- 金・貴金属
- 2025.01.09
イエローゴールドとは？ほかのカラーゴールドとの違いをご紹介
イエローゴールドはカラーゴールドの1種で、金に銀や銅を混ぜて作られます。
ゴールドジュエリーのなかでも、イエローゴールドを使ったものは多く、安定した人気を誇ります。
この記事では、イエローゴールドの特徴や、ほかのカラーゴールドとの違いなどを見ていきましょう。
長く愛用するために押さえておきたいお手入れ方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
イエローゴールドとは
ここでは、イエローゴールドの定義と純度をご紹介します。
イエローゴールドの定義
カラーゴールドの1種であるイエローゴールドは、純金（24金）に近い、黄みの強い色が特徴です。
そもそもカラーゴールドとは、地金そのものが色みを帯びた金合金のこと。純金に、「割金」と呼ばれる別の金属を混ぜて作られます。
イエローゴールドの場合、銀や銅などの割金を使うことで、上記のような色合いが生み出されています。
また、純金はやわらかく傷つきやすいのが特徴。そのため、ジュエリーとして使用する際は、割金を混ぜて硬度や強度を高めるのが一般的です。
イエローゴールドに使用されている銀や銅には、純金に近い色合いを生み出すだけでなく、硬度や強度を向上させる役割もあるのです。
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イエローゴールドの純度
イエローゴールドの純度には、以下3種類があります。
・K18：金が全体の75%
・K14：金が全体の58%
・K10：金が全体の42%
たとえば「K18」は、全体の75%に金、残りの25%に銀や銅を使用。
「K14」「K10」のように、純度が下がるほど強度は増します。一方、純度が下がると錆びや変色が生じやすくなり、金属アレルギーのリスクも高くなるので注意が必要です。
ほかのカラーゴールドとの違い
イエローゴールド以外に人気のカラーゴールドとして、以下2つが挙げられます。
・ピンクゴールド
・ホワイトゴールド
ここでは、それぞれの特徴や、イエローゴールドとの違いを整理していきましょう。
ピンクゴールド
ピンクゴールドはその名前のとおり、ピンクがかった金色をしたゴールドです。
銅や銀、パラジウムなどを割金として使用することで、このような色合いを生み出しています。
銅の比率によって色合いに違いが生まれ、その比率が高くなるほど、赤みが強くなります。
また、ピンクゴールドはイエローゴールドと比べて、よりフェミニンな印象です。
ホワイトゴールド
ホワイトゴールドは、白銀色の色合いを持つゴールドです。その見た目はプラチナと似ており、両者の区別はつきにくいといわれています。
ホワイトゴールドで使用されている割金は、銀やパラジウムなどです。
ただ、これらの割金を混ぜただけの状態では、わずかに黄みがかった色合いになってしまいます。そのため、ロジウムと呼ばれる金属でメッキ加工を施し、白さを出すのが一般的です。
使用するにつれて、表面のメッキが剥げてくる場合もありますが、再度メッキをかけることが可能です。
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イエローゴールドを自宅でお手入れする方法
イエローゴールドを使用したジュエリーは、適切な方法で管理すれば、美しい状態を保てます。
自宅でお手入れする方法は、以下のとおりです。
・クロスでふき取る
・中性洗剤を使用して洗う
それぞれについて見ていきましょう。
クロスでふき取る
日常的なお手入れは、クロスでふき取るだけで十分です。
ジュエリーを外したらそのままにせず、ジュエリー専用クロスやセーム革を使って、優しくふき取りましょう。
使用中に付着した汗や皮脂を落とすことで、変色を防ぎ、表面の艶を保てます。
中性洗剤を使用して洗う
クロスでも汚れが落ちない場合、中性洗剤で落とす方法もあります。
ぬるま湯に中性洗剤を少量混ぜたら、そこにイエローゴールドを漬けておきましょう。
汚れが浮き上がってきたら、やわらかいブラシで優しくこすって、汚れを落とします。
最後に水で洗い流し、やわらかい布で水分をふき取ります。
ただし、ジュエリーに宝石がついている場合、宝石の種類によっては水や洗剤を使ったお手入れができません。お手入れしても問題ないか、購入店舗などに確認するとよいでしょう。
また、自宅でお手入れしても汚れが落ちないときや、ご自身でお手入れするのが不安なときは、購入店舗や専門業者にクリーニングを依頼する方法もあります。
※上記の内容は、あくまでも参考情報です。お手入れに際して、なんらかの損害が発生した場合でも、当方は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
イエローゴールドは定番のカラー
イエローゴールドは、ネックレス・リング・ブレスレットなど、幅広いジュエリーで用いられる人気のカラーゴールドです。
純金に近い色合いを持ちながら、純金よりも強度と硬度に優れているのが特徴です。
肌なじみが良く、普段使いからフォーマルな装いまで、さまざまなシーンで活躍するため、1つ持っておくと重宝するでしょう。
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