SONY α6400とは?特徴・価格まとめ
今回はソニー(SONY)から2019年に発売された『SONY α6400』についてまとめてみたいと思います。
『SONY α6300』の後続機として発売されたSONYα6400は、抜群の機能性を兼ね備えていることなどで注目されていますが、具体的なその特徴や、「実際に使用している人の感想」が気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではSONY α6400ならではの特徴や価格をまとめてみました。
SONY α6400の特徴
SONY α6400は2019年11月、ソニーの「α」シリーズのひとつとして発売されました。
αシリーズはSONYの主力商品ですが、「生みの親」はミノルタです。
もともとコンパクトデジタルカメラの製造を行っていたソニーでしたが、2005年、同業であったミノルタと新しいαシリーズを共同開発することを発表しました。
しかし、ミノルタ(当時の社名は「コニカミノルタ」)は2006年にカメラ事業から撤退。このときにソニーはミノルタの人、技術、「αシリーズ」すべてを継承したのです。
以降、開発力を活かし、αシリーズの改良を繰り返し、現在ソニーの看板商品となったαシリーズは、ミラーレスカメラ業界の代表的存在となっています。
そんなαシリーズの中でも小型で軽量、「APS-Cセンサー搭載」という特徴を持つのがα6000番台です。
ここで少しセンサーのサイズについてお伝えします。
デジタルカメラは光を集めて画像を作り出すセンサーが必須ですが、これにはさまざまなサイズが存在します。
APS-Cの大きさは24mm×17mm。比較されることが多い「フルサイズ」はこれより大きい36mm×24mmです。
光を集める面積が狭くなるということは、画角が狭くなるということですから、APS-Cセンサーはフルサイズセンサーに比べ画角は狭くなります。しかし、その分被写体を大きく映すことが可能という特徴を持ちます。
またフルサイズより安価ということもあり、エントリーモデルに搭載されることが多いAPS-C機は、初心者にも優しいデジタルカメラといえます。
SONY α6400は、2016年に発売された『SONY α6300』の後継機です。
最新機種であるα6400はα6300より奥行きが1cm小さくなり、2gほど軽くなっていますが、外観に大きな違いはありません。
違いとしては液晶画面にタッチパネルを採用していること、最新の画像処理エンジンを搭載していることなどが挙げられます。
中でも最大のポイントとなるのは「AI技術を用いたAF機能」です。独自のシステムによって被写体を認識すると、あとは自動で追跡。動きの予想がつきにくい被写体でもシャッターチャンスを逃すことなく撮影できます。
また、AF速度自体も早くなっています。SONY α6400の合焦スピードは0.02秒と、従来のものより0.03秒早くなっていることでも注目されました。
さらに、画像処理エンジンにはソニーのフラッグシップモデル(代表機種)である『α9』にも使用されている「BIONZ X」を搭載しており、エントリーモデルとは思えない高画質な撮影を可能にしています。
このように、カメラの性能が大幅にアップしているα6400ですが、動画撮影においても素晴らしいパフォーマンスを発揮します。なんとSONY α6400は4K動画撮影に対応しています。
小さく持ち運びがしやすいことから、「普段使いしたい」という方にもおすすめできる一機です。
SONY α6400の価格
SONY α6400はSONYの公式サイトや家電量販店で購入することができますが、ネットを活用した通販サイトでも購入することが可能です。
ここで、大手通販サイト3社における価格をチェックしてみましょう。
- ・【Amazon】126,609円
- ・【楽天市場】148,863円
- ・【ヨドバシカメラ】162,540円
このように、12~16万円で販売されていましたが、すでに中古品の販売も行われています。
2022年10月現在、Amazonでは8万円台で中古品が販売されています。
「もう少し安く購入したい」とお考えの方は、こうした中古品を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はSONY α6400の特徴、価格をまとめてみましたが、いかがでしょうか。
SONY α6400は幅広い層が使用しやすく、そして高画質な静止画、動画を撮影できるという点がポイントとなります。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。