アイリッシュウイスキー「ジェムソン」とは?定番ラインナップもご紹介
アイリッシュウイスキーの中でNo.1の販売数を誇る「ジェムソン」。クセが少なく飲みやすいことから、ウイスキーを飲み慣れていない方からも支持されています。
この記事では、ジェムソンの味わいの特徴や、ジェムソンの定番ラインナップをご紹介します。
ジェムソンにご興味のある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
アイリッシュウイスキー「ジェムソン」とは
ジェムソンは、2世紀以上もの長い歴史を持つアイリッシュウイスキーです。
アイリッシュウイスキーの出荷量の約7割を占め、世界シェアNo.1となっています。そのため、ジェムソンはアイリッシュウイスキーの代名詞といえる存在でしょう。
また、ウイスキー全体の販売量においても、世界第4位となっています。
アイリッシュウイスキー「ジェムソン」の味わい
ジェムソンは、スコッチウイスキーに感じられるようなスモーキーさやクセが少なく、すっきりとした味わいが特徴です。
原料である大麦麦芽を乾燥させる際、スコッチウイスキーのようにピート(泥炭)を使用しません。密閉炉でじっくりと乾燥させ、クセの少ない香りを生み出しています。
また、ジェムソンは「ポットスチルウイスキー」と「グレーンウイスキー」をブレンドして製造。
ポットスチルウイスキーとグレーンウイスキーのどちらにおいても、蒸留を3回行っています。時間をかけて蒸留を繰り返すことで、滑らかですっきりとした味わいになります。
さらに、熟成樽にはバーボン樽やシェリー樽を使用。これらの樽で3年以上熟成させたウイスキーには、焦がした木やバニラ、シェリーの甘い香りなどが付与されます。
アイリッシュウイスキー「ジェムソン」の定番ラインナップ
ジェムソンの定番ラインナップとして、以下3つが挙げられます。
・ジェムソン スタンダード
・ジェムソン スタウトエディション
・ジェムソン ブラック・バレル
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ジェムソン スタンダード
「ジェムソン スタンダード」はジェムソンを代表する銘柄です。
香ばしくまろやかな香りが特徴で、わずかなシェリー香も感じられます。ナッツや、ウッディな風味を伴う、滑らかな味わいが特徴です。
余韻は非常にスムースなので、ウイスキーが苦手な方でも挑戦しやすいでしょう。
ジェムソン スタウトエディション
「ジェムソン スタウト エディション(旧:ジェムソン カスクメイツ)」は、地元のクラフトビール醸造所とのコラボレーションによって生まれた銘柄です。
この銘柄は、熟成方法に大きな特徴があります。
具体的には、ジェムソンウイスキーを熟成させた樽で「アイリッシュスタウト」という種類のビールを熟成。最後に、その樽でジェムソンウイスキーを再度熟成させて仕上げます。
こうした熟成により、ジェムソンならではのスムースな味わいの中に、コーヒーやチョコレート、バタースコッチを思わせる風味も感じられる味わいとなっています。
ジェムソン ブラック・バレル
ジェムソンは創業当初、焦がした樽で熟成させる製法を採用していました。「ジェムソン ブラック・バレル」は、この製法を受け継ぎ、さらに現代的な磨きを加えた銘柄です。
香りは、バタースコッチのような甘さと、胡椒を思わせるスパイシーさが感じられます。加えて、シェリー樽由来のフルーティーな香りも豊かに広がります。
味わいは、焦がしたバーボン樽由来のスパイシーさやバニラの甘さに、シェリー樽由来のフルーツフレーバーが調和しているのが特徴です。
最後に、焦がした木とバニラを思わせる余韻が続きます。
ジェムソンはクセが少ないため挑戦しやすい
ジェムソンはスモーキーさやクセが少なく、初めての方でも挑戦しやすいウイスキーです。ストレートやロックでジェムソン本来の味わいを楽しむのはもちろん、ハイボールで爽快な喉ごしを楽しむことも可能です。
「ウイスキーに挑戦したいけれど、どの銘柄にしようか迷っている」といった方は、ジェムソンを手にとってみるのもよいかもしれませんね。
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