人間国宝が手がけた骨董品の価値｜福ちゃんの買取価格を公開
「人間国宝の作品って、いくらで売れるの？」
「人間国宝が手がけた骨董品の価値を知りたい」
そのような疑問をお持ちのへ。
人間国宝が手がけた骨董品の買取価格、気になりますよね。福ちゃんでは、実際に買取させていただいた実績をもとに、その価値と評価のポイントを詳しく解説いたします。お手持ちの骨董品をお持ちの方は、ぜひこの記事をご参考ください。
福ちゃんは、人間国宝をはじめ、さまざまな作家による骨董品の買取を積極的に行っております。専門知識を持つスタッフが、一点一点丁寧に査定し、その価値に見合った適正な価格をご提示いたしますので、安心してお任せください。
目次
人間国宝とは？
「人間国宝」
その響きには、日本の伝統文化を極めた匠の技、そしてそれを継承する選ばれし人への敬意が込められています。
正式には「重要無形文化財保持者」と呼ばれ、文化財保護法に基づき、文部科学大臣によって認定されるのです。
陶芸・染織・能楽・歌舞伎など、歴史的・芸術的価値の高い無形の「技」を高度に体得し、後世への継承に貢献する人物が、この栄誉に浴します。
人間国宝という通称は、1955年の制度創設以来、その親しみやすさから広く浸透しました。文化財保護法には明記されていませんが、国民にとって、その存在は日本の誇りを感じさせる象徴となっています。
時代を超えて受け継がれてきた技と心を体現する人間国宝。彼らの存在は、日本の文化の奥深さと、それを支える人々の情熱を私たちに教えてくれます。
人間国宝の骨董品はいくらで売れる？福ちゃんの買取実績を公開
人間国宝の「匠の技」が息づく骨董品。
その価値を正しく評価し、高価買取を実現するのが福ちゃんの強みです。
ここからは、人間国宝の作品も含める形式で、福ちゃんが誇る買取実績の一部をご紹介いたします。
- ✔︎ 島岡達三『塩釉徳利』3万円
- ✔︎ 13代今泉今右衛門『色絵吹墨草花文 花瓶』4万5,000円
- ✔︎ 加藤卓男『呉洲鶴花文鉢』18万円
- ✔︎ 千漢鳳『新高麗呉器茶碗』8,000円
これらの実績は、福ちゃんが大切なお品物に正当な評価をさせていただいている証です。
ご自宅に眠る人間国宝の作品がございましたら、ぜひ福ちゃんにご相談ください。専門の査定士が、一つひとつ丁寧に査定を行い、その価値に見合った買取をご提示いたします。
買取実績の詳細について、それぞれ解説いたします。
島岡達三『塩釉徳利』｜買取価格 3万円
民芸陶器の新たな地平を切り開いた人間国宝、島岡達三。彼の生み出す作品は、縄文土器の力強い造形美と、現代的な感性が融合した独自の美意識を体現しています。
とくに、異なる色の土を埋め込み、縄目模様を施す「縄文象嵌」は、島岡達三の代名詞といえる技法。その作品は、国内外で高い評価を受け、骨董品市場でも常に熱い注目を集めています。
福ちゃんでは、島岡達三の作品の1つ『塩釉徳利』を3万円で買取させていただきました。
この徳利は、塩釉が生み出す美しいコバルトブルーと、縄文象嵌による力強い模様が見事に調和した逸品です。小ぶりながらも、共箱や作家サインといった要素も加わり、今回の買取価格へとつながりました。
島岡達三『塩釉徳利』について詳しくはこちら↓
島岡達三『塩釉徳利』の買取実績を公開｜福ちゃんの買取価格と査定ポイントを解説します
13代今泉今右衛門『色絵吹墨草花文 花瓶』｜買取価格 4万5,000円
有田焼の代名詞、色鍋島。その伝統を継承しつつ、新たな表現に挑戦し続けたのが、13代今泉今右衛門です。彼が生み出した「染付吹墨」の技法は、繊細な線描と墨絵のような濃淡が織りなす、独特の風合いが特徴です。
13代目の長男である、14代目が人間国宝に認定されています。
今回、福ちゃんでは、13代今泉今右衛門の『色絵吹墨草花文 花瓶』を4万5,000円で買取させていただきました。
この花瓶は、伝統的な色鍋島の様式美の中に、現代的なデザイン感覚が息づく逸品です。落ち着いた色調ながらも、草花文の生命力あふれる描写が、見る者の心を惹きつけます。
一般的に、小ぶりな花瓶は高額査定が難しい傾向にありますが、本作は「染付吹墨」という希少な技法と、13代今泉今右衛門の独創性を評価させていただきました。
13代今泉今右衛門『色絵吹墨草花文 花瓶』について詳しくはこちら↓
人間国宝「13代今泉今右衛門」について｜花瓶などの買取価格や買取相場について
加藤卓男『呉洲鶴花文鉢』｜買取価格 18万円
色彩の魔術師、加藤卓男。彼は、中国陶磁の伝統技法「三彩」と、幻の輝きを放つ「ラスター彩」を現代に蘇らせた、比類なき陶芸家です。その優れた技術と功績で、人間国宝にも認定されました。
その作品は、歴史の深淵から甦った色彩が織りなす、幻想的な美しさで人々を魅了します。
福ちゃんでは、加藤卓男の傑作『呉洲鶴花文鉢』を18万円で買取させていただきました。
この鉢は、ラスター彩の技法が用いられ、光を受けて七色に輝く鶴と花々が描かれています。さらに、トプカプ宮殿での個展に展示された可能性もあり、その希少価値は計り知れません。
加藤卓男の作品の中でも、ラスター彩の作品はとくに人気が高く、コレクター垂涎の的となっています。今回の買取価格も、その希少性と美しさ、そして加藤卓男の芸術性への深い敬意を反映した結果です。
加藤卓男『呉洲鶴花文鉢』について詳しくはこちら↓
人間国宝「加藤卓男」作品の価格は？買取相場やラスター彩に関する情報を紹介
千漢鳳『新高麗呉器茶碗』｜買取価格 8,000円
韓国の人間国宝である千漢鳳（チョン・ハンボン）氏。その名は、日本と韓国の文化を結び、茶道の新たな境地を切り開いた巨匠として、歴史に刻まれています。
日本で生まれ育ちながらも、韓国に渡り、その卓越した技術と情熱で「人間国宝」の称号を得た彼の作品は、日韓の美意識が見事に融合した、比類なき魅力を放ちます。
福ちゃんでは、千漢鳳氏の『新高麗呉器茶碗 銘:清閑』を8,000円で買取させていただきました。
この茶碗は、高麗茶碗の特徴である端正なフォルムと、深く落ち着いた釉色が織りなす、静謐な美しさが際立つ逸品。さらに、共箱には表千家14代家元「而妙斎」の書付が添えられており、その価値をさらに高めています。
作品の出来栄えはもちろん、保存状態や付属品など、さまざまな要素を総合的に評価の上、今回の買取価格とさせていただきました。
千漢鳳『新高麗呉器茶碗』について詳しくはこちら↓
韓国の人間国宝「千漢鳳」作の『新高麗呉器茶碗』を福ちゃんが買取！買取価格と査定ポイントを解説
人間国宝の骨董品買取なら『福ちゃん』にお任せください
当記事でご紹介させていただいたように、福ちゃんでは、人間国宝が手がけた作品を含め、数多くの骨董品を買取してきた実績がございます。
専門知識に基づく確かな査定力が強みです。
人間国宝の価値はもちろん、作品の状態・希少性・市場動向など、あらゆる要素を総合的に判断し、お客様の大切なお品物に正当な評価をさせていただきます。
「本物かどうか、わからない」
「売るかどうか迷っている最中だけど、まずは価値だけでも知りたい」
そのようなお悩みも、どうぞご安心ください。
福ちゃんでは、査定のみ、ご相談のみでも大歓迎です。経験豊富な査定士が、お客様の疑問や不安な気持ちに寄り添います。
人間国宝の作品をはじめ、骨董品の買取は、ぜひ福ちゃんにお任せください。
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