【シャネル】バッグの種類|人気ライン一覧を紹介
シャネルには多くのラインが存在し、それぞれ異なる特徴を持っています。例えば、カメリアというラインでは、創業者であるココ・シャネルが愛したカメリアという花をモデルに、商品全体に花をあしらったデザインです。それぞれのラインの特徴や背景を知っておけば、商品購入の際に見た目や機能性だけでなく、違った視点から商品が選べます。
当記事では、シャネルのバッグの種類から人気ラインをいくつか解説します。各ラインの人気商品も挙げるため、商品購入の参考にしてください。
目次
幅広い年代の人から愛されるシャネルのバッグ
誰もが知るハイブランドの「シャネル」は、フランス南西部オーヴェルニュ地方に生まれた、ココ・シャネルにより創業されました。1900年代初頭に帽子屋から始まったシャネルのブランドは、1915年には洋服にも事業規模を拡大します。第2次世界大戦の苦難も乗り越え、世界で愛され続けるシャネルを支えるのは、ココ・シャネルが体現した「自由で自立した女性像」や「個性の尊重」というポリシーです。
シャネルのバッグは、自立した女性を象徴する気高いデザインをベースに多くのラインが発売されています。
「毎日気軽に使いたい」「メンズライクでクールに決めたい」など、それぞれのラインごとに違ったニーズを満たしてくれるのが魅力です。
以前は、シャネルは30歳代以降の女性に支持されるハイブランドというイメージが世間に根付いていました。しかし、SNSなどを通じてセレブ愛用バッグやコーディネートがチェックできる昨今では、シャネルの製品は20代の若者にも注目されています。
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シャネルの定番バッグ「マトラッセ」
マトラッセは、シャネルの顔と表現されるほど、シャネルでは最も有名で人気が高いチェーンショルダーバッグです。
マトラッセという名は、フランス語で「ふっくらとして膨らんだ」という意味の言葉に由来します。名前の通り、バッグに立体感を出すため斜めに格子状の縫製が施されているのが特徴です。ゴールドのブランドロゴ型ターンロック金具が、ブランドの顔に相応しい存在感を放ちます。
マトラッセは、ココ・シャネルがデザインした「2.55」というバッグをモデルに作られています。「2.55」がデザインされた1955年当時は、ハンドバッグやクラッチバッグがバッグの主流でした。ココ・シャネルは、バッグを持っても両手が自由に使えるよう、軍人の肩掛けバッグにヒントを得て「2.55」を生み出したそうです。
ココ・シャネル亡き後は、ブランドの業績も一時低迷します。ブランド人気を復活させるため、メインデザイナーのカール・ラガーフェルドが制作したのが、マトラッセの「11.12」でした。
クラシックハンドバッグ(ラムスキン ブラック)
- ✔︎ 税込価格:1,364,000円
- ✔︎ サイズ:15.5×25.5×6.5cm
マトラッセ「11.12」はクラシックハンドバッグと呼ばれ、シャネルバッグで最も有名なコレクションアイテムです。ラムスキン素材のブラックは、クラシックハンドバッグの定番カラーで、まさにブランドの顔となっています。
独創的なデザインの持ち手が魅力のバッグ「シャネル19」
シャネル19のバッグは、シルバーとアンティーク調のゴールド、ルテニウムへと移り変わる3種のチェーンにレザーを編み込んで作ったデザインが最大の特徴です。
独創的で華やかなデザインは、パーティーや特別な日のコーディネートにもおすすめです。
シャネル19は、ココ・シャネルがデザインしたバッグ「2.55」をオマージュしたものとして知られています。デザインは、カール・ラガーフェルドとヴィルジニー・ヴィアールが共同で手掛けました。
シャネル19の名前は、コレクションの発表が2019年であったことや、ブランド創業者ココ・シャネルの誕生日が8月19日であることなどに由来しています。
CHANEL 19 ハンドバッグ(ラムスキン ホワイト)
- ✔︎ 税込価格:856,900円
- ✔︎ サイズ:16×26×9cm
シャネル19のハンドバッグは、コンパクトなサイズ感のバッグです。ブラックやホワイトだけでなく、グリーンやオレンジなど豊富なカラー展開が楽しめます。
上記のホワイトのハンドバッグは、華やかなドレスやカジュアルな服など幅広いシーンやコーディネートにマッチするのが魅力です。
CHANEL 19 ラージハンドバッグ(シャイニーラムスキン ブラック)
- ✔︎ 税込価格:940,500円
- ✔︎ サイズ:20×30×10cm
シャネル19のラージハンドバッグは、シャネル19ならではの華やかで独創的なデザインと、収納力を兼ね備えています。気軽に必要なものを持ち運べるため、特別な日のお出かけも安心です。
出典:CHANEL「CHANEL 19 ラージ ハンドバッグ」
日常的に使える好評のバッグ「シャネル22」
シャネル22のバッグは、日常的な使いやすさを実現するためにデザインされたコレクションです。
しなやかで耐久性のあるレザー素材と持ち運びやすい軽量設計のバッグには、自由な女性像を求めたココ・シャネルの思いが受け継がれています。
メタルチェーンにはレザーが編み込まれており、バッグ表面の中央部分ではゴールドや艶のあるメタルで綴られた「CHANEL」の文字が存在感を放ちます。シャネル専属デザイナーのヴィルジニー・ヴィアールがデザインを担当し、2022年の春夏コレクションで発表されたことから、シャネル22と名付けられました。
シャネル定番の革素材に加えてデニム素材も販売されており、よりカジュアル感を楽しめます。
シャネル22は、発売されて以降まだ日が浅いものの、親しみやすいことから多くの人に支持されているアイテムです。
CHANEL 22 ハンドバッグ(シャイニーカーフスキン ブラック&ホワイト)
- ✔︎ 税込価格:810,700円
- ✔︎ サイズ:39×42×8cm
牛革の中でも希少価値が高く、最上級とされるカーフスキンが使用されています。カーフスキンならではの表面の艶やかさや、心地よい手触りが魅力です。
CHANEL 22 ハンドバッグ(ツイードパッチワーク ブラック、グレー、ピンク&ホワイト)
- ✔︎ 税込価格:773,300円
- ✔︎ サイズ:39×42×8cm
ツイードパッチワークという名前の通り、バッグ本体部分は、菱形でガラ違いのツイード素材をはぎ合わせて作られています。フォーマルな印象や温かみを感じられるのが特徴です。
クールで中性的な人気バッグ「ボーイシャネル」
ボーイシャネルは、カール・ラガーフェルドによって、ハンターの弾薬保管バッグをモデルにデザインされました。力強い太めのチェーンや、直線的でスタイリッシュな作りは、クールでマニッシュな印象をもたらします。
2011-2012年秋冬コレクションでボーイシャネルが発表された際は、シャネルバッグの常識を覆すクリエイションとして、大きな話題となりました。
ボーイシャネルという名は、ココ・シャネルの最初の恋人名にちなんで付けられたとされています。
生前のココ・シャネルはクールな一面を持ち、メンズファッションをレディースファッションのお手本にしたことでも有名です。
ラガーフェルドによるボーイシャネルの制作には、ココ・シャネルの姿勢に対する敬意が込められているという説もあります。
コーディネートに大人な雰囲気をプラスできる、ボーイシャネルの甘すぎないデザインは、発売以来愛され続けています。
BOY CHANEL ハンドバッグ(カーフスキン ブラック)
- ✔︎ 税込価格:894,300円
- ✔︎ サイズ:15×25×9cm
ボーイシャネルのバッグは、横幅が広く角張ったデザインが特徴です。
特にブラックカラーのカーフスキンで作られたものは、よりロックなテイストが楽しめます。
BOY CHANEL スモールハンドバッグ(カーフスキン カーキ)
- ✔︎ 税込価格:826,100円
- ✔︎ サイズ:12×20.5×8.5cm
ボーイシャネルのスモールハンドバッグは少し小型で、スマートフォンとミニ財布が収納できるほどのサイズです。
さり気なくコーディネートを格上げしてくれるミニバッグは、シャネルバッグの中でも定番の人気ラインです。
出典:CHANEL「BOY CHANEL スモール ハンドバッグ」
まとめ
シャネルには多くのラインが存在し、それぞれのラインで違ったニーズを満たしてくれるのが魅力です。
マトラッセはシャネルを代表するラインで、ココ・シャネルがデザインした「2.55」というバッグをモデルに作られています。「2.55」をオマージュしたバッグがシャネル19です。3種のチェーンを使用した華やかなバッグで、普段からパーティーまで幅広く活躍します。
ほかにも2022年に登場し人気を獲得しているシャネル22や、中性的なデザインが魅力のボーイシャネルなどがあります。
どのラインもココ・シャネルへの敬意を忘れず、彼女の想いを引き継ぎながら時代に合わせてデザインされたラインです。