red/White Line
日本でも人気が高い「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のギタリストでありボーカリストでもあるジョン・フルシアンテが愛用するギターの仕様を完全再現した製品です。ボディはアルダー材を、ネックおよび指板にはメイプル材を使用しているのが特徴で、さらにサテンフィニッシュの渋い仕上げになっています。
Performance Corsair Pink Banana w/Floyd Rose
特徴的なリバースのバナナヘッド。上質なアルダー材を使ったボディ。スタイリッシュなルックスとは裏腹に独特のヘヴィなサウンドを生み出すギターとして発売されました。
ほっそりとした見た目ながらもタフさを持ち合わせている名品といえるでしょう。
まとめ
performance guitar大手ギターメーカーのフェンダー社と日本企業の架け橋となった須貝邦夫さんが手がけているギター工房です。1979年にロサンゼルスで誕生し、それ以来たくさんの高品質なギターやベースを生み出してきました。今でもプロアマ問わずたくさんの人に愛されています。
現在は、日本でも人気があるバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のギタリスト「ジョン・フルシアンテ」が愛用しているモデルを完全再現した「Performance CORSAIR Red/White Line」が最新のギターです。また、ヘヴィなサウンドが魅力の「Performance Corsair Pink Banana w/Floyd Rose」も最新モデルとして注目されています。