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モルトウイスキーとは?定義や種類について丁寧に解説

モルト(大麦麦芽)を原料として製造されるモルトウイスキー。原料由来の香りや味わいが色濃く残っているのが特徴です。

この記事では、

モルトウイスキーの定義
製造工程
種類ごとの違い

を解説していきます。

モルトウイスキーがどのようなウイスキーかご興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

モルトウイスキーとは

モルトウイスキーとは
 

モルトウイスキーとは、「モルト(大麦麦芽)」を原料としてつくられるウイスキーです。麦芽とは、発芽した麦のことを指します。

モルトウイスキーというと、原料にモルトのみを使用しているイメージが強いかもしれません。しかし、必ずしもモルトのみを使用しているとは限らず、国によって定義が異なります。

たとえば、スコットランドやアイルランド、日本では「モルトウイスキー=モルト100%」と定められています。一方アメリカでは、原料の51%以上がモルトであればモルトウイスキーと認められるのです。

また、モルトウイスキー単体で販売されている銘柄も存在しますが、モルトウイスキーの多くは「ブレンデッドウイスキー」の原酒として使われています。

モルトウイスキーの製造工程

モルトウイスキーの製造工程
 

モルトウイスキーの製造工程は、「製麦」「糖化」「発酵」「蒸留」「熟成」の5段階に大きく分かれます。ここでは、それぞれの工程でどのような作業が行われるのか見ていきましょう。

製麦」では、発芽した麦を乾燥させて麦芽を製造。大麦のままでは糖化・発酵しにくいため、麦を発芽させる工程は必要不可欠です。

糖化」の工程では、麦芽に温水を加えて糖化させたものをろ過し、発酵に向かうための麦汁をつくります。

発酵」では、麦汁に酵母を加えて発酵させます。発酵液は“もろみ”と呼ばれ、アルコール度数は約7〜9%です。

「蒸留」の工程では、ポットスチルと呼ばれる銅製の単式蒸留器にもろみを入れ、蒸留を2回実施。この蒸留により、アルコール度数が65〜70%に高まります。

その後「熟成」で、木製樽を使ってじっくりと熟成。この工程では、使用する樽材の種類や熟成期間などの条件によって、ウイスキーの香りや味わいに個性が生まれます。

モルトウイスキーの種類

モルトウイスキーの種類
 

モルトウイスキーとひと言でいっても、以下のように複数の種類や用語が存在します。

・シングルモルト
・シングルカスク
・ブレンデッドモルト
・ピュアモルト

これらは誤って認識されていることも少なくありません。以下では、それぞれの違いを解説していきます。

シングルモルト

シングルモルト」は、1つの蒸留所でつくられた原酒のみを使用したモルトウイスキーです。

ほかの蒸留所のウイスキーが混ざっていないため、蒸留所の個性を強く感じられるウイスキーといえるでしょう。

シングルカスク

シングルカスク」とは、ほかの樽のモルトウイスキーをブレンドせずに、単一の樽(カスク)から瓶詰めしたモルトウイスキーを指します。

先ほどご紹介したシングルモルトは、“1つの蒸留所”というルールはあるものの、樽(カスク)の数に制限はありません。そのためシングルモルトには、複数の樽の原酒を使用したウイスキーも含まれます。

一方でシングルカスクは、“1つの樽”というルールがあります。

ブレンデッドモルト

ブレンデッドモルト」とは、異なる蒸留所のモルトウイスキー原酒をブレンドしたウイスキーのことです。

複数の蒸留所でつくられたウイスキーが混ざり合うことで、バランスの取れた香りや味わいが生まれます。

ピュアモルト

ピュアモルト」は、グレーンウイスキーなどほかの種類のウイスキーをブレンドしていない、“100%モルトウイスキー”を指します。

単純に「モルトウイスキー」と呼ばずに「ピュアモルト」と呼ぶのは、一体なぜでしょうか。

市場で流通しているウイスキーの多くは、グレーンウイスキーやモルトウイスキーをブレンドした“ブレンデッドウイスキー”です。

このブレンデッドウイスキーと区別し、“モルトウイスキーのみでできていること”を強調するため、あえて「ピュアモルト」と名乗っているのです。

グレーンウイスキーについて詳しくはこちら↓
グレーンウイスキーとは?特徴や国産の代表銘柄をご紹介

モルトウイスキーの個性を楽しんでみては?

モルトウイスキーの個性を楽しんでみては?
 

モルトウイスキーは、原料由来の豊かな香りや味わいを楽しめます。シングルモルトやシングルカスクの場合、蒸留所の個性やこだわりも強く感じられるでしょう。

銘柄ごとの個性を存分に楽しみたいなら、ストレートで飲むのがオススメです。アルコール度数の高さが気になる場合、ロックや水割り、ハイボールで飲むのもよいでしょう。

また、買取福ちゃんは、ウイスキーの買取実績が豊富にございます。

国外・国内ブランド問わず、幅広くお買取しており、買取に際して費用はかかりません。売却を検討されているウイスキーがございましたら、ぜひ福ちゃんにご相談ください。

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