茅台酒(マオタイ酒)は高価買取も狙える!【中国酒買取】

突然ですが、中国酒の【茅台酒(マオタイ酒)】をご存知でしょうか。
中国では”国酒”と称されるほどの高級酒として扱われ、日本でも人気の高い中国のお酒です。今回の福ちゃんコラムでは、そんな茅台酒についてご紹介します。
これを読めば、買取市場でも絶大な人気を誇る「茅台酒の豆知識」が増えますので、ぜひ最後までご覧ください。

【茅台酒(マオタイ酒)】とは

茅台酒とは、中国のお酒の1つで「中国の国酒」といっても過言ではないほど、中国を代表するお酒として知られています。
中国酒のジャンルにおいては、「五粮液」と並ぶ銘酒として評されていることで有名ですね。
▼「五粮液」の詳細に関しては、下記の記事も合わせてご覧ください。
https://www.fuku-chan.info/column/liquor/6357/
赤と白のカラーリングがされた陶器のボトルが印象的な茅台酒は、「貴州茅台酒」とも称され、中国特産の高粱(カオリャン、蜀黍、モロコシ)を原料として造られる蒸留酒です。
茅台酒は中国でよく飲まれている白酒の1つで、世界三大蒸留酒(スコッチウイスキー、コニャックブランデー、茅台酒)の一角でもあります。
茅台酒の”茅台“という呼称は、産地の茅台(貴州省北西部仁懐市茅台鎮)に由来したものです。
300年以上の古い歴史を持つ茅台酒ですが、当初から長期熟成によるこだわり抜いた造り方を貫き、1915年開催のサンフランシスコ万国博覧会では「金賞」を受賞。世界中の名酒が集まる万博で金賞を受賞した功績は大きく、その名を世界中に知られることになり、茅台酒の価格も高騰していきました。
一躍有名となった茅台酒ですが、中国では「国賓の接遇」で振舞われる機会が多くあります。例えば、1972年の「日中国交正常化式典」の宴席で、田中角栄首相と周恩来総理が茅台酒で乾杯したエピソードは非常に有名で、日本でも茅台酒が広く知られるきっかけになりました。
中国酒を語るうえで絶対に欠かせない存在といえるのが、今回ご紹介させていただく茅台酒です。

【茅台酒】の味や香り

茅台酒は白酒と呼ばれる、中国発祥の蒸留酒の1つで、「非常に高級な白酒」として有名です。アルコール度数が高く、独自の強い香りを持ったお酒で、その香りの強さは飲み干した杯にも香りが残るほど。製造時期によっても異なりますが、古い茅台酒であれば、アルコール度数が50%を超えるものもあります。
茅台酒は原料の「蒸し」「発酵」「蒸留」を繰り返す「九蒸八酵七取酒」によって造られたあと、3年以上寝かせるなど、全工程を終えるのに5年近くのサイクルが必要です。ワインのように年度ごとに発売され、その中には希少価値の高い茅台酒も存在します。
中国酒の中でも、特にこだわり抜いて造られる茅台酒ですが、日本人は茅台酒の味を苦手にしている人が多い傾向にあります。その理由としては、茅台酒は蒸留酒のためアルコール度数が高く飲みにくく、造られた年代や種類によってはアルコール度数が50%を超えるものもあるからです。そして、匂いもかなり強く、人によっては”瞬間接着剤”を思い起こす方もいらっしゃるほど、強烈な匂いがするのも原因の1つですね。
辛い料理が多い中国では、料理との相性の良さも手伝ってたくさんの人々に親しまれている茅台酒ですが、舌が痺れるような強いアルコールの味に加えて強烈な匂いもするため、日本人にとっては非常に好き嫌いの分かれるお酒です。

白酒の中で最も有名な【茅台酒】

中国酒といえば、日本では黄酒の一種である、「紹興酒(ショウコウシュ)」などが有名です。紹興酒は材料に餅米と麦麹を使い、中国で最も古いとされているお酒の1つです。
中国酒は「黄酒(ホワンチュウ)」をはじめ、「白酒(パイチュウ)」「果酒(クワチュウ)」「薬味酒(ヤオウエイチュウ)」「啤酒(ビール)」「外来酒(中国産のブランデー、ウイスキー、リキュールなどのこと)」と、大きく6種類のお酒に分類することができます。中国では、この「黄酒」と「白酒」が広く愛飲されていますね。
茅台酒はその中でも「白酒」に分類され、白酒の中では最も有名といえる存在です。中国で最も親しまれているお酒といっても過言ではありません。
日本で「白酒」といえば、「ひな祭り」を思い浮かべる方も多いと思いますが、同じ表記でも日本と中国では全く異なるお酒になります。中国の白酒(パイチュウ)は、日本の白酒(シロザケ)のように味は甘くなく、色も無色透明なのが特徴です。

【茅台酒】の種類

300年以上の長い歴史を持つ茅台酒は、これまでに多数のラインナップが展開されてきました。
今回はその中から、代表的な銘柄をご紹介します。

茅台酒【サンフラワー】

茅台酒のラベル左上にヒマワリの花のマークが刻まれた、【サンフラワー】。
現行で市販されている茅台酒より古い時代に造られ、既に終売していることから希少価値の高いお酒です。アルコール度数が55%と非常に高く、力強い芳醇な香りが特徴ですが、生産国である中国国内でも入手困難という非常にレアなお酒です。

茅台酒【天女】

茅台酒のラベル左上に天女のマークが刻まれた、【天女】。
天女マークのラベルは、新しい商品や古い商品にも利用されており、現行品にも天女マークが刻まれているのが特徴です。年代が古い「茅台酒 天女」ほど価値はあがり、プレミア価格がつきやすくなります。

茅台酒【五星】

茅台酒のラベル左上に五星のマークが刻まれた、【五星】。
現行の新しい茅台酒には付いていないラベルで、1980年代製のものが多いのが特徴です。
五星ラベルであれば30年以上前の茅台酒である可能性が高く、希少価値の高い1本ともいえますね。

茅台酒【ゴールドラベル】

茅台酒のラベル全体がゴールドカラーで包まれた、【ゴールドラベル】。
高級感あるボトルデザインが特徴で、市場でもあまり出回っていないため高い価値があります。茅台酒のゴールドラベルは今でも造られていますが、年代によってデザインが変わり、製造された時期が古ければ古いほど、価値は高くなります。

茅台酒【15年】

茅台酒の箱や付属品が特別なデザインが施され、オレンジの色のボトルと付属の赤いリボンが印象的な、【15年】。
茅台酒【15年】の15年は熟成年数を表し、”15年”のマークがプリントされているのが特徴です。元々、お祝いの席での需要が高い茅台酒ですが、15年は全体的に特別感を得られることから、贈答品としての人気もあります。

【茅台酒買取】は福ちゃんにお任せ下さい!

今回の福ちゃんコラムは、お酒の買取で高価買取も狙える「茅台酒(マオタイ酒)」についてご紹介いたしました。
「中国の国酒」と称される茅台酒は、中国酒の中でも非常に価値が高く、お酒の買取市場でも人気の高級酒です。茅台酒は1951年開催の、「サンフランシスコ万国博覧会」にて金賞を受賞。1972年の「日中国交正常化式典」の宴席では、日本の田中角栄首相をもてなす際に茅台酒が用意されるなど、世界的にも有名な中国のお酒として知られています。
お酒買取の福ちゃんでは、茅台酒買取に力を入れております。
「茅台酒 サンフラワー」「茅台酒 天女」「貴州茅台酒 五星」「貴州茅台酒 ゴールドラベル」「貴州茅台酒 15年」など、価値の高い茅台酒の高価買取に自信がございます。もし、ご自宅などに眠らせたままの中国酒があれば、迷わず福ちゃんまでご用命ください。
中国酒はいざ査定に出してみると、思わぬ高額査定となる場合がございます。
「割れてしまうのが怖い」「持ち運びするのが重くて大変」という方には、無料でご利用いただける出張買取サービスもご用意しております。
気になるお品物があれば、お気軽に福ちゃんまで、ご相談・お問い合わせください。

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