SONY α7Cとは?特徴・価格まとめ
今回はソニー(SONY)から2020年に発売された『SONY α7C』についてまとめてみたいと思います。
最大の特徴はコンパクトであること、そしてフルサイズ機であることですが、その他の具体的な特徴とは?
今回の記事ではSONY α7Cならではの特徴や価格を調査してみました。
SONY α7Cの特徴
SONY α7Cは2020年秋、「SONY α7シリーズ」のひとつとして発売されました。
ソニーがフルサイズセンサーのミラーレスカメラとして展開している「α7シリーズ」は、以下のように細分化されています。
α7 | スタンダード機とされるシリーズ。2022年10月現在、4代目「Ⅳ」まで発表されている |
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α7R | 画素数の高さに特化しているシリーズ |
α7S | 高感度撮影に特化しているシリーズ |
そして今回取り上げている「α7C」は、αシリーズの中でも「コンパクトであること」に特化しているシリーズです。
大きさは幅が約124mm、高さ71mm、奥行き59mmとなっており、重さは509gです。
名称の「C」は「compact(コンパクト)」に由来しています。
ところで、冒頭から何度か「フルサイズ」という用語が出ていますが、「それって何?」という方もいらっしゃるでしょう。簡単に説明させていただきます。
デジタルカメラには、光を集めて画像を作り出すセンサーが使われていますが、このセンサーにはさまざまな大きさ(規格)があります。
そして、センサーのサイズが大きくなれば画角も広くなり、機材も重く大きくなるという特徴があります。
特にデジタルカメラでよく使用されているのは、フルサイズセンサーとAPS-Cセンサーです。
- ・広い画角で撮影ができる
- ・ボケ感のある撮影ができる
- ・APS‐Cセンサー搭載カメラより大きくて重い
フルサイズセンサー搭載カメラは「プロ仕様のカメラ」として扱われてきましたが、「APS‐C機と比べると重く、大きい」という特徴もあわせ持っていました。
この概念を覆したのがSONY α7Cです。
フルサイズセンサーを搭載しながらAPS‐C機並みに小さなSONY α7Cは、ソニーの「新しいコンセプト」として発売されました。
しかも機能性、性能面はほかのα7シリーズと同等です。
ソニーが誇る手ブレ補正機能やオートフォーカス(AF)機能は、精度を下げることなく搭載されています。
さらに注目したいのは「レンズ」です。
セットで使うレンズが大きかったり重かったりすると使用感が悪くなってしまうところですが、SONY α7Cの付属レンズは本体に合わせて新しく開発されています。
レンズも小さく軽量であるため、装着して撮影したときにバランスの悪さを感じることはありません。
SONY α7Cの価格
SONY α7C はソニーの公式サイトや家電量販店で購入することができますが、ネットを活用した通販サイトでも購入することが可能です。
ここで、大手通販サイト3社における価格をチェックしてみましょう。
- ・【Amazon】252,891円
- ・【楽天市場】245,680円
- ・【ヨドバシカメラ】278,180円
このように、2022年10月現在は24~27万円台で販売されていることがわかりました。
しかし、すでに中古品の販売も行われています。
たとえば楽天市場なら約20万円で中古のSONY α7C(レンズとセット)で販売されていたので、「少しでも安く購入したい」「中古でも気にならない」という方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はSONY α7Cの特徴、価格をまとめてみましたが、いかがでしょうか。
SONY α7Cの最大の特徴は「フルサイズで高性能なのに、コンパクト」ということ。エントリーモデル(初心者向け)として作られたカメラではありませんが、フルサイズ機を初めて扱う方にもぴったりといえます。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。