- お酒
- 2025.01.05
ウイスキーの「トワイスアップ」とは?魅力や作り方を解説
ウイスキーにはさまざまな飲み方があり、そのなかの1つとして「トワイスアップ」が挙げられます。
トワイスアップは、ウイスキーに同量の水を混ぜて飲む方法です。
ウイスキー本来の香りを存分に楽しめることから、ウイスキー愛好家を中心に高く支持されています。
この記事では、
・トワイスアップの定義
・トワイスアップの魅力
・トワイスアップの作り方
・トワイスアップにオススメの銘柄
をご紹介していきます。
ウイスキーを楽しむ豆知識として、ぜひ最後までお読みください。
目次
ウイスキーのトワイスアップとは?
ここでは、トワイスアップの定義を見ていきましょう。
トワイスアップと似ている飲み方「水割り」との違いも、解説していきます。
トワイスアップの定義
トワイスアップは、常温のウイスキーと水を「1:1」の割合で混ぜて飲む方法です。
“2倍”を意味する「Twice」と、“ストレートで”を意味する「Straight up」の2つの言葉が語源になっています。
水割りとの違い
水割りとトワイスアップの共通点は、「ウイスキーを水で割る飲み方」であることです。
一方、これら2つの違いとして、氷の有無が挙げられます。
水割りは氷を入れますが、トワイスアップは氷を使いません。
また、ウイスキーと水の比率にも違いがあります。
水割りは比率が決まっていないのに対し、トワイスアップは「1:1」と決まっています。
なお、水割りでは「ウイスキー:水=1:2~2.5」を目安に、自分好みの濃さに調節できるのが特徴です。
トワイスアップの魅力
トワイスアップの魅力として、以下2つが挙げられます。
・ウイスキーの香りが引き立つ
・アルコール度数が下がり飲みやすくなる
それぞれについて見ていきましょう。
ウイスキーの香りが引き立つ
実は、トワイスアップは、ウイスキーの香りがもっとも引き立つ飲み方といわれています。
というのも、トワイスアップでは常温の水を使用するため、ウイスキーの香りを邪魔しません。
温度を下げずにアルコール度数だけを下げることで、舌への刺激を和らげ、ウイスキーの香味を存分に楽しめるのです。
アルコール度数が下がり飲みやすくなる
アルコール度数が下がることで、飲みやすくなるのも魅力です。
たとえば、アルコール度数が40%のウイスキーをトワイスアップで飲めば、20%に下がります。
とくにウイスキーを飲みなれていない方にとって、この点は魅力的といえるでしょう。
トワイスアップの作り方
続いて、トワイスアップに必要な材料と作り方をご紹介します。
必要な材料は、グラスとウイスキー、水のみ。
使用するグラスにルールはないものの、口が狭くなっている「テイスティンググラス」や「ワイングラス」がオススメです。
このようなグラスを使うことで、香りが逃げず存分に楽しめます。
作り方は、グラスにウイスキーを注ぎ、そこに同じ量の常温の水を注げば完成です。
飲む前にグラスを静かに揺すり、まずは香りを楽しみましょう。
トワイスアップにオススメのウイスキー
トワイスアップには、香りや味わいが豊かな銘柄や、個性の際立つ銘柄がよく合います。
ここでは、トワイスアップにオススメの以下3つの銘柄をご紹介します。
・グレンモーレンジィ オリジナル 10年
・イチローズモルト ダブルディスティラリーズ
・ワイルドターキー 8年
「グレンモーレンジィ オリジナル 10年」
グレンモーレンジィは、「完璧すぎるウイスキー」と評されることもある、スコッチウイスキーのブランドです。
「グレンモーレンジィ オリジナル 10年」は、熟成年数10年以上の原酒のみを使用した、シングルモルトウイスキーです。
柑橘系のさわやかな香りを特徴としています。
「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」
イチローズモルトは、日本が世界に誇るウイスキーブランドです。
「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」は、羽生蒸留所と秩父蒸留所の原酒をブレンドした、ブレンデッドモルトジャパニーズウイスキーです。
熟成で使うミズナラ樽由来の、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)を思わせるオリエンタルな香りが特徴。そこにスパイシーさが融合し、バランスのよい仕上がりになっています。
「ワイルドターキー 8年」
ワイルドターキーは、アメリカのケンタッキー州で造られている、バーボンウイスキーのブランドです。
「ワイルドターキー 8年」は、8年以上熟成された原酒を使用した人気銘柄です。
アルコール度数は50%と、一般的なウイスキーよりも高く、パンチのある味わいを特徴としています。
トワイスアップは自宅で気軽に楽しめる
ウイスキーの奥深い魅力を最大限に引き出す飲み方として、近年注目を集めているのが「トワイスアップ」です。
トワイスアップは、ウイスキーと水を「1:1」の割合で混ぜることで、アルコール度数を穏やかにします。
ウイスキー本来の香りと味わいを、より繊細に感じられる飲み方です。
材料も作り方もシンプルなので、ご自宅でお気軽に試せるのが魅力です。
使用するウイスキーの銘柄はもちろん、グラスや水の種類によっても風味が変化します。さまざまな組み合わせを試してみることで、より深くウイスキーの世界を楽しむことができるでしょう。
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