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  • 金・貴金属
  • 2024.10.28

結婚指輪のサイズの選び方|失敗を避けるためのポイントもご紹介

結婚指輪のサイズ選びで失敗してしまうと、あとで修理が必要になるほか、悲しいことにタンスの肥やしになる可能性も否めません。

こうした事態を避けるため、デザインだけでなくサイズも慎重に決めることが大切です。

この記事では、

そもそも結婚指輪のサイズとは?
結婚指輪のサイズ選びで失敗しないためのポイント
万が一購入後にサイズが変わったときの対処法

をご紹介します。

サイズ選びの基準を知りたい方や、サイズ選びで迷われている方は、ぜひご覧ください。

そもそも指輪のサイズとは?

そもそも指輪のサイズとは?
 

そもそも指輪のサイズは、リングの内周によって決まります。

日本では「」という単位で表され、1号の内周は40.8mm、2号は41.9mmです。号数が1つ上がると、内周がおよそ1mm大きくなります。

また、結婚指輪の平均的なサイズは、女性が8〜10号、男性が13〜18号とされています。

結婚指輪のサイズを決めるときのポイント

結婚指輪のサイズを決めるときのポイント
 

結婚指輪のサイズを決める際、以下のポイントを意識することで、失敗するリスクを極力回避できるでしょう。

・店舗でサイズを測ってもらう
・購入を検討している指輪を試着する
・季節や時間帯で指のサイズが変わることを知る
・ご自身のライフスタイルを考慮する

それぞれのポイントについて、詳しくご紹介していきます。

店舗でサイズを測ってもらう

糸や紙を使って自宅でサイズを測る方法もありますが、より正確に知りたいなら、店舗で測ってもらうのがオススメです。

というのも、店舗では「リングゲージ」と呼ばれる専用の道具を使って測ってくれることが多いからです。

リングゲージにはさまざまなサイズのサンプルがついており、複数のサンプルに指を通すことで、正確なサイズを測れます。

購入を検討している指輪を試着する

サイズを測るだけでなく、購入を検討している結婚指輪を試着することも大切です。

なぜなら、同じサイズの指輪であっても、指輪の幅が変わるとゆるく感じたり、反対にきつく感じたりすることがあるからです。

たとえば、指輪の幅が太くなると、指に接する面積が広くなるため、実際のサイズよりも小さく感じる傾向があります。

この感覚は実際に指輪をつけてみないとわかりません。気になる指輪があったら必ず試着しましょう。

季節や時間帯で指のサイズが変わることを知る

指のサイズは季節によって変わることを知っていると、サイズ選びで悩みにくくなります。

具体的には、夏は指がむくみやすく、冬はむくみが取れやすいものです。

この点を把握しておけば、「夏に購入するならぴったりのサイズを選ぶ」「冬に購入するなら少しゆるめのサイズを選ぶ」といった基準で選べるでしょう。

また、時間帯によっても指のサイズは変わります。

夕方以降は指がむくみやすいといわれているので、この点を考慮した上でサイズを選んでみるのもよいですね。

ご自身のライフスタイルを考慮する

ご自身のライフスタイルを考慮することも、スムーズなサイズ選びのためには大切です。

たとえば、仕事の都合で結婚指輪を取り外す機会が多い場合、サイズがあまりにぴったりすぎると取り外すときにストレスを感じることも。

取り外す頻度が高い方は、少しゆるめのサイズを選んだほうがよいかもしれません。

仕事以外にも家事や趣味など、ご自身のライフスタイルを振り返ってみてくださいね。

万が一サイズが変わったときの対処法

万が一サイズが変わったときの対処法
 

購入時はサイズが合っていたものの、その後、さまざまな理由でサイズが変わってしまうこともあります。

万が一サイズが変わったときの対処法として、購入店舗のアフターサービスを利用して、修理してもらう方法が挙げられます。店舗によっては、サイズ直しが無料でできることも少なくありません。

以下では、サイズ直しの具体的な手法を見ていきましょう。

サイズ直しの手法

サイズ直しの手法はいくつかあり、その中でも主要なものとして、以下2つが挙げられます。

・指輪を切断してサイズ直しをする
・指輪を叩いてサイズ直しをする

1つ目の「指輪を切断してサイズ直しする」手法は、もっとも一般的です。

指輪のサイズを大きくする場合も小さくする場合も、まずは指輪を切断します。大きくする場合は素材を継ぎ足し、小さくする場合は指輪の一部を切り取ります。

その後、指輪の素材よりも低い温度で溶ける合金を溶かし、切断面を接合。最後に磨いて継ぎ目を目立たなくしたら、サイズ直しが完了です。

2つ目の「指輪を叩いてサイズ直しする」手法では、サイズを大きくする場合は、指輪を叩いて伸ばします。小さくする場合は、指輪をすり鉢状の穴に叩き込んで全体に圧力をかけます。

この手法は、素材を継ぎ足したり切り取ったりするわけではありません。そのため、1つ目の方法と比べると大幅なサイズ変更は難しいのが特徴です。

いずれの手法にも共通しているのが、サイズ直しをすることで指輪に負担がかかる点です。

サイズ直しを繰り返すと、指輪の強度に影響が出ることもあるので、安易にサイズ直しをするのはオススメしません。

そもそもサイズ直しができないことも

また、指輪の素材によっては、そもそもサイズ直しができないケースもあります。

結婚指輪に使われることの多いプラチナやゴールドは、基本的にサイズ直しがしやすいといわれています。

しかし、ゴールドの中でも「ピンクゴールド」は、使用されている割金(ゴールド以外の金属)の関係で、サイズ直しが難しいことも。

指のサイズが変わる可能性は誰にでもあるので、購入店舗でサイズ直しの対応をしてもらえるか、事前に確認しておくと安心です。

結婚指輪はデザインだけでなくサイズにもこだわろう

結婚指輪はデザインだけでなくサイズにもこだわろう
 

結婚指輪は、生涯にわたって身につける大切なものです。

だからこそ、デザインだけでなく、指にぴったりと合うサイズを選ぶことが、長く愛用する秘訣です。今回ご紹介したポイントを参考に、ご自身の指に最適なサイズを慎重に見極めてくださいね。

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