フェンダーとは?その歴史と最新ギターを紹介!

フェンダーは、アメリカ合衆国アリゾナ州のスコッツデールに本拠を置く楽器メーカーです。

特にエレキギターの製造を行っていることで知られており、同じくアメリカのエレキギターメーカーとして有名なGibsonと並ぶ知名度を誇ります。

そんなフェンダーの歴史や最新のギターについてまとめています。

フェンダーの歴史

フェンダーの歴史

フェンダーの歴史は、1938年にレオ・フェンダーというラジオ修理の職人が「フェンダー・ラジオ・サービス」というラジオや音響機器の修理工房を立ち上げたことから始まります。

1945年、レオ・フェンダーは楽器製作に乗り出し、1949年には現在のエレキギターの起源となる「エスクワイヤー」を製作。さらに1950年には「ブロードキャスター」を開発します。翌年、「ブロードキャスター」「テレキャスター」と改称されました。テレキャスターはその後、現在に至るまでエレキギターの名品として知られ、多くのミュージシャンに愛用されています。

また1954年には、これもまた世界中で愛好されている「ストラトキャスター」を発表。改良を加え、1957年には完成に導き、多くの支持を集めました。

その後、フェンダーは他のメーカーに買収されるなどして紆余曲折を経ることになりますが、現在でもその名は残っており、現在も多くの優れたギターを世に送り出しています。

フェンダーの最新ギターを紹介!

フェンダーの最新ギターを紹介!

ストラトキャスター、テレキャスターといったエレキギターの傑作をはじめ、多くの製品を世に送り出しているフェンダー。ここではそんなフェンダーの最新のギターをいくつか紹介します。

Fender American Vintage II Series

ギターを製造するメーカーの間では最近、昔の楽器を現代に再現した製品を送り出すことが流行していますが、フェンダーも2022年、かつてポップミュージックの世界で革新を起こしたクラシックモデルを現代によみがえらせる製品の販売をスタートしました。

それが『Fender American Vintage II Series』です。

1954年に初めて登場し、1957年に完成形に至り、その優美なスタイルと確かな品質で多くのミュージシャンや音楽ファンに衝撃を与えたストラトキャスター、そしてこれもまた名品として知られるテレキャスターといった歴史に残るギターを再現。さまざまな工夫を凝らし、完成した当時の姿と音質をよみがえらせました。

Made in Japan Junior Collection

こちらは、名称通りメイドインジャパンのフェンダーギター。そして「Junior Collection(ジュニアコレクション)」とあるように、子どもや女性でも弾きやすいことを念頭に置いてデザインされています。

フェンダーの伝統であるストラトキャスターやテレキャスターのルックを持ちつつ、コンパクトな24インチスケール指板の軽量なギターとなっており、子どもでも弾きやすいのが特徴です。

まとめ

今となっては世界的ギターメーカーのひとつであるフェンダーは、設立当初の1938年、ラジオや音響機器を取り扱っていました。楽器制作に乗り出したのは1945年で、設立約10年後にエレキギターの起源となる「エスクワイヤー」を作ったのがギターメーカーとしての発足です。

その後、さまざまなギターを発表し、現在ではかつての魅力を蘇らせるクラシックモデル『Fender American Vintage II Series』や、子どもや女性でも弾きやすい『Made in Japan Junior Collection』などが最新モデルとなっています。

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