「シャネル」の創業者ココ・シャネルの信念
シャネルの創業者である「ココ・シャネル」の想い
ブランドの親である創業者。創業者には並々ならぬ想い、多種多様なストーリーがありますが、「ココ・シャネル」ほど女性のファッションスタイルにセンセーショナルな人物はなかなか居ないのではないでしょうか。そんな「ココ・シャネル」の人柄にふれていきたいとおもいます。
「ココ・シャネル」の信念
ココ・シャネルが生まれたのは19世紀末。
当時、女性のエレガンスなスタイルといえば、締まったウエストに、長い裾を引くボリュームのあるドレスが主流でした。
Sカーブを描いたその姿は見た目には華やかですが、ウエストはコルセットできつく締めあげられ体への負担も大きく、非常に動きずらい機能性の悪い衣装。
ココ・シャネルは貧しい行商人の家に生まれ幼少時の辛辣な経験と、女性の社会的立場など「女性が自由を縛られる」ことに疑問を感じ、その感情を形にしたものが「ジャージドレス」です。
「ジャージードレス」はコルセットをせずに着用でき、今まで衣服に使われることのなかった伸縮自在の素材「ジャージー」を使用することで、軽やかに動くことのできる機能性重視の全く新しいファッションでした。
20世紀初め、階級による「地位による富」は、産業革命によって「働いて得る富」へと変化していきます。
もちろん女性も自ら「働く」ことで自立できる、人々の生き方がより自由さを求めて変化していく姿とココ・シャネルの想いが見事にマッチし、「シャネル」製品はブームを起こしました。
その後、時代が目まぐるしく移ろう中、1956年、ココ・シャネルが73歳で襟なしジャケットとタイトスカートを組み合わせた「シャネル・スーツ」を世に送り出します。
晩年での新作「シャネル・スーツ」に込められた思いもまた「シーンを選ばず、自由を縛られず、全ての女性に対してエレガンスなスーツであること」でした。
当時のフランスは世界大戦で節制を強いられた反動で再度華やかさを求めるスタイルが流行していたことや、戦時中敵国と接点のあったココ・シャネル本人への批判もあり、母国では「シャネル・スーツ」は受け入れられませんでした。
ですが、その無駄のない合理的な美しさとスタイルはウーマンリブの国アメリカで歴史的大ヒットし、現在でもビジネスシーンから晴れの日、おしゃれな普段着として世界中の女性が着用しています。
「古い価値観にとらわれない女性像」
一流ブランド「シャネル」のブランドポリシーは「古い価値観にとらわれない女性像」です。
常に「女性」の生き方を考え、周りに飲まれることなく自分の信念を貫き、変革をもたらし続けたココ・シャネルを現したことばですね。その強さは時代を超え、国を超え、今もなお世界中の女性を引き付ける存在となっています。
シャネル「マトラッセ」のハンドバッグをお買取りいたしました
シャネルの代表的なデザインといえば全体をダイヤのタイル状に仕上げた「マトラッセ」。
CCロゴの丸いフォルムと生地の直線的なデザインが見事に融合しています。
そんな「マトラッセ」のハンドバッグを今回滋賀県彦根市のお客様よりお買取りいたしました。
素材に使用されているのはキャビアスキン。表面の型押し模様がキャビアに似ているということから名付けられた丈夫さに定評がある牛革です。シャネルではラムスキンと並んで人気のある素材ですね。
お品物には僅かに四隅の角擦れと金具に小傷が見受けられましたが、目立つダメージではありませんのでまだまだお使いいただける一品でした。
買取金額は需要が大きく作用します。シャネルは人気のブランドですので、僅かに傷があっても日ごろのお使いに問題なければ、比較的高額でお買取りが可能です。
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