捨てる?売る?使わなくなったカメラの処分方法について
趣味として人気の高いカメラですが、「スマートフォンのカメラで十分」「もう子どもも大きくなり、使う場面がない」などの理由で処分を検討している方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は「カメラの処分方法」をテーマに、処分方法や「カメラを手放す前の注意点」についてまとめてみました。「どの方法がいいか悩んでいる」という方にもおすすめの内容となっていますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
カメラの処分方法
このブログをご覧になっている方の中にも「たくさん方法があってよくわからない」「面倒でそのまま放置している」という方がいらっしゃるかもしれませんが、もう大丈夫です。
カメラの処分方法は大きく分けて3つ。「捨てる」「下取りに出す」「買取に出す」です。
ここではそれぞれの具体的な方法、メリット・デメリットについて解説いたします。
捨てる
カメラは金属、レンズなどを使用した精密機械という扱いになります。お住まいの市区町村によって扱いは異なりますが、多くの地域では「小型家電」や「不燃ごみ」に該当することが多いようです。
しかし、自治体によっては「粗大ごみ」として扱っていることもありますので、まずは自分の住んでいる地域の取り扱いを確認してみましょう。
なお、「不燃ごみ」として捨ててよいとしている自治体でも、カメラを起動させるための駆動用電池は別回収をしている、という場合もあります。方法を間違えると電池同士の接触による火災や爆発などの危険性がありますので、必ず電池の回収方法も確認するようにしてください。
電池の廃棄については家電量販店やスーパーマーケットに置いてある「リサイクルBOX」を利用するという手もあります。こちらは普段のお買い物のついでに利用できますので、お近くの設置店を探しておくとよいでしょう。
カメラを捨てる場合の「メリット」と「デメリット」は下記の通りです。
〈メリット〉
・比較的簡単
・無償で回収してもらえる
〈デメリット〉
・回収日を待つ必要がある
・粗大ごみに該当する場合、廃棄費用が発生する
下取りに出す
「下取り」とは、お店側に自分も持っている商品を差し出し、そのお店で購入する「新品」を値引きしてもらうこと、また新品を買う際の「購入資金」にすることをいいます。
カメラの場合、機種、年式によって下取り金額は異なり、人気機種、最新機種となると下取り価格も高くなる傾向があるようです。
ときどき「売却」と混乱される方がいますが、「下取り」と「売却」はまったく別の性質をもちます。「下取り」はお店が値引きの一環として行っているサービスで、「中古」として売ることを目的としていません。
人気機種・最新機種の場合は「リサイクル品」として販売されることもりますが、基本的には「引き取り」と同じ扱いになるため、大昔の機種であったり破損・故障していたりしていても下取りの対象となります。
カメラを下取りに出す場合の「メリット」と「デメリット」は下記の通りです。
〈メリット〉
・新機種がお得に購入できる
・古いもの、故障しているものでも対象になる
〈デメリット〉
・新品を買うことが前提のサービスであるため、新しいカメラを買う予定がない人は利用できない
・購入店まで持ち込みが必要
・下取り額はマニュアルに従うことが多く、状態の良さや希少価値などは加味されない
買取に出す
こちらは「中古品として売る」ことを前提として商品を売ることをさします。「引き取り」とは異なり、商品として成り立つもの、需要のあるものを商材として取り扱います。
カメラの場合、人気ブランドの人気機種・最新機種のほか、「ヴィンテージ品」と呼ばれる古い機種を取り扱っていることもあり、「希少性」が認められる商品にはプレミア価格を上乗せした金額で取引する場合もあります。
カメラを買取に出す場合の「メリット」と「デメリット」は下記の通りです。
〈メリット〉
・人気機種、レアカメラなどの場合は高価買取が見込める
・多くの買取業者の中から選ぶことができる
・業者によっては買取にかかる費用は無料で、サービスが豊富
〈デメリット〉
・業者によっては手数料などが発生する
・悪徳業者を選ばないようにする必要がある
手放す前の注意点
ここでは「必ずやっておきたいこと」をご紹介します。どの方法で処分をするとしても、必ず実施するようにしてください。
メモリーカードを抜く
「うっかりとしていた……」
「抜いてあるつもりだった」
など、さまざまな理由で忘れられてしまうのが「メモリーカード」です。
メモリーカードは個人情報そのものです。写っている人物、撮影している場所やシチュエーションなど、写真にはさまざまな情報が写り込んでいます。こうした写真、映像は悪用されることも考えられますので、メモリーカードの抜き忘れにはくれぐれも注意しましょう。
データを消去する
「メモリーカードを抜いたから大丈夫!」ではありません。
多くの場合、本体にもデータを蓄積することが可能で、機種によっては位置データや名前の設定などが可能なものもあります。そのため、データ削除はメモリーカードを抜いたことを確認したうえ「初期化」するようにしてください。
また、保証書などに自分の個人情報が含まれている場合があります。こちらも悪用されることがないよう正しく廃棄してください。
高価なカメラは買取に出すのがおすすめ!
「買取に出したほうがいいカメラとは?」
おそらく、カメラに詳しくない方はこのように悩まれるかと思います。
これはひとつの目安となりますが、福ちゃんでは「高価なカメラ」は買取に出すことをおすすめします。
それは、一般的にいう「高いカメラ」は人気メーカーの定番製品、主力製品であることが多く、中古市場でも高い需要を持つからです。
また以下のような場合も買取に出すのがおすすめです。
新しいカメラ
「2~3回使ったけど、使い勝手が悪い」
など、さまざまな理由で不要となった場合、買取業者を利用しましょう。
カメラの中古市場は「少しでも安く買いたい」という利用者が多く、「使用感が少ないもの」「傷、汚れのないもの」は高価買取の対象になります。
年式が新しいもの、使用感のないものの場合査定額がアップするケースもありますので、不要になった時点で買取業者の査定をうけてみるとよいでしょう。
古いカメラはプレミア価値がある場合も!
「うちのカメラは古いから、捨てるしかない……」
と思われた方もいらっしゃると思いますが、少しお待ちください。
実は、カメラは古いもの、廃盤になっているものの中にも「プレミア品」が存在します。
例えば、超人気メーカーが数量を限定して販売したものは高い希少性をもち、同じ年代に販売された他の機種より数万円、中には数倍の価格で売れるものも存在します。
しかし、これらの見極めはカメラ初心者、カメラの知識をお持ちでない方にはできません。
「ただの古いカメラだと思っていたものがレア機種だった」
ということもありますので、古いカメラこそ一度カメラの買取に力を入れている買取業者に相談するとよいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。今回は「カメラの処分方法」についてまとめてみました。
なお、福ちゃんはカメラの買取にも力を入れています。専門知識と経験が豊富な査定士が在籍しているため、高価買取に自信がございます。
査定や出張など、買取にかかる費用は無料ですので、カメラの処分をお考えの方はぜひ当店の無料査定をご利用ください。