バスカーはどのようなウイスキー？種類ごとの味わいの違いも解説
バスカーは、歴史が浅いながらも複数の受賞歴があることなどから、大きな注目を集めているアイリッシュウイスキーです。
この記事では、
・バスカーとはどのようなウイスキーか
・味わいの特徴
・種類ごとの違い
をご紹介します。
バスカーの魅力を存分にお伝えする記事となっておりますので、ご興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
アイリッシュウイスキー「バスカー」とは
バスカー（Busker）は、2020年に誕生したばかりのアイリッシュウイスキーです。
日本でも、2021年に販売が開始されました。
バスカーが製造されているのは、アイルランドの南東部に位置するロイヤルオーク蒸留所。
この蒸留所は、2016年に操業を開始した新しい蒸留所ですが、製造能力はアイルランドの中でもトップクラスです。
1つの蒸留所で「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ポットスチルウイスキー」を製造できる、アイルランド唯一の蒸留所として知られています。
また、バスカーはまだ歴史が浅いにもかかわらず、複数の受賞歴があることでも有名です。
たとえば、バスカーが誕生した年に開催された「L.A. スピリッツ・アワード2020」では金賞を受賞。
続く翌年の2021年、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション 2021」で金賞を受賞しました。
2021年には、アメリカのワイン専門誌「ワイン・エンスージアスト」で「ザ・ベスト・バイ・アマング・アイリッシュブレンド」も受賞。数あるアイリッシュウイスキーの中で、なんとトップに輝いたのです。
アイリッシュウイスキー「バスカー」の味わいの特徴
バスカーは、ほかのアイリッシュウイスキーと比べて香りがより華やかで、トロピカルフルーツフレーバーを特徴としています。
このような香りは、バーボン樽とシェリー樽に加え、“マルサラワイン樽”で熟成された原酒を使用していることが関係しています。
マルサラワインとは、カラメルとバニラが合わさったような甘い香りが特徴のワインです。
マルサラワインを熟成していた樽を、ウイスキーの熟成に用いることで、バスカーならではのトロピカルフルーツフレーバーが生まれるのです。
アイリッシュウイスキー「バスカー」の種類
バスカーには以下のように複数の種類が存在し、ボトルの色が異なります。
ここでは、それぞれの味わいの特徴を見ていきましょう。
・バスカー アイリッシュウイスキー
・バスカー シングルモルト
・バスカー シングルグレーン
・バスカー シングルポットスチル
バスカー アイリッシュウイスキー
緑のボトルの「バスカー アイリッシュウイスキー」は、バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽で熟成させた原酒をブレンドしています。
バスカーならではのトロピカルフルーツフレーバーをしっかりと感じられる銘柄です。
バランスの取れた味わいとなっているため、どの種類を選ぼうか迷ったら、最初に飲んでおきたいボトルといえるでしょう。
バスカー シングルモルト
青いボトルの「バスカー シングルモルト」は、バーボン樽とシェリー樽で熟成させた原酒をブレンドした銘柄です。
フルーティーで華やかな香りが特徴で、ビターチョコのコクや香ばしさを感じられます。そして、甘くクリーミーな余韻が続きます。
バスカー シングルグレーン
赤いボトルの「バスカー シングルグレーン」は、バーボン樽とマルサラワイン樽で熟成させた原酒をブレンドした銘柄です。
カラメルとバニラのような香りと甘みを感じられ、ドライで甘い余韻が長く続きます。
バスカー シングルポットスチル
グレーのボトルの「バスカー シングルポットスチル」は、ポットスチル（単式蒸留器）で3回蒸留したのちに、バーボン樽とシェリー樽で熟成させた原酒をブレンドしています。
華やかでフローラルな香りや、甘みとスパイシーさが調和した温かみのある味わいが特徴です。
バスカーは今注目のアイリッシュウイスキー
バスカーは、その飲みやすい味わいや複数の受賞歴から、ウイスキーの定番銘柄となる可能性もあるでしょう。
ストレートやロック、ハイボールなどさまざまな飲み方で楽しめるので、気になる飲み方を試してみてはいかがでしょうか。
また、買取福ちゃんではウイスキーの買取を行っております。
「付属品や箱がない」「ラベルが剥がれている」など、状態があまりよくないものも買取対象（※未開封品に限ります）としております。
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