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二代 諏訪蘇山作『青磁袴腰香炉』の買取価格と査定ポイント|福ちゃんの買取実績をご紹介

明治時代から続く京焼の名跡、諏訪蘇山(すわそざん)。中でも二代 諏訪蘇山は、初代から受け継いだ青磁の技をさらに高め、数々の名品を生み出したことで知られています。

今回ご紹介させていただく『青磁袴腰香炉』は、二代 諏訪蘇山の代表作の1つ。その美しいフォルムと繊細な青磁の色合いは、多くの骨董コレクターを魅了してやみません。

二代 諏訪蘇山作『青磁袴腰香炉』の買取相場をお知りになりたい方、あるいは売却を考えている方は、ぜひこの記事をご覧ください。福ちゃんの買取実績や査定ポイント、諏訪蘇山の歴史などを詳しくご紹介し、読者様の疑問を解消いたします。

二代 諏訪蘇山作『青磁袴腰香炉』| 買取価格と査定ポイント

二代 諏訪蘇山『青磁袴腰香炉』買取価格と査定ポイント

福ちゃんでは、二代 諏訪蘇山作の『青磁袴腰香炉』を3万円で買取させていただきました。

今回の査定では、「作品の出来栄え」「純銀素材の火屋」「サイズ」の3つを重点的に評価いたしました。それぞれのポイントについて、詳しく解説いたします。

優れた作品の出来栄え

二代 諏訪蘇山は、青磁の革新的技法を生み出した初代から技術を受け継ぎ、中国宋時代の青磁作品に匹敵するといわれるほどの名品を数多く生み出しました。

買取させていただいた『青磁袴腰香炉』は、透き通るような半透明の青玉色が美しい逸品です。この気品溢れる清澄な釉調は、代々受け継がれる諏訪蘇山の秘技であり、高い評価を得ています。

さらに、火屋(ほや)には見事な透かし彫りが施されており、作品の芸術性をさらに高めています。

高価な純銀素材の火屋

本作『青磁袴腰香炉』の火屋は、純銀製です。

この素材の希少価値の高さも、評価ポイントの1つとなりました。

純銀製の火屋に繊細な彫刻を施すのは、諏訪蘇山作品の特徴です。素材の価値だけでなく、その精巧な作りも高評価につながりました。

サイズによる評価

今回買取させていただいた『青磁袴腰香炉』は、比較的小ぶりな作品でした。

そのため、より大きな作品と比べると、査定額は落ち着いたものとなりました。

一般的に、諏訪蘇山作品はサイズが大きいほど高額で取引される傾向があります。

⚠︎CAUTION!
当記事でご紹介した買取価格はあくまでも目安です。実際の買取価格は保管状態や市場の需給バランスなど、さまざまな要因で変動します。詳細は骨董品買取業者にご確認ください。

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諏訪蘇山の歴史| 初代から四代目までの歩み

諏訪蘇山の歴史

諏訪蘇山は、明治時代から続く京焼の名跡です。

初代から四代に渡り、その卓越した技術と芸術性で、多くの人々を魅了してきました。

とくに有名なのは、初代 諏訪蘇山が生涯をかけて探求した青磁の技。中国・宋時代の青磁に憧れ、日本の材料で再現しようと試行錯誤を重ね、独自の青磁を完成させました。

その技と精神は、二代、三代へと受け継がれ、現代まで続く諏訪蘇山の礎となっています。

諏訪蘇山の歴史を彩る主な出来事

1851年:初代 諏訪蘇山が石川県金沢市に生まれる
1879年:石川県勧業試験場の製陶助手を務める
1907年:五条坂に窯を設立して独立
1917年:宮内省帝室技芸員(※現在の人間国宝に相当)に選ばれる
1922年:初代逝去
    初代の養女「虎子」が二代目 諏訪蘇山を襲名
1924年:二代目作『青影瓷尊式花瓶』が第65回美術展覧会にて“銅賞”受賞
1970年:二代目の甥「修」が三代目 諏訪蘇山を襲名
1977年:二代目逝去
1979年:三代目が第一回新日本工芸展にて“読売テレビ放賞”受賞
2002年:三代目の長女「公紀」氏が四代目 諏訪蘇山を襲名
2005年:三代目逝去

初代の「新素材で美しいものを作陶する」という志は、今も四代目に受け継がれています。

四代 諏訪蘇山は、伝統を守りながらも現代的な感性を融合させ、新たな作品を生み出し続けているのです。

諏訪蘇山の買取実績 |希少な青磁作品を買取

諏訪蘇山の買取実績

福ちゃんでは、これまで数多くの諏訪蘇山作品を買取させていただいております。

その中でも希少な青磁作品である、『青磁小魚紋花入』と『青磁袴腰香炉 銘:信幸造』の買取事例をご紹介いたします。

二代 諏訪蘇山作『青磁小魚紋花入』| 透明感と重量感溢れる逸品

二代 諏訪蘇山『青磁小魚紋花入』

二代 諏訪蘇山作の『青磁小魚紋花入』は、青磁の透明感を最大限に引き出した美しい色合いが特徴の逸品です。

重量感のあるフォルムに施された小魚紋は、まるで小魚が水中を泳いでいるかのような生命力を感じさせます。本作品は共箱が付属しており、状態も良好です。

底には二代目の印銘である丸印の「蘇山」の落款が見られます。

三代 諏訪蘇山作『青磁袴腰香炉 銘:信幸造』| 初代の作風を受け継ぐ名品

三代 諏訪蘇山『青磁袴腰香炉 銘:信幸造』

三代 諏訪蘇山作の『青磁袴腰香炉 銘:信幸造』は、青磁の第一人者といわれた初代 諏訪蘇山に最も近い作風を持つと評される名品です。

諏訪蘇山の代名詞である、独特の釉薬の技法によって表現された澄み切った水色は、見る者を魅了します。火屋には純銀が用いられ、そこに四君子が彫られている点も大きな特徴です。

また、三足の先にある赤茶色の焼色が、作品全体を引き締めるアクセントとなっています。

底には三代目の印銘である角印の「蘇山」落款が見られます。

諏訪蘇山の買取なら『福ちゃん』にお任せください

諏訪蘇山は福ちゃんが買取いたします

京焼の名跡、諏訪蘇山(すわそざん)。

青磁の美しさを追求し、その技は四代に渡り受け継がれています。

福ちゃんでは、諏訪蘇山の作品を買取中です。

たとえば、二代 諏訪蘇山作の『青磁袴腰香炉』は、3万円で買取させていただきました。

透明感のある美しい青磁の色合い
火屋に施された精巧な彫刻
純銀素材の使用

などが、高評価につながりました。

今回ご紹介させていただいた香炉は小ぶりな作品でしたが、大きな作品や状態の良い作品であれば、さらに高額での買取も可能です。

福ちゃんでは、諏訪蘇山をはじめ、さまざまな陶芸品や骨董品の買取を強化しております。

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