オメガとタグホイヤーのどちらを選ぶべき？知名度や資産価値などを徹底比較
オメガとタグホイヤーは、比較的、手に取りやすい腕時計として支持されています。
高級腕時計の入門機として、検討する方も多いでしょう。
ところが、オメガとタグホイヤーのどちらを選べばよいのか、迷ってしまうことも。
● 知名度はどちらが高い？
● 資産価値は？
● 価格はどう？
など、オメガとタグホイヤーを徹底的に比較してみました。
スピードマスターとカレラについてもお話ししていますので、オメガとタグホイヤーのどちらがよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
オメガについて
オメガは、1848年から続くブランドです。
時計製造の工業化に取り組み、高品質の時計を提供し続けています。
オリンピック28大会で公式タイムキーパーを務めたほか、人類初の月面着陸に携行されるなど、高い精度や耐久性が特徴です。
映画『007』では、1995年以降、主人公のジェームズ・ボンドが愛用している時計としても知られています。
また、コーアクシャル機構を採用した時計は、オメガの特権ともいえるでしょう。パーツの摩耗が少ないため、オーバーホールの期間が長くなり、メンテナンス費用の削減につながります。
タグホイヤーについて
タグホイヤーは、1860年から続くブランドです。
クロノグラフ腕時計のリーダー的存在であり、モータースポーツの世界に欠かせない存在といえます。数々のF1チームとのタイアップでも知られ、スポーティーでラグジュアリーな時計を展開しています。
コストパフォーマンスに長けた生産ラインによって、比較的リーズナブルな時計に出会えるのも、タグホイヤーの魅力です。
「手の届くラグジュアリー」といわれ、初めての高級腕時計にタグホイヤーを選ぶ人も多くいらっしゃいます。
オメガ VS タグホイヤー
ここからは、オメガとタグホイヤーを、以下に挙げた3つの側面から比較していきます。
● 知名度
● 資産価値
● 価格
さっそく、見ていきましょう。
知名度
知名度を比較してみると、オメガの方がタグホイヤーよりも高い傾向です。
とくに日本において、オメガは高級時計ブランドとしてロレックスに肩を並べるほどの知名度誇り、その名は時計愛好家のみならず、幅広い層に知れ渡っています。
ただし、タグホイヤーの知名度が低いわけではありません。
タグホイヤーは、F1チームやサッカーなどとのスポンサーシップにより、世界的に知られているブランド。しかし、オメガの知名度には、今一つ及ばないのが現状でしょう。
資産価値
資産価値も、オメガの方がタグホイヤーよりも高い傾向です。
オメガとタグホイヤーは、どちらも流通量が比較的多いブランドのため、需要と供給のバランスが激しく崩れることはめったにありません。
オメガは、アンティークモデルの人気や、根強いファンの影響もあり、資産価値は高めです。一方のタグホイヤーは、並行輸入で安く購入できる点が、オメガよりも資産価値が低くなる要因になっています。
価格
価格を比較すると、タグホイヤーの方が安く手に入るモデルが多いでしょう。
オメガは、昨今の値上げやブランディングにより、数百万円のモデルが目立つようになりました。
タグホイヤーは、たとえ機械式であっても価格が低めで、コストパフォーマンスの高い時計として支持されています。
スピードマスター VS カレラ
オメガとタグホイヤーのどちらにするか迷ったら、それぞれを代表するモデルで比較してみましょう。
オメガからはスピードマスター プロフェッショナル、タグホイヤーからはカレラ クロノグラフをピックアップしています。
スピードマスター プロフェッショナル
1957年に誕生した、「ムーンウォッチ」と呼ばれるコレクションです。
人類初の月面着陸に携行した、第4世代のスピードマスターのデザインを引き継ぎながら、時代に合ったモデルを展開しています。
また、カレラと比較するために、以下のモデルを選び、基本スペックを表に記しました。
スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル310.30.42.50.01.001
| ケースサイズ | 42ミリ |
| 防水性 | 50メートル |
| ムーブメント | 手巻き |
| パワーリザーブ | 50時間 |
| 定価 | 1,078,000円（2024年9月時点） |
カレラ クロノグラフ
タグホイヤーで一番人気の高いコレクションです。
ロードレース「カレラ パンアメリカーナ メキシコ」の名を冠して、1963年に誕生しました。シンプルですっきりしたデザインが特徴で、幅広い年代の方が使えるでしょう。
スピードマスター プロフェッショナルと比較するために、以下のモデルを選び、基本スペックを表に記しました。
カレラ クロノグラフCBN2010.BA0642
| ケースサイズ | 42ミリ |
| 防水性 | 100メートル |
| ムーブメント | 自動巻 |
| パワーリザーブ | 80時間 |
| 定価 | 852,500円（2024年9月時点） |
まとめ
オメガとタグホイヤーのどちらを購入しようか、お悩みの方に向けて、さまざまな点から比較してみました。
今回の内容を、おさらいしてみましょう。
● 知名度はオメガの方が高い
● 資産価値もオメガの方が高い
● 価格はタグホイヤーの方がコスパがよい
また、それぞれの代表モデルの比較では、防水性やパワーリザーブなどの基本スペックで、タグホイヤーの方が有利といえます。
精度・機能・耐久性などは、どちらのブランドも優れているため、知名度や資産価値に重きを置きたい場合は、オメガがオススメです。
コストパフォーマンスを重視する場合は、タグホイヤーを選ぶと後悔しないでしょう。
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