ルイヴィトンの強みを考察!製品とブランドの両面にせまる
ルイヴィトンは、世界的に知名度・人気ともにワンランク上を行くハイブランドです。
日本においても、高級ブランドといえばルイヴィトンの名が挙がるほど、ほかのブランドよりも強みがあるといえます。
なぜ、ルイヴィトンのブランド力はここまで影響力があるのでしょうか?
今回は、ルイヴィトンの強みを考察すべく、その製品のこだわりやブランドの営業戦略などについてお話ししていきます。
ルイヴィトンの好きな方や気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ルイヴィトンについて
ルイヴィトンは、1854年に旅行用トランク専門店としてパリで創業されました。創業者は、荷造り用木箱製造職人として活躍していたルイ・ヴィトンです。
ハイブランドと呼ばれるブランドには、王侯貴族に支持されてきた歴史や伝統があり、ルイヴィトンもしかり。
ここでは、創業者ルイ・ヴィトンの経歴や、ルイヴィトンがハイブランドと呼ばれるに至った軌跡を見ていきましょう。
ルイ・ヴィトンがルイヴィトンを創業するまで
1821年 | フランス東部のアンシュイ村でルイ・ヴィトン誕生 10歳で母を亡くす |
1835年 | 父の再婚相手とうまくいかず、14歳で家出 さまざまな職を経験しながらパリへ向かう |
1836年~ | 貴族が旅行で使用する木箱の設計・組立の見習いとして働く 次第に腕を上げ、荷造り用木箱製造職人・兼荷造り職人として名が知られる 腕利きの職人として宮殿への出入りをするまでになり、ナポレオン三世の皇后・ウジェニーに気に入られて衣装の梱包を任せられる |
1854年 | エミリー・クレマンス・パリオーと結婚 ヴァンドーム広場の隣にルイヴィトンを開店 |
自分の店を開いてからも才能を発揮しつ続けたルイ・ヴィトンは、貴族らに支持される旅行用トランクの製造・販売に従事します。
当時の旅行は馬車移動が主流だったため、トランクのふたは雨だれがたまらない丸みのあるものでした。
ところがルイ・ヴィトンは、これからは馬車に代わり船や汽車での移動になると見越して、積み上げ可能な平らなトランクを造ったのです。
また、防水加工の素材を開発したことで、それまでの革製で重いトランクの常識を覆し、セレブリティたちの間に広まっていきました。
ルイヴィトンの軌跡
1854年 | ルイヴィトン創業 防水加工を施したグリ・トリアノン素材のトランクが貴族の間に広まる |
1859年 | パリ郊外アニエールにアトリエを造る |
1877年 | ロシアのニコライ皇太子、スペイン国王アルフォンソ12世からトランクを受注する |
1888年 | ダミエ誕生 |
1889年 | パリ万国博覧会で金賞受賞 |
1892年 | ハンドバッグ販売 ルイ・ヴィトン永眠 |
1896年 | モノグラム誕生 |
1914年 | パリ・シャンゼリゼ通りに本店を移す |
1987年 | 東京と大阪に進出 LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)誕生 |
1997年 | マーク・ジェイコブスを起用 |
1998年 | パリコレ初参加 |
ルイヴィトンの強みとは
ルイヴィトンの大きな強みは、何といってもブランド力の強さでしょう。
ルイヴィトンよりクラスの高いブランドが数多くありながら、ルイヴィトンの人気と知名度は抜き出ているのが特徴です。また、もう1つのルイヴィトンの強みとして、製品へのこだわりがあります。
ここからは、ルイヴィトンの製品とブランドの両面から見た強みについて、ご紹介していきます。
ルイヴィトンの製品に見る強み
ルイヴィトンの製品に見る強みは、主に以下の通りです。
● 品質
● 耐久性
● 使いやすさ
このようなこだわりにより、ルイヴィトンの製品に強みが生まれているといえます。
たとえば、バッグにおいては最高級の素材を使用し、技術力の高い職人による手作業で、高品質の製品を製作しているのが特徴です。耐久性にも定評があります。とくにモノグラムやダミエのトアル地は水にも強く、10年以上もつといわれる逸品です。
デザイン面では使いやすさを考慮し、実用性にこだわっている点も、ルイヴィトンの強みに加担しているといえるでしょう。
ルイヴィトンのブランドに見る強み
ルイヴィトンは、ブランド力を高めるために、以下のような営業戦略を行っています。
● セール品やアウトレット品を出さない
● 直営店のみで販売する
● テレビCMをしない
このような取り組みのおかげで、強力なブランド力を維持しているといえます。
ルイヴィトンはセールを行わず、さらにアウトレット品も出していません。
セールを行わないのは、コストに見合った値段設定もさることながら、ブランドの価値を保つ戦略の1つです。厳しい基準の下、必要な製品のみを製作しているため、アウトレット品が出ない・出さないのがルイヴィトンの姿勢といえるでしょう。
直営店のみで販売を行っていることも、ルイヴィトンのブランド力を高くしています。
「直営店のみで販売」は「限られた場所でしか買えない」と一緒です。直営店のみで販売することで、特別感や希少価値を上げ、高級感につながっています。
また、テレビCMをしないのは、高級ブランドのイメージを保つのが難しいからです。
テレビCMを流す時間は選べても、どのような企業のCMが前後に流れるかはわかりません。そのため、前後に流れるCMによってルイヴィトンのイメージが変わってしまう可能性があり、テレビCMをしていないのです。
ルイヴィトンの強み|まとめ
ルイヴィトンの強みは、不朽のブランド力と卓越した品質にあります。
流行に左右されない普遍的なデザインと、厳選された素材、丁寧な職人技が光るアイテムは、まさに時代を超えたアイコンといえるでしょう。
ブランド力が絶大で、製品のクオリティも高いルイヴィトンは、高額買取になりやすいアイテムです。
状態の良いバッグはもちろん、ヴィンテージアイテムや傷や汚れのあるバッグでも、ルイヴィトンであれば高額買取の期待が高まります。とくに人気モデルは、驚くような高値で買い取られることも珍しくありません。
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