「ルイヴィトンのトランク」オーダーや人気モデルをご紹介
ルイヴィトンには、軽くて丈夫なトランクから、さまざまな用途に特化したトランクまで幅広く展開されています。トランクはルイヴィトンの起源であり、スペシャルオーダーで製造していた時期もありました。
今回は、ルイヴィトンのトランクについて解説していきます。
ルイヴィトントランクのオーダーに関する話題や人気モデルなどもご紹介しますので、旅行や趣味などに取り入れる際の参考にしていただけると幸いです。
目次
ルイヴィトンはトランクが原点
ルイヴィトンといえば、真っ先に思い浮かぶのは「トランク」ではないでしょうか。
創業者のルイ・ヴィトン氏が、1854年にパリで始めた旅行カバン専門店がブランドの原点です。その卓越した職人技と革新的なデザインは、王侯貴族から絶大な支持を得て、世界的な高級ブランドへと成長を遂げました。
その伝統は現代にも受け継がれ、ルイヴィトンのトラベルアイテムは、ビジネスやレジャーなど、さまざまなシーンで活躍しています。セレブリティたちが愛用する姿も多く見られ、まさに「時代を超えて愛されるブランド」としての地位を確立しているといえるでしょう。
ルイヴィトンのトランクが支持された理由
ルイヴィトンのトランクが支持されたのは、形状の工夫や優れた素材開発が理由といえます。
ルイヴィトンがオープンした当時、人々の移動手段は馬車が主流で、雨にぬれても雨水が流れるよう、上部に丸みのあるトランクが一般的でした。
ルイヴィトンが発表した「グリ・トリアノン・キャンバス」は防水性に優れており、革製のトランクよりも軽く扱いやすいため人気を集めます。また、移動手段が馬車から船や汽車の時代になることを考えて、積み重ねに便利な四角いトランクを製造し、多くの人々に支持されていきました。
ルイヴィトンのトランク｜スペシャルオーダー
ルイヴィトンは、古くから王侯貴族や上流階級の人々からトランクのスペシャルオーダーを受注していました。
歴史に残るスペシャルオーダーには、1875年のベッド・トランクがあります。これは、探検家のピエール・ブラザがどこでも寝られるベッドをオーダーして製作されたものです。
そのほか、ロシアやスペインなどの王侯貴族からも支持されていました。
なお、ルイヴィトンでは、2013年頃までトランクのスペシャルオーダーを受注していましたが、現在は行っていません。
ルイヴィトンのトランクを初めて購入した日本人
ルイヴィトンのトランクを購入した最初の日本人は、板垣退助だといわれています。
1883年のパリ視察の際、ルイヴィトンを訪れて購入した記録が残されていたと判明しました。板垣退助の購入したトランクは、今も現存しています。
ルイヴィトンのトランク｜オーダー
現在ルイヴィトンのトランクは、スペシャルオーダーを行っていません。
ただし、パーソナライゼーションが対象のトランクが数多くあります。
コトヴィルやアルゼール、ビステンなどは、好きな色を選んでイニシャルホットスタンピングが可能です。
ルイヴィトンのトランク｜人気モデル
ここからは、ルイヴィトンのトランクにおける人気モデルをご紹介していきます。
旅行はもちろん、ビジネスに利用する方もいらっしゃいますので、ぜひ参考にしてください。
なお、サイズは幅×高さ×マチ（センチ）で表示しています。
コトヴィル40
ワンルームの小ぶりのトランクです。
機内持ち込みも可能なサイズで、大切な書類を持ち歩くのにも便利でしょう。
S字ロック開閉式、留め金が2つ付いています。
サイズ：41.5×35×15.5
アルゼール65
取り外し可能なトレイが付いており、荷物の整理がしやすいトランクです。
3～4泊の旅行にも、対応できるでしょう。
S字ロックと2つの留め金があるため、防犯機能も問題ありません。
サイズ：67×47×22.5
ビステン55
比較的スリムなサイズで、男性であれば持ち運びもしやすい大きさです。
ワンルームタイプですので、厚手の洋服も収納しやすいでしょう。
S字ロック開閉式、留め金が2つ付いています。
サイズ：56×42.5×18.5
スーツケース ローリングトランク
トロリーとして使用できるトランクです。
ストラップ付きのコンパートメントと、ファスナーで開閉できるコンパートメントがあり、衣服や小物の整理もしやすく造られています。
機内持ち込みも可能なサイズです。
サイズ：39×55×21
ルイヴィトンのトランクは買取可能か？
ルイヴィトンのトランクは、その高い品質とブランド価値から、中古市場でも高額査定が期待できる人気アイテムです。
傷みがひどいものを除けば、高い確率で買い取ってもらえます。
ルイヴィトンは、創業当初からトランク製造を手がけており、その伝統と技術は現在の製品にも受け継がれているのです。新品のトランクは非常に高価なため、中古品を求める方も多く、状態の良いものであれば、高値で取引される傾向があります。
とくに、限定コラボモデルや希少なヴィンテージモデルは、プレミア価格が付くことも珍しくありません。
「ヌメ革の変色や傷があるから……」と、あきらめる前に、まずは無料査定に出してみるのがオススメです。
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