- 金・貴金属
- 2024.12.26
ジュエリーとアクセサリーの違いは?刻印の見方もご紹介
指輪やネックレス、ピアス、ブレスレットといった装飾品は、「ジュエリー」または「アクセサリー」と呼ばれています。
それでは、ジュエリーとアクセサリーの違いはどこにあるのでしょうか?
この記事では、ジュエリーとアクセサリーの定義と、それぞれの違いをご紹介。
ジュエリーに施される刻印についても詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ジュエリーとアクセサリーの定義
ここでは、ジュエリーとアクセサリーの定義を整理していきましょう。
ジュエリーの定義
ジュエリーは、「装身具のうち、素材に貴金属、天然宝石を用いた宝飾品」と定義されています。
上記の“貴金属”とは、ゴールドやシルバー、プラチナなど、希少価値の高い素材のことです。“天然宝石”とは、ダイヤモンドやエメラルドなどを指します。
ジュエリーの具体的な例として、「素材がプラチナで、ダイヤモンドを装飾したリング」が挙げられます。
なお、貴金属を使っているものすべてがジュエリーと呼ばれるわけではありません。
貴金属を使用していても、その純度が低ければ、ジュエリーと認められないこともあるのです。
アクセサリーの定義
アクセサリーとは、ネックレス・リング・ベルト・髪飾り・帽子など、身につける装飾品の総称のことです。
アクセサリーの最大の特徴は、「使用する素材に制限がないこと」。
アクセサリーには、ゴールドやシルバーをはじめ、真鍮・ガラス・皮革など、さまざまな素材が使われています。
ジュエリーとアクセサリーの違い
上記の定義をもとに、ジュエリーとアクセサリーの違いを整理していきます。
これら2つの違いは、「使用する素材が限定されているかどうか」です。
ジュエリーは素材に制限があるのに対し、アクセサリーは制限がありません。
ジュエリーも、“装身具”の大きな括りで見ればアクセサリーに分類されます。ただし、ジュエリーはアクセサリーのなかでも、より細かい条件が定められたものといえるでしょう。
ジュエリーに施される刻印の種類と意味
ジュエリーには、貴金属の情報を示す刻印が入っていることも多いものです。
刻印の見方を理解しておくことで、貴金属の種類や純度をひと目で把握できるようになります。
ここでは、以下3種類の貴金属について、刻印の意味を詳しく見ていきましょう。
ゴールドの刻印
ゴールドを使ったジュエリーには、「K」の刻印が入っています。
ゴールドの純度は、24分率と呼ばれる基準で表記されるのが一般的です。刻印の種類と、それぞれの刻印が示す純度は以下のとおりです。
・K24/24K:99.9%以上
・K20/20K:83.5%
・K18/18K:75.0%
・K14/14K:58.5%
たとえば、上記のうち「K18」「18K」は“18金”であることを示しています。
「K18」のように先頭にKがついていれば、日本国内で製造されたアイテム、「18K」のように後ろにKがついていれば、海外で製造されたアイテムです。
また、カラーゴールドが使われている場合、以下の刻印が入っていることもあります。
・YG:イエローゴールド
・WG:ホワイトゴールド
・PG:ピンクゴールド
プラチナの刻印
プラチナが使われているジュエリーには、「Pt」の刻印が入っています。
プラチナの純度は、1000分率で表記されるのが特徴。刻印の種類と、それぞれの純度は以下のとおりです。
・Pt1000:99.9%以上
・Pt950:95.0%
・Pt900:90.0%
・Pt850/Pt:85.0%
婚約指輪や結婚指輪などのブライダルジュエリーに使われる純度は、「Pt900」が一般的です。
Pt900は、強い輝きと加工のしやすさを兼ね備えています。
シルバーの刻印
シルバーを使ったジュエリーには、「SV」の刻印が施されます。
シルバーはプラチナ同様、1000分率で表記されるのが特徴。刻印の種類と、それぞれの純度は以下のとおりです。
・SV1000:100%
・SV950:95.0%
・SV925/STERLING:92.5%
・SV900:90%
純度92.5%のシルバーには、上記に示したように「STERLING」と刻印されることもあります。
「STERLING」は、“本物の”を意味する言葉です。
純度92.5%以上のものは“純銀”として扱われるため、このような刻印が施されています。
ジュエリーは高価買取も狙いやすい
当記事では、ジュエリーとアクセサリーの違いをご紹介しました。
アクセサリーは素材に制限がない一方、ジュエリーは制限があり、希少価値の高い素材が使われています。
そのため、ジュエリーを購入後に万が一売却する際、高価買取を狙いやすいでしょう。
福ちゃんは、ジュエリーなどの金・貴金属を買取しております。
状態のよいお品物はもちろん、チェーンが切れたネックレスなど、破損したジュエリーも査定対象となります。
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