ライカ M6とは?特徴・価格まとめ
今回は、世界でもっとも有名なカメラメーカーのひとつであるライカ(Leica)の名機『ライカ M6』についてまとめています。ライカの「M」シリーズのひとつとして1984年に発売されたライカM6は、シリーズ中、最も活気手金は進化を遂げた製品として知られています。
その特徴としては、どんなことが挙げられるでしょうか。
また、気になる価格はどうなっているでしょうか?
ライカ M6の特徴
1984年からさかのぼること約30年前、ライカ(Leica)はレンジファインダーカメラ『M3』を発表し、当時のカメラファンたちをうならせました。ライカ特有のシンプルかつ美しいデザインと堅牢さ、そして機能性の高さが評価され、現在でも伝説の名機として知られています。
その30年後に発売されたライカM6は、M3から連綿と続く伝統を受け継ぎ、さらに新たな進化を遂げたカメラとなりました。というのも、M6には「露出計」が組み込まれているのです。
昔、カメラの感度に合った光の量を計測するためには露出計が欠かせませんでした。
ライカは早くから、「これをカメラそのものに組み込むことで計測をしやすくしよう」という考えを持ち、精力的に研究を行っていました。そして1970年代にはいくつか露出計を組み込んだフィルムカメラを発表していましたが、当時から絶大な人気を誇っていたMシリーズとは形状が異なっていたこともあってか、思ったほどの売れ行きはなかったそうです。
そこで、Mシリーズならではのシンプルで美しいルックはそのままに、内部の構造に改良を加えて露出計を組み込んだのがライカM6だったのです。これはカメラファンにも広く受け入れられ、発売開始の1984年から1999年にかけて製造され続けました。
ライカ M6の価格
ライカM6はカメラファンの間で人気が高い製品のひとつということもあり、現在は価値が高騰しています。特に、発売当時の中古カメラは、多少ルックスに古びたところが見られるものであっても非常に高額です。
執筆時点ではAmazonでの取り扱いがありませんが、楽天市場では『ライカM6ボディ』(レンズなし)を30~40万円台から購入することができます。
そんなライカM6ですが、2022年11月からは“2022年版のライカM6”が新発売。こちらは楽天市場などで購入が可能となっております。参考価格は710,600円です(ライカM6ボディ)。
※価格はすべて2022年10月現在の参考情報です。
まとめ
今回は、ライカの『ライカM6』についてまとめましたが、いかがでしょうか。
1984年に発売されたライカM6は、当時としては珍しい“露出計付き”のフィルムカメラです。
その特徴的なルックや機能性の高さ、そして何といっても有名であることから、「ステータス性のあるカメラ」の代名詞として扱われることになりました。
ただし、中古でも手を出しにくい価格帯である(ボディのみ)という点は留意すべきでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。